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映画『スタンド・バイ・ミー』あらすじ&ネタバレ感想

監督はロブ・ライナー。原作はスティーブン・キングのthe boy(死体)。主題歌はベン・E・キングの「スタンド バイ ミー」。アカデミー脚色賞、ゴールデングローブ作品賞、監督賞にノミネートしている。

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映画『スタンド・バイ・ミー』 作品情報

  • 製作年:1986年
  • 上映時間:84分
  • ジャンル:ヒューマンドラマ
  • 監督:ロブ・ライナー
  • キャスト:ウィル・ウィートン、リバー・フェニックス、コリー・フェルドマン、ジェリー・オコンネル、キーファー・サザーランド etc…

映画『スタンド・バイ・ミー』 評価

  • 点数:50点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★☆☆☆
  • 演出:★★☆☆☆
  • 設定:★★★☆☆

映画『スタンド・バイ・ミー』 あらすじ(ストーリー解説)

映画『スタンド・バイ・ミー』のあらすじを説明します。

作家のゴードン・ラチャンスは「弁護士クリストファー・チェンバーズ刺殺される」という新聞記事を目にする。クリス(クリストファー・チェンバーズ)はゴーディ(ゴードン・ラチャンス)の少年時代の親友であり、少年時代の事を思い返す。
1950年のオレゴン州。12歳の夏である。ゴーディとクリス以外にもテディとバーンが仲が良く4人はいつも一緒に遊んでいた。木の上に立てた秘密小屋に集まってタバコを吹かしたり、ふざけながらトランプをしたり…。ある日、バーンがある不良グループの妙な噂を耳にする。3日前から行方不明になっているブラワーという少年が電車に跳ねられて死体となり、30キロ先の森で野ざらしになっているとの話だ。4人は「死体を見つければ有名になれる」と思い死体探しの旅に出る事になる。
不良グループも後に車で死体を探しに行き、死体の現場でゴーディ達と鉢合わせるがこの時点では、ボスのエースの耳には入ってないので動いては居ない。この不良グループにはクリスとバーンの兄も存在しているのでグループ同士が会えば、少年達はいじめられたり、怯えてたりしていた。死体現場で鉢合わせた鉢合わせた二組。
果たして、死体をめぐった争いはどうなるのか…。ゴーディ達は死体を見つけて有名になれるのか…。

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映画『スタンド・バイ・ミー』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『スタンド・バイ・ミー』のついて、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

話の軸

この映画はストーリーが淡々と進むので注目ポイントを挙げておきます。
一つは「4人の少年」です。この4人はそれぞれ家庭環境が異なり4つのしがらみが自然と交ざりあっています。少年時代特有のものです。大人になると損得勘定の付き合いが必ず付きまといますから。子供の男性は100%経験してるし大人の男性は100%再現出来ない関係だと思います。
もう一つは「ゴーディと死」です。兄の死、死体探し、クリスの死…。死と直面する事が多いゴーディ。人間は死から逃れられない事をゴーディは良く知っているんですね。時系列では、親友のクリスの死が最後ですが、冒頭シーンで亡くなりラストシーンで亡くなったクリスを小説のインスピレーションに取り入れている。死ぬことで包まれた作品とも捉えられるんですが、そんな空気はほぼ感じさせないのがこの作品のすごい所でもあると思います。

テーマ

友情と「ひと夏の思い出」を通して大人に成長する過程を描いていると思います。
死体を見つけた後の帰り道のシーンが好きです。全員が口を対して開かなく帰路を辿る。何でもないシーンのようで整理がつかない気持ちを頭が巡っているのだと思いました。
その整理がつく頃には一歩大人になると思うんですよね。…帰宅してから卒業に向けてみなが自然とバラバラになっていったみたいですし…。
つまり、テーマは「成長」だと思います。


80年代が舞台の現代の映画に偉大な影響を与えていると一瞬で分かった。少年期の青春の中にある、大人への反抗、死との向き合い、仲間との分裂と成長が画面いっぱいに描かれた本作が映し出すノスタルジーに共感する人も多いはず。

子供のアドベンチャーストーリーに他ならないのに、どの世代の大人たちの心にも響いているのではないか。自分もいつも心のどこかで子供時代への懐古と憧れを抱いているのだろうと思わせてくれて、その懐かしさに思わず浸りたくなってしまう素晴らしい映画だ。(女性 20代)


