この記事では、映画『砂のフォトグラフ』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『砂のフォトグラフ』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0087207
製作年 | 2021年 |
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上映時間 | 78分 |
ジャンル | ヒューマンドラマ |
監督 | 櫻井信太郎 |
キャスト | 結木さくら 藤江れいな 紘毅 大島直也 |
製作国 | 日本 |
映画『砂のフォトグラフ』の登場人物(キャスト)
- あやめ(結木さくら)
- 学生時代に両親を亡くし、兄と2人で暮らしている。兄は自堕落な生活を送っており、家政婦のように扱われることにストレスを感じている。不動産屋に勤務し、客として訪れたさやかに魅了されていく。
- さやか(藤江れいな)
- 写真家を職業としており、物件を探している。きらびやかで天真爛漫な性格である。
- あやめの兄(紘毅)
- 家のことはあやめに任せっきりで、仕事もせず、毎日ゲームばかりの自堕落な生活を送っている。
映画『砂のフォトグラフ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『砂のフォトグラフ』のあらすじ【起】
不動産屋に勤務するあやめのもとに1人の女が物件を探しに訪れる。彼女の名はさやかと言い、天真爛漫な性格にあやめは少々圧倒される。
物件に案内するなり、一眼レフで写真を撮るさやか。さやかは写真家だそうだ。条件に合った物件は見つからず、またいい物件があれば連絡しますというあやめに、さやかはいきなり抱きつき、またねと行って去っていく。
あやめは兄と2人暮らしであるが、兄は働きもせず朝から晩までゲーム三昧で、家政婦のように扱われることにあやめは強いストレスを感じていた。
ある日、あやめはさやかが不倫をしているところを見かける。次の日、さやかに紹介した高級物件の契約が決まり、相手が市役所の部長であることから、あやめは昨日見かけたさやかのことを思い出していた。
部屋の清掃を終え、うたた寝してしまったあやめ。さやかのシャッターを切る音で目を覚ます。さやかは唐突に、あやめにモデルになって欲しいと依頼する。あやめは断り、その場をあとにする。
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映画『砂のフォトグラフ』のあらすじ【承】
ある夜、あやめは家を出てさやかの家へと向かう。ドア越しに中の音を聞こうとするあやめの背後からさやかが現れ、モデルやる気になった?と声を掛ける。家へ案内されたあやめ。さやかはお互いを呼び捨てで呼び合うことを提案する。
あやめのことを聞かせて欲しいというさやか。あやめは自分の過去について語りだす。あやめは交通事故で両親を亡くしてしまったそうだ。さやかも両親はおらず、境遇が似ていることからあやめは徐々にさやかに心を開いていく。
今晩は泊まって行ってというさやか。あやめは寝室で中々眠れずにいた。そこにさやかが現れ、2人は一緒の布団に入る。さやかは早く一緒に住めるといいねと声を掛けてそのまま眠る。
次の日、さやかはあやめの家族写真を眺めていた。何かを思い立ったようにあやめのことを起こすと、朝食を食べ、今度の休みに一緒に海へ行こうと提案するのであった。
海へ向かう2人。楽しそうに駆け出すあやめを横目にさやかはあやめの家族写真を見ながら深刻そうな表情を浮かべている。
海辺でポーズを決めるあやめ。さやかは一緒に写真を撮りたいと言い、セルフタイマーを設定していると、あやめの友達であるえみに話しかけられる。
映画『砂のフォトグラフ』のあらすじ【転】
今日訪れた海は最後の家族旅行先であったようだ。えみとあやめが仲良さげに話すのをさやかは少し離れた場所から静かに見守っていた。
あやめが家族で海を訪れた日、さやかもあの海に居たのだ。そして遠くからシャッターを切っていた。あやめはえみに別れを告げ、えみは車で帰っていく。
あやめがさやかに2人で写真を撮ることを忘れていたと謝り、ここで撮ろうと言うと、海じゃなきゃ意味がないとさやかは言う。あやめとさやかはそのまま微妙な雰囲気で別れる。
あやめが家に帰ると、家は兄により荒れていた。ご飯くらい自分で作ってというあやめに、お願いと兄は泣きつくのであった。
あやめは遂に耐え切れず、荷物をまとめて家を飛び出す。プリンを2つ買って、さやかの家へと向かうと、さやかは玄関のエントランスで部長と楽しそうにしていた。一瞬あやめの方を見たが、まるで見ていないような態度を取った。結局あやめは職場で一夜を過ごす。
翌日、さやかはあやめの家を訪ねていた。窓から兄の姿を確認し、窓をノックすると、兄はさやかちゃん?と声を掛けた。さやかは兄に手料理を食べさせ、お兄ちゃんのことを聞かせてと言う。
映画『砂のフォトグラフ』の結末・ラスト(ネタバレ)
あやめが家に帰宅すると、さやかが家に居た。楽しそうに2人で食事をする姿を見たあやめは、複雑な表情を浮かべ玄関へと足を進める。
その頃、社長は部長にさやかとの関係を聞いていた。なんと部長はさやかの叔父であった。母が自殺し、孤独となったさやかを当時支えることのできなかった部長は、今となって援助をしているそうだ。
玄関で金属バッドを手に持ったあやめは、2人のもとへと戻り暴れると、さやかにもううんざりだから出て行ってと大声をあげる。さやかは泣きながら家をあとにした。
翌日、会社に行ったあやめは社長から話を聞く。社長が部長から聞いた話によると、さやかとあやめは腹違いの姉妹だったそうだ。だから兄はさやかの存在を知っていたのだ。全ての真相を聞いたあやめは黙ってうつむいている。
その頃さやかは荷物をまとめて、1人で海に居た。海の方へと足を進めるさやか。そこに学生時代のさやかが現れ、さやかを思いとどまらせる。
あやめが家に帰ると、兄がエプロンをつけて料理を用意していた。炊飯器の中に炊けたご飯はおかゆ状態であり、思わず笑ってしまうあやめ。
海で写真を撮るあやめと兄。その隣には笑顔で微笑むさやかも一緒に居た。
映画『砂のフォトグラフ』の感想・評価・レビュー
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映画『砂のフォトグラフ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『砂のフォトグラフ』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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