映画『スパイラル：ソウオールリセット』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『スパイラル：ソウオールリセット』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『スパイラル：ソウオールリセット』の作品情報
映画『スパイラル：ソウオールリセット』の登場人物（キャスト）
映画『スパイラル：ソウオールリセット』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『スパイラル：ソウオールリセット』の感想・評価・レビュー
映画『スパイラル：ソウオールリセット』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

映画『スパイラル：ソウオールリセット』の作品情報

出典：https://spiral.asmik-ace.co.jp/

製作年	2021年
上映時間	93分
ジャンル	ホラー
監督	ダーレン・リン・バウズマン
キャスト	クリス・ロックサミュエル・L・ジャクソンマックス・ミンゲラマリソル・ニコルズ
製作国	アメリカ

映画『スパイラル：ソウオールリセット』の登場人物（キャスト）

ジーク（クリス・ロック）: 警察官であるが群れることを嫌い、勝手な単独捜査をして上司の手を焼かせている。元警察署長を父に持っていることからあまり良く思わない者もおり、警察署では肩身の狭い思いをしている。
ウィリアム（マックス・ミンゲラ）: 警察学校を首席で卒業した新人警官。上司の指示により、ジークの相棒となる。妻と産まれたばかりの息子がおり、順風満帆な生活を送る。12歳の頃から警察になるのが夢だった。
マーカス（サミュエル・L・ジャクソン）: 元警察署長であり、ジークの父である。現在は一線を退いているが、マーカスに憧れるものは多く、ウィリアムもその１人である。

映画『スパイラル：ソウオールリセット』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）

映画『スパイラル：ソウオールリセット』のストーリー（あらすじ）を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『スパイラル：ソウオールリセット』のあらすじ【起】

パレードの日、警察のマーブはひったくりを目撃し、犯人を追いかける。犯人を追って下水道へと足を進めたマーブは背後から何者かに襲われ気を失う。

マーブが次に目を覚ますと、舌を金属の金具に固定された状態で脚立に立たされていた。するとテープが流れ、脚立から降りて舌を引きちぎるか、2分後に来る電車に轢かれるかを選べと言われる。結局マーブは電車に轢かれてしまうのであった。

ジークは一匹狼で好き勝手に潜入捜査を行っていた。怒った副所長のアンジーはジークにウィリアムと共に行動するよう命じる。渋々、通報のあった現場にウィリアムを連れてジークは向かう。警察署に戻ったジークの元に郵便物が届く。中にはUSBが入っており、映し出された裁判所へとジークは向かう。

裁判所の壁に再び箱を見つけたジークが中を確認すると、そこには抜かれた舌と警察バッジが入っていた。それはマーブのものであり、マーブと仲の良かったジークは大きなショックを受ける。

アンジーの指示で、マーブの事件はジークが指揮を取ることになる。マーブの事件は過去に起きたジグソウの事件に酷似していることに気が付く。

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映画『スパイラル：ソウオールリセット』のあらすじ【承】

パレードの日、マーブがベニーという男を追っていたと知ったフィッチはベニーを追っていた。ジークとフィッチはそりが合わず、フィッチはジークに何の報告もなく捜査を進める。

ベニーの部屋を訪れたフィッチは背後から何者かに襲われ、次に目を覚ますと指に金具を着けられた状態で水槽に入れられていた。するとテープが流れ、指を引きちぎるか感電死をするか選べと言われる。結局フィッチは感電死してしまう。

翌日、ジークの元へ郵便物が届く。中身はUSBであり、映し出された場所へ向かうとそこにあった箱にはフィッチの指と警察バッジが入っていた。

ジークはピートという男の元を訪れる。ピートは、過去にジークが解雇させた相手であった。ピートは、警察が人を屋根から投げ捨てたのを目撃し、証言しようとしていた男を、証拠隠滅のために射殺したのである。

ジークは元警察署長で父親でもあるマーカスのもとを訪れるも留守であり、昨日から姿が見えず心配していた。

翌日、警察署に郵便物が届き、中を確認すると、ウィリアムの子供の名前が刺青された皮膚が入っていた。ジークはウィリアムの死を悟り、大きなショックを受けるのであった。

映画『スパイラル：ソウオールリセット』のあらすじ【転】

警察署ではアンジーが資料庫で何者かに襲われる。目を覚ますと、首の根本に設置された刃で首の脊髄を切るか、高温の蝋が顔に降り注ぐかを選べと言われる。異変に気が付いたジークがアンジーの元に駆けつけるが、アンジーは既に窒息死していた。

その後、再度ピートが怪しいと踏んだジークはピートの家へと向かう。しかしそこで何者かに襲われてしまうのであった。

ジークが目を覚ますと、倉庫のような場所で片手は手錠で繋がれていた。ヘアピンで手錠を外し、先へ進むと拘束された状態のピートを発見する。ピートに括り付けられたテープを再生すると、助けても見殺しにしてもいいと言われる。次の瞬間機械が作動し、ピートへと多数のガラス片が突き刺さる。必死にピートを助けようとしたジークであったが、ピートはガラスにより失血死してしまう。

ジークが先へと進むと、そこにはなんとウィリアムが居たのである。ウィリアムの本当の名前はエマソンであり、ピートが過去に証拠隠蔽の為に殺した男の息子であったのだ。当時、エマソンが事件を目撃したのを見かけたジークは、幼いエマソンに、しーっとポーズをとったのであった。

映画『スパイラル：ソウオールリセット』の結末・ラスト（ネタバレ）

エマソンは父を殺された復讐のために、隠蔽に関わった警察達を皆殺しにすることにしたのだ。隠蔽に関わったマーカスもエマソンの復讐の対象であった。

エマソンについて足を進めると、宙吊りの状態で身体から血が滴り落ちるマーカスを発見する。エマソンは1発だけ銃弾が入った銃をジークに渡すと、父を助けるために近くにある的を撃つか、父を犠牲にしてエマソンを撃ち殺すか選択しろと言う。

ジークが的を撃つと、マーカスは地上に降ろされる。その隙に逃げたエマソンをジークは追いかける。エマソンは、倉庫で銃を乱射している者が居るとSWATに嘘の通報をしており、通報を受けたSWATはマーカスがいる部屋の扉をこじ開ける。

その瞬間、エマソンの仕掛けにより再び地面に立たされたマーカスは銃を構えたような姿勢を取らされる。マーカスの姿を見たSWATはマーカスが犯人だと勘違いし、マーカスに向かって発砲する。ジークは必死に止めに入るが、マーカスはそのまま殺されてしまう。その間にエマソンは逃げていく。

エマソンは逃げる時、ジークの方へ振り向き、しーっとポーズをとった。それは、エマソンが幼い頃、父を殺された時に、ジークが幼いエマソンにしたことと全く同じであった。

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