言わずと知れた名作映画。

この作品の良いところは12歳の少年たちのそれぞれが抱える悩みや、友人たちとの関係性がとてもリアルであるという点だ。大人になってからでは決して友人にはならないような人とも、少年時代は年が近い、近所に住んでいるという理由だけで関係を深めることがある。そして互いの状況に理解を示したり、示せなかったりして成長していく。気づいたときはすっかり疎遠になることもある。リバー・フェニックス演じる一番の友人は、あっけなく亡くなってしまったことがラストに述べられる下りは本当にリアルに感じた。

そういうものだよな、と過去の自分の友人たちを思い出しては感傷に浸れる映画だ。(男性 30代)


12歳の少年4人のある夏の日の冒険物語です。映画のタイトルと同じ主題歌『Stand by me』も有名です。2日間の冒険を通して様々な経験をし、道中では少年たちのそれぞれの心に持つ闇の部分が語られていきます。線路のシーンやヒルのシーンなど印象的な場面はいくつもありますが、それぞれの語る親や大人への思いがとても心に残ります。旅を終えて町に戻った少年たちにはそれまでの町が小さく見えます。きっと旅を通して彼らが成長した証拠なのだろうと感じる場面でした。

リバー・フェニックスはもちろんのこと、少年4人の演技力が素晴らしいなと感じました。(女性 40代)


ストーリーに起伏がない作品です。小さい頃観たからかあまり良い印象は持っておらず、蛭のシーンが一番印象に残りました。死体を探しに行くのが目的なのに、肝心の死体を見つけてからの描写シーンが短く納得いきませんでした。
エンディングは大人になって目指していた小説家になっていたシーンで終わるので、とてもお洒落です。ただ、大人になってからのシーンは子供時代のシーンよりも暗めに描かれています。そこも子供時代にしか見いだせない輝いた哀愁が失われた描写かなと感じます。
大人になってから観たら味わい深い作品です。(女性 30代)


この作品は「名作」と呼ばれる部類に入るのでしょうが、共感度が高いのは男性なのかなと感じました。以前『トレインスポッティング』を鑑賞した時にも全く同じ気持ちになったのを覚えています。「男の子の青春ってこれなの!?」と。
様々な家庭環境や問題を抱える4人が集まり、同じ経験をし、成長していくストーリーですが、そこには終始「死」が付きまとっていて、ただの青春・冒険と言ったものではありませんでした。
私は共感できませんでしたが、自分の青春と重ね合わせて楽しめるととても面白い作品だと思います。(女性 30代)


特にある年齢層の男性のノスタルジーをかき立てるであろう一本。子供時代を振り返って自分に酔いしれずにはいられない向きには名作になるだろう。確かに画面に漂う空気感は、実際にそれを体験していない自分にとってすら「懐かしい」と思わずにはいられない。しかしこれを単なる「ちょっと良い話」に終わらせないのは、子供達の冒険の目的がリアルな死体絡みという設定だろう。ざくっと人のグロい部分に切り込むのはさすが原作スティーブン・キング。むしろそこがこの作品の味わいどころかもしれない。(男性 40代)

映画『スタンド・バイ・ミー』 まとめ

個人的に好きな映画です。というか男性受けは非常に良いと思います。誰しもが少年時代にこれに似た思い出があると思いますし、こういう大人や女性からしたら不可解な行動ってわくわくするんですよね。自分の小さな世界を飛び出す訳だし。少年達の登場シーンで出てくるような秘密小屋と言い…。少年時代を思い出す要素が詰まった作品だと思いますよ。
私自身、少年時代に近所の電車停泊所に作った秘密基地を思い出しましたし。
そして、この作品同様みんな大人になっていくんですよね。大人の男性が楽しめる作品であり、自分自身が大人として頑張ろうと思える作品だと思います。内容云々より感覚で楽しむ映画という感じです。ラストシーンでのゴーディの小説を作成しているシーンがまた大人の顔してるんで好きです。しいて言うなら、ゴーディの物語の話は長ったらしくていらないですね。
後、女性が見るのは感情移入できないのでは…と思いました。作品自体が古いので近年の若者が観ても共感は得られないと思います。

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