この記事では、映画『劇場版 SPEC 結 漸ノ篇』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『劇場版 SPEC 結 漸ノ篇』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。
映画『劇場版 SPEC 結 漸ノ篇』 作品情報

- 製作年:2013年
- 上映時間:94分
- ジャンル:SF、コメディ、サスペンス
- 監督:堤幸彦
- キャスト:戸田恵梨香、加瀬亮、向井理、大島優子 etc
映画『劇場版 SPEC 結 漸ノ篇』 評価
- 点数:65点/100点
- オススメ度:★★★☆☆
- ストーリー:★★★☆☆
- キャスト起用:★★★★★
- 映像技術:★★★★☆
- 演出:★★★★☆
- 設定:★★★☆☆
[miho21]
映画『劇場版 SPEC 結 漸ノ篇』 あらすじネタバレ(起承転結)
映画『劇場版 SPEC 結 漸ノ篇』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む
映画『劇場版 SPEC 結 漸ノ篇』 あらすじ【起・承】
クローンニノマエたちとの戦いで、全治3ヶ月の大怪我を負った瀬文焚流。
見舞いにやってきた当麻紗綾は、ニノマエたちに誘拐されたまま行方不明になっていた潤と、母の青池里子が警察病院で目撃されたのを最後に、再び行方不明になったと知らせる。
一方、世界の要人たちが集まる秘密会議。
「プロフェッサーJ」と名乗る女のマッドサイエンティストでもあり、スペックホルダーでもある人物から、ニノマエのクローンの失敗作の映像が送られてきた。
能面を付けた日本からの参加者「卑弥呼」は、自分を先人類の末裔と名乗り、スペックを使って他国に宣戦布告をした。
クローンニノマエを消滅させた白い帽子の男セカイは、青池潤と行動を共にしていた。
潤は卑弥呼やセカイの仲間で、少女の姿から大人の姿に変化していた。
セカイの前では嫌悪感をあらわにしながらも、当麻をかばって怪我を負い、瀕死の状態だった里子の命を救い安全な場所に匿う潤。
未詳の野々村係長は若い愛人の雅との旅行を計画していたが、雅に諭され単独行動を始める。
当麻を含めたスペックホルダーたちを殲滅する計画、シンプルプランを阻止するべく、プロフェッサーJの作ったウィルスを独自に入手する野々村。
しかし、里子の部下の宮野が他国のスパイであり、彼の手で野々村は殺害されてしまう。
映画『劇場版 SPEC 結 漸ノ篇』 結末・ラスト(ネタバレ)
当麻の自宅に、亡き父の東大時代の後輩の湯田(とうだ)と名乗る人物が訪ねてくる。
瀬文を連れて自宅に戻った当麻は、父の本当の研究内容がパラレルワールドに関わるものだったこと、そのせいで暗殺されたと聞かされる。
しかし当麻の祖母、葉子がスペックホルダーに操られ、自宅を爆発させた。
瀬文の機転で当麻は助かるが、湯田は大火傷を負い葉子は死んだ。
落ち込む当麻と瀬文の元に、野々村が残した「引継書」を読んだ馬場たちが駆けつける。
単独行動をする野々村を探すため、スペックを使って未来予知のスペックホルダー冷泉を召喚しようとする当麻だったが、彼女のスペックは暴走して使えない。
未詳に戻った当麻と瀬文の元に、野々村からシンプルプランのウィルスが届く。
当麻のツテでワクチンを作るように頼み込むが、そこに野々村が現れる。
続いてミイラになって死んだはずの吉川が現れ、野々村は偽物だと告げる。
マダム陽から情報を得て吉川は蘇生させられており、それを引継書で知らされていた当麻たちと、知らなかった偽野々村。
乗っ取られた野々村と戦いになるが、すでに死んだはずの彼は最後の力で部下たちを救った。
悲しむ間もなく、そこに現れた水を武器にするスペックホルダー城旭斎浄海(じょうきょくさいじょうかい)との戦いの中で、当麻はウィルスに感染してしまう。
そしてプロフェッサーJだと思われる浄海も、ウィルスに感染すると暗殺されてしまった。
映画『劇場版 SPEC 結 漸ノ篇』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)
