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映画『スピード』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『スピード』の概要:時速50マイル(80km)以下になると爆発するバスを舞台に、爆破犯とSWAT隊員との攻防を描くノンストップ・アクション大作。主演のキアヌ・リーブス、サンドラ・ブロックの出世作となった。

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映画『スピード』の作品情報

スピード

製作年:1994年
上映時間:115分
ジャンル:アクション、サスペンス
監督:ヤン・デ・ボン
キャスト:キアヌ・リーヴス、デニス・ホッパー、サンドラ・ブロック、ジョー・モートン etc

映画『スピード』の登場人物(キャスト)

ジャック(キアヌ・リーブス)
若く行動力のあるSWAT隊員。爆破予告を受け、危険も顧みずバスに飛び移る。やや無茶をしすぎる傾向にある。
アニー(サンドラ・ブロック)
偶然爆弾付きのバスに乗り込んでしまった女性。車の運転が大好きだが、現在スピード違反で免停中。
ハワード・ペイン(デニス・ホッパー)
一連の爆破事件の犯人。爆破事故で指を失った元警官で、警察に恨みを持っている。
ハリー(ジェフ・ダニエルズ)
ジャックの相棒。爆弾に精通している。憎まれ口をたたくこともあるが、ジャックにとって大事な存在だ。
マクマホン分隊長(ジョー・モートン)
ジャックとハリーが所属する隊の分隊長。

映画『スピード』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『スピード』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『スピード』のあらすじ【起】

ビルのエレベーターに爆弾が仕掛けられ、身代金が要求された。SWATからジャックと相棒のハリーの隊が現場へ向かう。予告時刻前に爆発が起こるが、機材が引っかかりエレベーターが停止した隙に、2人は乗員全員を助け出した。ジャックは爆破犯がビル内に潜み監視していると気づく。貨物エレベーターを調べたジャック達は犯人と直面。犯人にハリーを人質にされ、ジャックはハリーの足を撃つ。犯人はやむなく1人で逃走、爆弾が暴発して犯人は死亡した……はずだった。だが後日、2人の勲章授与式をテレビで見る犯人の姿が。犯人は死んでいなかったのだ。

次の日、ジャックは知り合いのバス運転手に声をかけられる。直後、彼の運転するバスが爆発した。公衆電話に爆破犯から電話がかかってくる。ビル爆破を台無しにされて、犯人が仕返しを始めたのだ。犯人は通勤ラッシュ時のバスに爆弾を仕掛け、身代金を要求する。爆弾は時速50マイル以下に速度を落としたり、乗客を降ろしたりすれば爆発するという。

一方、爆弾が仕掛けられたバスでは、乗り遅れたアニーが走って乗り込むところだった。ジャックは爆弾の仕掛けられたバスを追いかけ、時速50マイル以下に落とさないよう警告し、バスに乗り移る。同じころ、警察にもバスの爆破予告が届いていた。

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映画『スピード』のあらすじ【承】

ジャックは乗客に事情を説明しようとするが、自分を追ってきたと勘違いした男が銃を取り出す。他の乗客が止めようとした拍子に、運転手が大けがをしてしまう。アニーが運転を代わり、ジャックは爆弾の件を乗客に説明する。爆破予告はたちまちマスコミにも伝わり、各局がこぞって中継を始める。爆破犯は中継を見ながらバスの様子を監視していた。

ジャックは爆弾に詳しいハリーに電話で相談しながら、車体の下に仕掛けられている爆弾を見つけ出す。爆弾には時計の起爆装置が付いているようだ。ハリーは犯人が警察の手の内を見透かしている事に疑問を持ち、元警察官の資料を調べ始める。一方バスでは、速度を落とさないよう必死だ。高速道路を下りたが、時速50マイルを保つには障害物が多すぎる。マクマホン分隊長は、バスを開通前の道路に誘導する。無事開通前の道路に入り、アニーは胸をなでおろす。

