この記事では、映画『ステージ・マザー』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ステージ・マザー』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0054930
| 製作年 | 2020年 |
|---|---|
| 上映時間 | 93分 |
| ジャンル | ヒューマンドラマ コメディ |
| 監督 | トム・フィッツジェラルド |
| キャスト | ジャッキー・ウィーヴァー ルーシー・リュー エイドリアン・グレニアー マイア・テイラー |
| 製作国 | アメリカ |
映画『ステージ・マザー』の登場人物（キャスト）
- メイベリン（ジャッキー・ウィーヴァー）
- 地元の聖歌隊で歌唱指導をしている。1人息子のリッキーはゲイであることをカミングアウトされてから疎遠となってしまった。リッキーの訃報を機にゲイバーの経営者となる。
- シエナ（ルーシー・リュー）
- リッキーの親友。道端で偶然出会ったメイベリンとすぐに意気投合し、メイベリンにベビーシッターをしてもらう代わりに住居を提供する。
- ネイサン（エイドリアン・グレニアー）
- リッキーのパートナー。メイベリンのせいでリッキーと結婚することができなかったとメイベリンを敵視する。リッキーと共同でパンドラボックスというゲイバーを経営していた。
映画『ステージ・マザー』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『ステージ・マザー』のあらすじ【起】
ゲイバーの控室で出番を待っていたリッキーは、ドラッグを鼻から吸い込みそのまま舞台へ上がる。舞台上で踊り出すリッキーであったが、そのまま倒れてしまう。
聖歌隊で歌唱指導をしているメイベリンが家へ帰宅すると、リッキーの友人だという者から電話が入る。電話はネイサンからであり、リッキーはメイベリンの息子であった。電話の内容はリッキーの死を知らせるものであった。
悲しみに暮れるメイベリンを心配する夫のジェブ。2人はリッキーがゲイであることを理解できず10年以上疎遠となっていた。ジェブの反対を押し切り、リッキーの葬儀に参列したメイベリンであったが、ゲイバーのメンバーであるドラッグクイーンが踊り出すような式であり、メイベリンはたまらず会場をあとにする。
翌日、リッキーのアパートに向かったメイベリン。そこにはパートナーのネイサンが暮らしていた。リッキーのことを理解せず見放したメイベリンをネイサンは冷たくあしらう。
アパートの外でベビーカーを押す、シエナという女性に出会う。シエナはリッキーの親友であり、メイベリンとシエナはすぐに打ち解けた。シエナはメイベリンをディナーへ誘い、そこにネイサンも誘うことを提案する。
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映画『ステージ・マザー』のあらすじ【承】
リッキーはメイベリンの許しがないと結婚はできないと日頃から話していた。そのせいで結婚できないままリッキーを亡くしてしまったことから、ネイサンはメイベリンを敵視していたのだ。
2人が住んでいたアパートはリッキーが契約していたものであることから、ネイサンはここから出て行かなくてはならないと言う。更に、リッキーはパンドラボックスというゲイバーを経営しており、ネイサンは共同経営者であったが、店も全てリッキーの名義になっているため、ネイサンが手出しすることは一切できず、アパートもゲイバーも全て身内であるメイベリンのものとなるらしい。
驚いたメイベリンであったが、ネイサンにお願いしてゲイバーに連れて行ってもらう。リッキーに会いに来ていた客も離れてしまい、1番人気のパフォーマーも辞めてしまって、パンドラボックスの経営は行き詰っていた。
試しに2ヵ月店を任せて欲しいとメイベリン。リッキーが大切にしていた場所を守るためにパンドラボックスの再建を考えたのだ。
若手3人の歌唱力に目をつけたメイベリンは、3人に歌唱指導を行い、生歌をライブで披露させるために練習を重ねる。結果、再建後のショーは大成功を収めたのであった。
映画『ステージ・マザー』のあらすじ【転】
メイベリンがホテルにショーの宣伝をしに行くが、ボーイは相手にしてくれなかった。そこに偶然通りがかったホテルのオーナーであるオーガストは1度ショーを見に訪れ、観光客へショーの宣伝をすると約束してくれた。メイベリンとオーガストは互いに惹かれ合っていたが、既婚者であるメイベリンは思いとどまっていた。
メイベリンはドラッグ中毒のメンバーを救ったり、親と疎遠になってしまったメンバーの親子の仲を取り持ったり、男から暴力を振るわれたシエナを助けたりと、パンドラボックスにとって唯一無二の存在となっていった。
オーガストのおかげでパンドラボックスの経営は回復し始め、メイベリンも充実した日々に生き生きとしていた。
そんな時、ライブ中にジェブが現れる。メイベリンをテキサスに連れ戻しに来たのだ。メイベリンはテキサスに帰る代わりに、パンドラボックスを全てネイサンに譲ることを条件とする。
メイベリンは自分が居なくても大丈夫なようにと、シエナの子供の保育所を探し、ショーの演出家を探し出す。そして皆に惜しまれながらテキサスへと帰って行くのであった。テキサスに帰ったメイベリンは心ここにあらずという様子であった。
映画『ステージ・マザー』の結末・ラスト（ネタバレ）
メイベリンがネイサンにもらった、リッキーのDVDを見ているとジェブに消されてしまう。そこで2人は口論になる。メイベリンは一向にリッキーを認めようとしないジェブに別れを突きつけ、パンドラボックスへ戻ることを決意する。
メイベリンはオーガストを探し出し、オーガストに気持ちを伝えると、オーガストがメイベリンに、今夜の予定は？と聞く。するとメイベリンは、私もそれを聞きに来たと笑顔で答えるのであった。
パンドラボックスの控室で準備をするメイベリン。ネイサンの紹介のあとにメイベリンがステージに登壇する。彼女が着る真っ白なドレスには、リッキーの映像が映し出されていた。メイベリンはステージでドラッグクイーン達と共に思い切り歌を披露する。それはかつて若い頃のメイベリンの夢だったのである。ステージをやりきったメイベリンの顔は幸せそうな笑顔で満ち溢れていた。
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映画『ステージ・マザー』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ステージ・マザー』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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