映画『劇場版 SPEC 結 漸ノ篇』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む
シリーズを通して見ないと面白くないストーリー
ドラマ版「SPEC」、スペシャルドラマ「SPEC 翔」、映画化1作目「劇場版 SPEC 天」から続くストーリー。
また、全ての始まりを描いたスペシャルドラマ「SPEC 零」を見ていなければ、意味がわからなくなりがちな設定。
特に、序盤や内容の多くは前作のラストから続いているもので、シリーズ全てを見ていないと、わからない部分が多く出てくる。
当麻の死んだはずの弟陽太で、時を止めるスペックの影響で外見も名前も変わったニノマエと両親が死んだ飛行機事故の真相、「SPEC 翔」で死んだはずの吉川(きっかわ)が登場するため、なおさら本作だけ見て楽しむのが難しくなっている。
だが、シリーズを全て見てきたファンなら楽しめるストーリーではある。
また、世界感を同じくする「ケイゾク」を知るファンならば、野々村係長の決め台詞や“連続殺人鬼朝倉”を連想させる言葉に、懐かしさを覚えるだろう。
時間の使い方がもったいない
雷竜太演じる野々村係長の殉職は、「ケイゾク」時代からの出演者という事もあって大きく取り扱われているが、回想シーンがあまりにも長すぎる。
回想シーンの後に「劇場版 SPEC 結 爻ノ篇」に続くという切り方なので、完結編の後編に全て放り投げた印象を覚える。
ところどころに挟まれた小ネタは面白く、手術中にバナナを食べる医者、当麻の独特の言葉使い、キーボードを叩きすぎて壊す瀬文などには笑ってしまう。
未詳や餃子屋に貼られたポスターにも、ちょっとしたひねりが効いている。
スペックが暴走する当麻と瀬文の、仲間以上恋人未満の関係性も、じれったいがそのままが良いと思える距離感になっている。
当麻のスペックの暴走シーンのVFXは、回を追うほどに謎と不気味さが増えていて、ハラハラドキドキさせられる。
ふざけた名前で呼ばれるスペックホルダー役の、香椎由宇の怪演は見事だが、出番が少なすぎるようにも思える。
頭脳戦で敵を上回る秘策で勝利するという展開を望んでいる人には、全くもっと刺さらない話になってしまった。逆に特殊能力バトルの力技対決を期待しているなら大好物。
個人的にはスケール、風呂敷を広げ過ぎて誰も収拾がつけられなくなってしまったという印象だ。ドラマの頃の展開が好きだっただけに、どうしてこうなったという感じ。でも物語の結末を見守りたいがために頑張るしかない。
野々村課長は良かったが、彼の退場でこの作品の終わりを強く感じた。(男性 30代)
『SPEC』シリーズならではの超能力バトルが満載の今作。ストーリー的には前作の天よりも更にドラマシリーズを通して見ていないと理解が出来ないと思うので、劇場版から挑戦する方にはオススメしません。
しかし、ドラマシリーズやスペシャルドラマを見ていたファンにとっては非常に面白く、過去の登場人物が再登場するなどサプライズいっぱいの作品だったでしょう。
ラストは中途半端で後編に丸投げした感じなので爻ノ篇も続けて見ることをおすすめします。(女性 30代)
シリーズを追ってきた者としては、ついに核心に迫る展開にワクワクした。ニノマエやシンプルプランなど、これまで張られてきた伏線が少しずつ繋がり始めるが、まだ全貌は見えない構成がもどかしくも魅力的。瀬文と当麻の関係性もより深まり、バディものとしての魅力も健在。次作への期待を強く持たせる中間章だった。(30代 男性)
正直、漸ノ篇単体では完結しないことが前提なので、観終わった後に物足りなさは残る。ただ、その分スケールの大きさと世界観の広がりは圧倒的で、SPECという作品の奥深さを改めて感じた。当麻の葛藤や孤独が丁寧に描かれているのも印象的。(20代 女性)
物語がかなり複雑で、しっかり理解するにはシリーズ全体の知識が必要だと感じた。それでも、SPECホルダーたちの能力バトルや、世界を巻き込む陰謀のスケール感は見応えがある。結末に向けての布石として重要な位置づけの作品だと思う。(40代 男性)
