この記事では、映画『スピーシーズ 種の起源』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『スピーシーズ 種の起源』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0029795
製作年 | 1995年 |
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上映時間 | 108分 |
ジャンル | SF ホラー スリラー |
監督 | ロジャー・ドナルドソン |
キャスト | ベン・キングズレー マイケル・マドセン アルフレッド・モリナ フォレスト・ウィテカー |
製作国 | アメリカ |
映画『スピーシーズ 種の起源』の登場人物(キャスト)
- フィッチ(ベン・キングズレー)
- 外宇宙に存在する知的生命体から送られてきたデータを元に、未知のDNAを研究していた研究所の所長。
- プレストン(マイケル・マドセン)
- フィッチから招集を受けた、通称「解決屋」と呼ばれるプロの殺し屋。
- ローラ(マーグ・ヘルゲンバーガー)
- フィッチから招集を受けた生物学者。
- ダン(フォレスト・ウィテカー)
- フィッチから招集を受けた霊能力者。霊能力を用いて警察の捜査に協力したこともある。
- アーデン(アルフレッド・モリーナ)
- フィッチから招集を受けた人類学者。
- シル(成長時:ナターシャ・ヘンストリッジ / 少女時:ミシェル・ウィリアムズ)
- フィッチが未知のDNAを用いて誕生させた生命。
映画『スピーシーズ 種の起源』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『スピーシーズ 種の起源』のあらすじ【起】
アメリカのとある研究所で、1人の少女がガラス張りになったドームの中に収容されていた。所長のフィッチは部下に命じ、ドームの中に毒ガスを注入して少女の命を断とうする。しかし少女は驚異的な身体能力を発揮し、厚いガラスを打ち破って研究所から逃走していく。
フィッチは逃走した少女を追うため、生物学者のローラ、人類学者のアーデンに加え、警察の捜査に協力したこともある霊能力者のダン、そして「解決屋」と呼ばれるプロの殺し屋・プレストンを招集する。
フィッチは集まった4人のメンバーに、研究所で起きたことの詳細を語る。数年前、地球から外宇宙に向けて発信していた電波に、知的生命体と思われる存在から返答が来た。その生命体から送られてきた情報を元に作り出した、未知のDNAを人間の卵子に注入した結果生まれたのが、逃げ出した少女=シルだった。
シルの成長速度は異常に速く、わずか数か月で少女の年齢にまで発育する。しかしシルの様子に何か不審なものを感じたフィッチは、大人に成長する前に抹殺しようと考えたのだった。
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映画『スピーシーズ 種の起源』のあらすじ【承】
シルは研究所を逃亡した後、搭乗客のカバンを盗んで電車に乗り込む。そして電車内の食堂に忍び込み、くすねた食料に夢中で食らいつくうち、シルの体内から何本もの触手が伸び始め、やがてシルは大きなサナギのような袋に覆われる。そこに女性の車掌がやって来るが、サナギから伸びた触手に捕らわれ、袋の中に収納される。
やがてサナギの袋を突き破るようにして、全裸の女性が姿を現す。シルはサナギの中で、成人女性にまで成長していたのだった。成長したシルは車掌の服を奪い、次に停車したロサンゼルスの駅で電車を降り、人波の中に紛れていく。
フィッチたちはシルの後を追い、電車の中にあったサナギを発見する。ローラはサナギを見て、シルは恐らく大人に成長しているはずだと推測する。またダンは、大人に成長したとしてもシルの内面はまだ少女のままで、教育を受けずに成長したため良心というものがなく、邪魔になった者を次々に殺していく可能性があると考える。
映画『スピーシーズ 種の起源』のあらすじ【転】
その頃シルはロサンゼルスの町で、男性が多く集まる場所を探し、クラブへと入り込んでいた。シルの中で、子孫を残したいという欲求が沸き上がっていたのだ。美しく成長したシルはクラブにいた男を誘惑すると、その男の家へと向かう。
ロスの町で情報を収集していたフィッチたちもクラブへ駆けつけ、シルと出て行った男の家に急ぐが、フィッチたちが到着した時、男はすでに殺されていた。男は糖尿病患者で、恐らくシルは本能的に相手が病気だと察したが、それでも男が関係を迫ったために殺されたのではないかとダンは推測する。
シルが男を誘ったのは、恐らく繁殖のためだろうとローラは考え、子供が生まれたらその子供も急成長し、取り返しがつかなくなると予想する。しかしシルは逃亡する間に知能も発達し来ていて、フィッチたちが自分を追っていることに気付く。
フィッチたちは車で逃走するシルを見つけ追跡するが、シルの車は森の中に入ると、高圧電流のブレーカーに衝突し炎上してしまう。フィッチはシルが焼け死んだものだと考えるが、プレストンは何かおかしいと考えていた。
映画『スピーシーズ 種の起源』の結末・ラスト(ネタバレ)
シルは逃亡中に捕らえた女性を車に乗せていて、ブレーカーに衝突する前に車から飛び降り、自分が死んだかのように偽証していたのだった。シルが死んだと思って安心し、フィッチたちは滞在していたホテルに戻るが、そのホテルにシルが現れる。
逃亡中に髪の色を変えていたシルは、気付かれることなくアーデンに近付き、関係を持つことで妊娠する。そこでダンが、ホテル内にシルがいることに気付くが、シルはアーデンを殺して地下道へと逃げていく。
フィッチはプレストンやローラと共にシルを追うが、フィッチが地下道内で惨殺される。その後シルが子供を生み落とすと、子供もすぐに成長し、プレストンたちに遅いかかってくる。プレストンはシルの伸ばした触手に捕らわれそうになるが、火炎放射器で対抗し、なんとかシルと子供を焼き殺すことに成功する。
これで地球外生命体の危機も去ったかと思われたが、プレストンが切断したシルの触手を、地下道にいたネズミが食べていた。シルのDNAを取りこんで凶暴化したネズミは、エサにするため他のネズミに触手を伸ばして捕らえるのだった。
映画『スピーシーズ 種の起源』の感想・評価・レビュー
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映画『スピーシーズ 種の起源』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『スピーシーズ 種の起源』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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