この記事では、映画『サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0060810
製作年 | 1974年 |
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上映時間 | 81分 |
ジャンル | SF |
監督 | ジョン・コニー |
キャスト | サン・ラー レイ・ジョンソン クリストファー・ブルックス バーバラ・デロニー |
製作国 | アメリカ |
映画『サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス』の登場人物(キャスト)
- サン・ラー(本人)
- 自称宇宙議会、銀河間領域の大使。偉大な音楽家。音楽をエネルギーにして宇宙旅行をする黒人男性。
- 監視者(レイ・ジョンソン)
- 白いスーツを着た黒人の男。白人に媚を売り、権力や金を手にしている。ポン引き王。
- ジミー・フェイ(クリストファー・ブルックス)
- 黒人のためのラジオ局チャンネル5のDJ。黒人男性。いつも白い手袋をしている。
映画『サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス』のあらすじ【起】
1969年ヨーロッパで消息不明になり、宇宙を旅していたサン・ラーは、遂に理想の惑星を見つけた。その惑星は地球と波動が違い、怒りやいら立ち、銃声などが全く聞こえない。この誰もいない惑星に、黒人の移住地を作ろう。サン・ラーはそう思った。彼らの移送には、同位体瞬間移動かトランス分子化を使うことにした。
1943年のシカゴ。ストリップクラブであるバイロンズ・オブ・シカゴに、ポン引き王の監視者がやってくる。そこではサン・ラーが、サニー・レイという名でピアノを弾いていた。監視者は、サニーの演奏にケチをつける。だが彼の演奏は物凄いエネルギーを持っており、お客や家具を吹き飛ばす程の威力があった。サニー以外でその場に残ったのは、監視者だけである。テーブル越しに対峙した2人は、カードゲームを始めた。
2人はいつの間にか、砂漠の真ん中のテーブルで向き合っている。この時から、サン・ラーと監視者の対決が始まった。監視者は「世界」サン・ラーは「審判」のカードを引く。
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映画『サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス』のあらすじ【承】
ラジオのDJジミー・フェイは「音楽家であり思想家のサン・ラーが、今日宇宙からやってくる」と伝えた。サン・ラーは1969年以降、宇宙空間を旅していると噂されていた。オークランドに黄色い宇宙船で着陸したサン・ラーは、人々の注目を浴びる。宇宙船のエネルギー源を聞かれたサン・ラーは「音楽だ」と答えた。謎のヘルメットを被されたジミーは、その後救急車で運ばれる。
FBIは突如謎の宇宙船で現れたこの男が影響力を持っており、アメリカの社会構造を揺るがす脅威の存在とみなした。
サン・ラーは、黒人の若者が集まる娯楽室に現れる。皆はサン・ラーを見て、怪しいヒッピーおじさんだと笑った。だが彼が演説を始めると、皆は黙ってそれを聞く。「君たちも私も幻だ。実体のない虚像として私はここにいる。それが黒人と言うもの」サン・ラーがこう言うと、若者は頷いた。「宇宙時代を生きている」と歌う声が聞こえる。
医者に扮した監視者は、気を失ったジミーの掌を叩き、目覚めさせた。監視者はその後ジミーの病室で、ナース2人を裸にする。そして、ジミーを病室から追い出し、2人の女性を同時に抱いた。
映画『サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス』のあらすじ【転】
サン・ラーの方は、宇宙の職安を設け面接を行った。過去にNASAでエンジニアをしていたという白人男性が面接を受けたが、科学技術のレベルが高すぎて逃げるように帰っていく。我々と宇宙へ行けば、望んだもの全てが手に入るとサン・ラーは語った。
病院の件で監視者に腹を立てたジミーは、サン・ラーと手を組むことにした。ラジオDJのジミーはテレビ・新聞・映画など様々な報道機関にコネがあり、サン・ラーの黒人宇宙移送計画を広めることができる。黒人が別の惑星に行き、もう1つの運命を掴むことができれば、希望が持てるとサン・ラーは言う。
砂漠では、サン・ラーがジョーカーを、監視者がカップの2を引いた。
監視者はジミーと共に、ナース2人を娼館へ連れていき、NASAの技術者2人に紹介した。だが技術者たちは彼女たちの発言に腹を立て、思い切り殴った。傷ついた彼女らを見て、ジミーは腹を立てた。だが監視者は「これぐらい何だ」と言う。
サン・ラーはコンサートの開始前に、少し休憩することにした。だがホールの外へ出ると、NASAの技術者に拉致される。これを若者が目撃し、車で後を追った。
映画『サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス』の結末・ラスト(ネタバレ)
NASAの技術者たちはサン・ラーをロープで縛り、様々な質問を投げかける。「音楽をエネルギーに変換する方法」や「アフリカは宇宙開発しているか」などだ。技術者たちが食事で席を外した隙に、若者3人がサン・ラーの元に到着し、ロープを解いた。
コンサート会場では、観客がサン・ラーの登場を心待ちにしている。ジミーが観客の前に出て、その場を繋いだ。観客が皆で「サン・ラーを出せ!」とコールしだす。そこへサン・ラーが到着し、ステージに上がった。観客は立ち上がり、盛大な拍手で彼を迎える。「星も惑星も何もかも正しい場所にある。ズレているのは地球だけ」シンセサイザーを演奏しながら、サン・ラーはこう歌う。
NASAの技術者がステージの袖まで追ってきて、サン・ラーに銃を向ける。若者がそれに気づき、サン・ラーの代わりに撃たれた。サン・ラーは若者の傷を治し、彼を宇宙船に瞬間移動させた。続いて若者の仲間や娼婦も、宇宙船に転送される。移送計画が開始されたのだ。監視者は、娼館にいる女性が次々消え、宇宙船に瞬間移動するので腹を立てた。
たくさんの人々を乗せた黄色い宇宙船は、地球を発つ。その後、地球は爆発した。
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映画『サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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