マクマホン分隊長たちは乗客を降ろさせようとしていた。そこへ中継を見ていた犯人から電話がかかってくる。ジャックは重傷を負った運転手を降ろすよう交渉に成功した。無事運転手を警察車両に移すが、乗客の1人が耐えきれなくなりバスを降りようとしてしまう。その様子を見た犯人は、バスの昇降口を爆破。彼女はバスから落ち死んでしまった。

映画『スピード』のあらすじ【転】

1人が死んだことにより、バス内の緊張は極限状態に。しかも、数km先で道路が途切れているという。ジャックはバスを飛ばすため、アニーにバスを加速させる。ついに道路が途切れ、バスは宙を舞った。無事向こう岸に着き、バス内は一転歓喜に満ち溢れる。ジャックはバスを空港に向かわせる。空港なら障害物なしに滑走路を回っていられるし、中継ヘリも入れない。

爆破犯から再び電話がかかってきた。身代金受け渡しについてだった。犯人は自分が勲章だけ渡されてクビになったことを恨んでいるようだ。犯人には身代金交渉のためと偽って、ジャックはバスから降りる。ジャックはバスの前に回り込み、滑車に乗ってバスの下にもぐりこんだ。爆弾を解体する気なのだ。

ジャックは爆弾解体を試みるがうまくいかない。その時爆破犯の正体をハリーが突き止めた。名前はハワード・ペイン、爆破事故で指を失った元警官だった。解体を一時中断し、ハリーはハワードを逮捕しに行く。ジャックは車体下から出ようとするが、滑車のワイヤーが切れバスにひかれそうになってしまう。ジャックは車体にドライバーを刺し、何とか引き上げてもらう。だがそのせいでガソリンが漏れ出してしまった。

ハワード逮捕のため自宅に向かったハリーだったが、それは罠だった。自宅はハリーもろとも爆発する。相棒の殉職をハワードから知らされ、ジャックは怒りに我を忘れそうになる。アニーの言葉で冷静になったジャックは、バスの車載カメラで監視されていたことに気づく。音声は録画されていない。ジャックは車載カメラの映像を録画してもらう。それを代わりに流し、その隙に乗客を降ろす作戦だ。

映画『スピード』の結末・ラスト(ネタバレ)

乗客はばれずに無事バスを降り、車内にはジャックとアニーだけが残った。ジャックとアニーはハンドルとアクセルを固定し、車体下のドアを滑車代わりにバスの外へ脱出する。速度を落とし始めたバスは、無人の飛行機にぶつかり、爆発した。無事に助かり、安どするジャックとアニー。そこへ、爆発に気づいていないハワードから電話が入り、警察は受け渡し場所のごみ箱へ急行する。ハワードはバスを爆破しようとし、監視カメラのトリックに気づいてしまう。怒り狂ったハワードは警察のふりをしてアニーを誘拐、地下から身代金を奪い取る。

ハワードを追いかけたジャックの前にいたのは、爆弾を巻かれたアニーだった。ハワードはアニーを盾に逃げようとする。ハワードは地下鉄を乗っ取るが、ジャックに後を追われ逆上する。地下鉄の上での取っ組み合いの末、ハワードは信号にぶつかり死亡した。しかしブレーキが故障、地下鉄は暴走している。ジャックはカーブで地下鉄を脱線させ止めようとする。抱き合いながらその時を待つ2人。地下鉄は地上にまで飛び出し、やっと止まった。2人はヤジ馬も気にせずキスをするのだった。

映画『スピード』の感想・評価・レビュー

キアヌ・リーブス主演のアクション映画。速度が50km以下になると起爆する爆弾が仕掛けられたバスでSWAT隊員が奮闘する姿を描く。

キアヌ・リーブスと共演のサンドラ・ブロックを世に知らしめる作品となった本作は、「ノンストップ・アクション」と言う新たなジャンルを開拓した一作である。次々にトラブルが発生し、見ている人間に息を付かせる暇を与えないような演出は公開から20年以上経った今も語り継がれる。(男性 20代)