当麻のキャラクターがより際立っていて、彼女の選択や苦悩に感情移入した。SPECという能力が単なる力ではなく、重い意味を持っていることが強調されている。物語としては途中段階だが、その分次への期待が高まる構成だった。(30代 女性)
テンポはややゆっくりだが、その分一つ一つの要素が丁寧に描かれている印象。シンプルプランの存在や、世界の構造が徐々に明らかになる過程が面白い。ラストに向けての不穏な空気が強く、続編が気になる終わり方だった。(20代 男性)
シリーズの集大成に向けた重要なパートとして、しっかり役割を果たしている。複雑な設定や多くの登場人物が絡み合い、理解するのは簡単ではないが、その分考察のしがいがある。SPECの世界観の広がりを感じられる作品だった。(50代 男性)
キャラクター同士の関係性がより深く描かれていて、ドラマとしても見応えがあった。当麻と瀬文のやり取りにはこれまでの積み重ねが感じられ、感情的なシーンも印象的。物語の全貌はまだ見えないが、それが逆に魅力になっている。(30代 女性)
能力バトルとミステリー要素が融合した独特の世界観が健在で、ファンとしては楽しめる内容だった。ただし、初見では理解が難しい部分も多く、シリーズを追っていることが前提の作品だと感じた。続編へのつなぎとしては十分。(40代 男性)
映画『劇場版 SPEC 結 漸ノ篇』を見た人におすすめの映画5選
劇場版 SPEC 結 爻ノ篇
この映画を一言で表すと?
すべての謎と運命が収束する、壮大な完結編。
どんな話?
漸ノ篇で張られた伏線を回収しながら、SPECホルダーたちの戦いは最終局面へと突入する。当麻と瀬文は世界の命運を左右する選択を迫られ、これまでのすべてが一つの結末へとつながっていく。
ここがおすすめ!
シリーズの集大成として、これまでの物語をしっかりと締めくくる内容。漸ノ篇で感じた疑問や伏線が回収され、感情的にも見応えのあるラストが待っているため、続けて観ることで真価が発揮される作品。
TRICK 劇場版
この映画を一言で表すと?
超常現象の裏に潜む真実を暴く、ユーモア×ミステリー。
どんな話?
自称天才マジシャンと物理学者が、不可解な超常現象の謎に挑む。事件の裏には必ずトリックがあると信じ、奇妙な出来事を論理的に解き明かしていく。
ここがおすすめ!
独特の世界観とキャラクターの掛け合いが魅力で、シリアスとユーモアのバランスが絶妙。SPECと同様に、能力や不可思議な現象をテーマにした作品が好きな人におすすめ。
インセプション
この映画を一言で表すと?
夢と現実が交錯する、極上の知的サスペンス。
どんな話?
他人の夢の中に入り込み、アイデアを植え付ける技術を持つ男が、不可能とされる任務に挑む。夢の中のさらに夢へと潜る中で、現実との境界が曖昧になっていく。
ここがおすすめ!
複雑な構造と緻密なストーリーが魅力で、観るたびに新たな発見がある。SPECのように設定や世界観を深く楽しみたい人にぴったりの作品。
アンフェア the movie
この映画を一言で表すと?
裏切りと陰謀が渦巻く、緊迫の刑事サスペンス。
どんな話?
敏腕刑事が巨大な陰謀に巻き込まれ、組織の中に潜む裏切り者を追う。信頼していた人間の裏の顔が明らかになる中で、真実を突き止める戦いが繰り広げられる。
ここがおすすめ!
予測不能な展開とスリリングなストーリーが魅力。SPEC同様に、複雑な人間関係と陰謀が絡み合うドラマを楽しみたい人におすすめ。
GANTZ
この映画を一言で表すと?
理不尽な戦いに巻き込まれる、極限のSFアクション。
どんな話?
死んだはずの人間たちが謎の空間に集められ、未知の敵と戦うことを強いられる。なぜ戦うのかも分からないまま、命を懸けたミッションに挑む。
ここがおすすめ!
理不尽な設定と緊張感ある展開が魅力で、観る者を引き込む力がある。SPECのように能力や異能バトル、世界観の謎を楽しめる作品としておすすめ。



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