この記事では、映画『スティール・コールド・ウインター 少女』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『スティール・コールド・ウインター 少女』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0025509
| 製作年 | 2013年 |
|---|---|
| 上映時間 | 109分 |
| ジャンル | サスペンス ミステリー |
| 監督 | チェ・ジンソン |
| キャスト | キム・シフ キム・ユネ ムン・チャンギル チョン・インギ |
| 製作国 | 韓国 |
映画『スティール・コールド・ウインター 少女』の登場人物（キャスト）
- ユンス（キム・シフ）
- ソウルからスイ村に引っ越してきた。村で見かけたヘウォンのことが気になり、声を掛けるが相手にされない。
- ヘウォン（キム・ユネ）
- ユンスのクラスメート。クラスでは孤立しており、妙な発言をすることから仲間外れにされている。
映画『スティール・コールド・ウインター 少女』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『スティール・コールド・ウインター 少女』のあらすじ【起】
両親とともにソウルからスイ村に転校してきた高校生のユンス。ユンスが村を歩いていると、凍った湖を制服のままでスケートを滑る女子高生を見かける。
翌日、転校先のクラスでスケートの少女を見かける。少女の名はヘウォン。ユンスが話しかけるが、全く相手にされなかった。そこで隣の席のヨンジュンにヘウォンのことを尋ねる。妙なことばかり言うからクラスで仲間外れにされているそうだ。
ユンスはヘウォンと一緒に昼食を食べようと、ヘウォンを追いかけて屋上へと行く。するとヘウォンは屋上の縁に立っており、危ないと声を掛けるヘウォン。その時ヘウォンは激しい耳鳴りに襲われる。ソウルで友人が屋上から飛び降り自殺したところを目の当りにして以来、トラウマとなっていたのだ。
ユンスが学校から帰宅途中、クラスメートのジヨンの父がヘウォンの父に殴りかかっていた。ヘウォンの父がジヨンに乱暴したそうだ。怒りが収まらないジヨンの父にヘウォンは何かを耳打ちするとジヨンの父は黙り込む。
ユンスが何を言ったのかと聞くと、安東に隠し子が居ることを知っていると言ったそうだ。どうして知っているのかと問うユンスに、私にはわかるのとヘウォンは言うのであった。
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映画『スティール・コールド・ウインター 少女』のあらすじ【承】
怒ったジヨンがヨンジュンらにヘウォンを痛い目にあわせてと言う。ヨンジュンがヘウォンに暴行しようとした為、ジヨンは慌てて、本当はスカートをめくられただけだからその辺にして欲しいと止めに入るが追い返されてしまう。ヨンジュンがヘウォンに襲いかかろうとした時、村長が駆けつけ止めに入るのであった。
翌日、ユンスはヘウォンに話しかけ一緒に帰る。2人は帰り道に湖の側の小屋へ入ると、ユンスはヘウォンに新しいスケート靴をプレゼントする。ヘウォンは初めて笑顔を見せ、2人は湖の上を滑るのであった。
学校で、ジヨンが、ヘウォンは父と近親相姦の関係だとユンスに言う。怒ったユンスは教室を飛び出す。気になったユンスがヘウォンの家を訪れると、ヘウォンに抱きかかえられて眠るヘウォンの父を見かける。1度家に帰ったユンスであったが、気になりもう1度ヘウォンの家を訪れると、包丁を持って父の部屋に入っていくヘウォンを見かける。
翌朝、ヘウォンの父の死体が見つかる。村長をはじめとした住民は自殺だと言うが、腕がなくなっていることから殺人を疑う。ユンスは迷いながらも、あの夜にヘウォンが包丁を持っているところを見かけたと警察に証言する。
映画『スティール・コールド・ウインター 少女』のあらすじ【転】
ヘウォンに同じく話をすると、あの日父の側に包丁を置いたとヘウォンは言うのであった。続けてヘウォンは、友人はあなたのせいで死んだのではないと言う。私も父を殺したわけではない。僕たちはやっていない。と2人は抱き合い身体を重ねる。
翌日、ヘウォンが警察に連れていかれたと知り、急いでヘウォンの家へと向かうユンス。ヘウォンの家では警察がヘウォンの父の腕を探していた。ユンスを見かけた警察は、ユンスの証言でヘウォンを捜査していると言う。ユンスが警察に証言したことが村中で噂となっていたのだ。
後日、ヘウォンが釈放されたと知り、自分の噂話のせいでヘウォンを失うかもしれないと思ったユンスは慌ててヘウォンの家へと向かうが留守であった。その頃、ヘウォンは村長の家に居た。村長は口蹄疫に感染した豚の処理をヘウォンの父にやらせる代わりに、金や食べ物を与え、さらにはヘウォンに性的行為を要求していたのだ。
ユンスが湖へ向かうと、ヘウォンが小屋の中で座り込んだまま意識を失っていた。ユンスはヘウォンを抱えて、村の診療所へと向かう。医師を呼び、検査をしてもらうとヘウォンは妊娠していることが発覚する。
映画『スティール・コールド・ウインター 少女』の結末・ラスト（ネタバレ）
意識を取り戻したヘウォンに向かって、医師は、近親相姦で妊娠するなんて可哀相だと言う。ユンスは、近親相姦の噂を流したのはお前だなと言って医師をスケート靴で瀕死の状態にする。
医師の死体を埋めるため、スコップを取りに行ったヘウォンは途中で村長が警察に口蹄疫の豚を山に埋めさせ、金を渡しているところを見かける。ヘウォンは村長に見つかってしまうが、何も見ていないと言って、自分のスカートを捲りあげ、村長を誘惑する。抱きついてきた村長を、ユンスが背後からスコップで殴り殺すのであった。
ユンスは医師と村長を埋めると、ヘウォンと一緒にバスに乗って村を離れる。食堂で食事をしていると、スイ村の村長と医師が殺害され、容疑者は高校生とみられるとニュースで報道される。村長の周辺を捜査したところ、村長はテヤン社と供託して口蹄疫の豚の売買を手掛け、テヤン社から多額の報酬を受けていたそうだ。
テヤン社が口蹄疫の豚を極秘で村長に処分させ、その代わりに多額の報酬を支払い、村長はその裏金で村人を操っていたのだ。ユンスとヘウォンは村の湖に戻って2人で氷上を滑る。湖では氷がひび割れする音がしていた。2人は手を取り、愛の言葉を述べる。
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映画『スティール・コールド・ウインター 少女』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『スティール・コールド・ウインター 少女』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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