キアヌ・リーブス、サンドラ・ブロックの若い頃のアクション映画です。次から次へと事件が起こり、一息つけないストーリーとなっています。今となっては、それおかしいでしょと思う部分も多々ありました。

犯人が何で爆弾を仕掛けたのか、その目的だけが謎に包まれたまま終わってしまって、スッキリしない終わり方だったなと思いました。(女性 30代)


サンドラ・ブロックが一躍有名スター女優となった作品である。車好きだがスピード違反で免停中、そんな一般女性アニーがバスに乗り込んだためにキアヌ・リーブス演じるSWAT隊員ジャックと共に事件に巻き込まれてしまう。パニック系のアクション映画だが、アニーがあまりにもどこにでも居そうな普通の女性で(失礼!)ジャックがその辺にはそうそう居ない超イケメンなので、観ているとアニーになりたいとさえ思えた。

デニス・ホッパー演じる犯人ハワードの演技には味があり、執念深さが面白い。

個人的には分かり易いストーリー展開には満足で、キアヌのイケメンぶりだけでも観る価値大である。(女性 40代)


キアヌ・リーブス主演のアクション映画。
速度が時速80キロ以下になると爆発してしまうという設定が素晴らしい。これによって、緊張感が煽られ、視聴者は常にハラハラドキドキしている状態になる。より主人公・ジャックを応援したくなるわけだ。
デニス・ホッパー演じる犯人・ハワードがとても憎たらしく、それもプラス要素となっている。
そして、この映画の陰の主役として強烈な印象を放っているのがサンドラ・プロックだろう。慌てながらも何とか状況を打破しようとジャックに応援するじゃじゃ馬キャラを見事に演じている。(男性 40代)


地上波で何度も放送されていますが、ついつい全部見てしまう作品です。どのシーンもハラハラするので、ここが凄い!というインパクトのあるシーンはないのですが、何度見ても面白い魅力があります。
悪役のデニス・ホッパーが、悪役が似合いすぎていて印象に残りません。犯行動機がきちんと明かされないからでしょうか。
サンドラ・ブロックとキアヌ・リーヴスのカップルだけでずっと見ていられますね。この2人がカップルで出演している映画は少ないですが、全て面白いです。今作は爆破シーンが多いアクションなので気軽に鑑賞できます。(女性 30代)


めちゃくちゃ面白いというのが直後の感想。文字通り最後まで目を離せなくなるアクションで、どう乗客を救うのかという不安や期待を抱きつつ観ていたが、期待以上のアクションシーンや速度以下になったら爆発するなどという細かい設定も含めたアイデアがなるほどと頷く面白さがある。

狂気のデニス・ホッパーも良くて、悪役が良いからこそ生きるアクション映画だと思った。結局最後ロマンスに発展するのは典型的なアメリカハリウッドって感じがして愛しいのもポイント。(女性 20代)


キアヌ・リーブスといえば『マトリックス』という人も多い中で、自分にとってはこの作品がキアヌと言えばに当たる。内容は「暴走車もの」だが、車がずっと走りっぱなしというだけで、よくもこんなに面白く仕上げることができるものだとアイディアに感心した。脚本も無駄がなく、一瞬たりとも気が抜けないアクション映画の教科書と言えるほど。

若いキアヌもカッコいいし、ヒロインのサンドラ・ブロックも良い。というか、この二人の組み合わせが良い。(男性 30代)


母親が大好きな作品で、子供の頃にVHSのテープが擦り切れるほど見せられたので私が映画好きになるきっかけとなった作品かもしれません。
当時は特に何も思わず見ていましたが、大人になって改めて見るとキアヌ・リーブスのかっこよさがやばいですよね。最近は長髪のキャラクターが多いですが、短髪で痩せている頃の彼は本当に美しい。一生懸命なサンドラ・ブロックも応援したくなってしまうほど慌てているのでとてもリアルで、見ているこちらにまで緊張感が伝わってきます。
犯人役のデニス・ホッパーの絶妙な気持ち悪さがなんともクセになります。(女性 30代)

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