この記事では、映画『スピードトラップ』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『スピードトラップ』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0044056
製作年 | 2018年 |
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上映時間 | 130分 |
ジャンル | アクション |
監督 | ミロシュ・アヴラモヴィッチ |
キャスト | ミロシュ・ビコヴィッチ ミオドラグ・ラドニッチ ドラガン・ビョログリッチ ネボシャ・グロゴヴァッチ |
製作国 | セルビア |
映画『スピードトラップ』の登場人物(キャスト)
- マラス(ミロシュ・ビコヴィッチ)
- 表向きはカートレーサーだが、裏では高級車の窃盗をし、生計を立てている。厳格な父に育てられた。父とは不仲だが、母や弟ネナドには優しい。
- バチュ(ミオドラグ・ラドニッチ)
- マラスの相棒。気が短く怒りっぽいが、ほぼマラスの言いなりである。
- ツァール(ドラガン・ビョログリッチ)
- 小規模な車泥棒集団のボス。マラスやバチュ、ヤニのボスにあたる人物。マラスの運転技術を高く買っている。彼の部下の起こす犯罪は、ほぼ車の窃盗のみ。
- ゴラブ(ネボシャ・グロゴヴァッチ)
- ベオグラードの極悪非道な犯罪組織のボス。ブルガリアの犯罪組織のボス・ディミタルと、麻薬の売買を行っている。
- ストッパー(ミロシュ・ティモチェヴィッチ)
- 汚職警部。ゴラブと取引をする汚職警察のトップ。
- ヤニ(スルジャン・トドロヴィッチ)
- ツァールから雇われている男性。謎が多く、マラスやバチュからは信用されていない。
- ソフィア(ヨヴァーナ・ストイーリコヴィッチ)
- マラスの恋人だが彼の本業を知らないため、外出ばかりのマラスを咎める。最近妊娠していると気づいた。
- ディミタル(フリスト・ショポフ)
- ブルガリアの麻薬組織のボスだが、昨今は勢いを失いつつある。フリストの父親。
映画『スピードトラップ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『スピードトラップ』のあらすじ【起】
レーサーのマラスには、車泥棒という裏の顔があった。恋人ソフィアとの関係も良好で、2人は新居に引っ越したばかりだ。
その頃ブルガリアのディミタルは、息子フリストにベンツを運ばせていた。ベオグラードの麻薬組織の支配者、ゴラブへ届けるためだ。
ある晩マラスはバチュ、ヤニと3人で車を盗んだ。翌日3人のボスであるツァールは、孫が生まれると嬉しそうに病院へ向かう。
マラスとヤニとバチュは先日盗んだ車の報酬を受け取り、帰り道売店に立ち寄った。売店では、フリストが女といちゃついていた。マラスがふと路上を見ると、メルセデス・ベンツS500が停まっている。マラスはそのブルガリアナンバーのベンツを盗み、逃走した。
マラスからの電話で「ベンツを盗んだ」と聞いたツァールは、すぐに乗り捨てろと警告した。しかしマラスはこれを聞き入れない。
ベンツを盗まれたフリストは、ゴラブの元へ運ばれ惨殺された。
ゴラブと手を組んでいる汚職警官のストッパーは、酒場でヤニを見つけ、ベンツ泥棒について問い拷問する。
マラスたちの新居に、突然覆面をした汚職警官たちが潜入してきた。
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映画『スピードトラップ』のあらすじ【承】
ソフィアは捕まり、マラスは車を奪って逃走した。
ツァールは例のベンツの件が大ごとになっていると、病院のテレビのニュースで知る。盗まれたベンツの運転手であるフリストが惨殺されたことで、マラスに殺人容疑がかけられているのは、ツァールにとって非常に厄介なことだ。ツァールは産まれた孫と幸せそうな家族を、離れた所から眺める。ゴラブはツァールを電話で呼び出した。
やはりベンツの話である。マラスに濡れ衣を着せるべく話を進めるゴラブだが、ツァールは反論した。ツァールが去ると、ゴラブにストッパーから電話が入る。ストッパーも殺害されたフリストの写真を見て、車強盗専門のマラスがこんな残酷な殺人を犯すはずがないと睨み、ゴラブを疑っているのだ。
マラスとバチュはヤニの家へ行く。やはり情報を外部に漏らしたのは、ヤニだった。ヤニは、あのベンツはゴラブの物だったと吐く。
ゴラブは自らフリストを殺しておきながら、その父親ディミタルと酒場で会い、白々しくお悔みを言った。同席したストッパーは、この状況でディミタルとの取引を続けようとするゴラブの強欲さに呆れる。
映画『スピードトラップ』のあらすじ【転】
マラスは「なぜゴラブが車1台で騒いでいるのか」と疑問を抱き、ベンツを調べる。すると、車内に大量の薬物が隠されていた。
そこでマラスは、ツァールの元へ戻り「ゴラブに10万ユーロを要求しベンツを返そう」と提案した。しかしゴラブの恐ろしさを知るツァールは、彼に金を要求するなど、命知らずだと反対する。マラスは、ツァールの弱気な態度に腹を立てた。2人の意見は対立し、マラスはバチュとベンツで去る。
ツァールはゴラブらと会い、車がなくて返せないと伝えた。しかしその時ちょうどマラスからの電話が入ったので、ツァールは殺されずに済む。恐れ知らずのマラスは、ゴラブに対して「翌朝10時にソフィアを戻し、10万ユーロ渡せばベンツを返す」と話す。またその場に居合わせたストッパーは、やはりゴラブがフリストを殺したのだと知り、皆が去った後ツァールに取引を持ちかけた。
翌朝マラスとバチュは、屋外のカフェでゴラブを待つ。しかしゴラブは来なかった。代わりに来た部下はマラスの気が変わってないと分かると、乗ってきた車に戻り、複数人でマラスたちを銃撃した。
映画『スピードトラップ』の結末・ラスト(ネタバレ)
2人はベンツに乗り込み逃亡する。バチュは腹部を撃たれたが、マラスは病院へ連れていく気もない。怒ったバチュは病院前で車を降りた。
その頃、マラスの家族の元にも捜査が入った。これを知り、マラスは精神的に追い詰められる。またヤニも殺害されていた。
ソフィアは妊娠していた。このことを知ったストッパーは、マラスに電話をかけ伝える。
マラスはストッパーを待ち伏せし、銃で脅した。しかし元々ゴラブが厄介だったストッパーは、マラスに協力を求める。もしもゴラブを殺害すれば、ソフィアとツァールの安全は確実だと話した。またマラスも禁錮刑4~5年で済むと言う。マラスはこの取引に応じ、計画はストッパーの元慎重に進められた。
マラスはゴラブを訪ね、謝罪するふりをした。ゴラブは調子に乗り「お前の処分は後で決める」と豪語する。ベンツの元へ案内されたゴラブは、不意をつかれ、マラスから殺害された。
後日幸せそうに孫を抱くツァールを、マラスが訪ねた。マラスとツァールは和解する。
その後警察に出頭したマラスは、釈放されたソフィアと再会し抱き合った。
映画『スピードトラップ』の感想・評価・レビュー
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映画『スピードトラップ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『スピードトラップ』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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