ディズニーが誇るアトラクション『ホーンテッドマンション』が実写映画化!999体もの幽霊が住まうホーンテッドマンションでの騒動をコミカルに描く。1000体目はあなたになるかもしれない。
映画『ホーンテッドマンション(実写)』の作品情報
- タイトル
- ホーンテッドマンション
- 原題
- Haunted Mansion
- 製作年
- 2023年
- 日本公開日
- 2023年9月1日(金)
- 上映時間
- 122分
- ジャンル
- ホラー
アドベンチャー - 監督
- ジャスティン・シミエン
- 脚本
- ケイティ・ディポルド
- 製作
- ダン・リン
ジョナサン・アイリヒ - 製作総指揮
- ニック・レイノルズ
トム・ペイツマン - キャスト
- ラキース・スタンフィールド
ティファニー・ハディッシュ
オーウェン・ウィルソン
ダニー・デビート
ロザリオ・ドーソン
ダン・レビ
ジェイミー・リー・カーティス
ジャレッド・レト - 製作国
- アメリカ
- 配給
- ディズニー
映画『ホーンテッドマンション(実写)』の作品概要
人々から愛され続けている『ディズニー』。そんなディズニーは今年で100周年という記念すべき年を迎えている。そんなアニバーサリーイヤーを祝福するべく、様々なプロジェクトが進行中。本作もそのプロジェクトを彩る一環。長年パークの大人気アトラクションの一角を担う『ホーンテッドマンション』は、多くの人に愛され続けている。そんな『ホーンテッドマンション』の劇場版が作られるのは、なんと20年ぶり。一体令和の『ホーンテッドマンション』はどのような仕上がりになるのだろうか。マンションに住み着いた999体の幽霊達を、CG技術を駆使して描き出す。怖くて楽しい、この夏にぴったりの作品。
映画『ホーンテッドマンション(実写)』の予告動画
映画『ホーンテッドマンション(実写)』の登場人物(キャスト)
- ギャビー(ロザリオ・ドーソン)
- 息子を愛するシングルマザー。格安でホーンテッドマンションに移り住む。
- ベン・マティアス(ラキース・スタンフィールド)
- 超常現象専門家。職業の割には、幽霊を信じていない臆病な人物。
映画『ホーンテッドマンション(実写)』のあらすじ(ネタバレなし)
『ホーンテッドマンション』、それはニューオーリンズに聳え立つ古い洋館。その洋館を破格の条件で手に入れたのは、医師として働きながら9歳の子供トラヴィスを育てるシングルマザーのギャビー。しかし、その洋館には破格設定である所以があった。なんと、999体もの幽霊がその洋館には住んでいたのだった。その幽霊達によって、洋館では次々と不思議なことが起こる。困り果てた親子を助け出すべく霊のエキスパート達が集められる。しかし、超常現象専門家や霊媒師、歴史学者、神父などクセのある人物ばかりで…?ホーンテッドマンションを舞台に、ドタバタの大騒動が繰り広げられる。
映画『ホーンテッドマンション(実写)』の感想・評価
ホーンテッドマンションとは
ホーンテッドマンションとは、東京ディズニーリゾートにあるアトラクションの名前。パーク内でも長年根強い人気を誇り続け、キャストが着用している衣装も可愛らしいと評価が高い。ホーンテッドマンションが設置されたのは1969年のこと。それから尚、色褪せることのない魅力で人々を楽しませ続けている。クリスマスにはあの『ナイトメア・イン・クリスマス』とコラボし、パーク内にジャックやゼロといった人気キャラクターを見ることができる。実はパリに存在するアトラクションのみ他の国とはストーリーが違うという裏情報も存在し、楽しみ方は無限大。本作を見れば、アトラクションの方もより楽しめるはず。
楽しいホラー
映画のジャンルの中でも、ホラー映画を苦手としている人は存外多いのではないだろうか。ホラー映画である以上突然なのだが、視聴者を驚かせるような演出、暗いトーンで進んでいく映像。見ていて身体が冷えていくような、そんな作風が多いのがホラー作品だ。しかし、勿論そういったものが全てではない。最新作もそうであるが、見ていて楽しくなるホラー作品というものも存在する。怖いシーンもありつつも、散りばめられたコメディ要素があることで心の休息を挟みつつ作品を楽しむことができることも有難い。ディズニーに関連する作品ということもあり、ホラー映画が苦手という方にも楽しめることだろう。
監督、ジャスティン・シミエン
本作の監督を務めているのはジャスティン・シミエン。実は彼、異例の経歴の持ち主なのだ。なんと、彼はかつてアメリカのカリフォルニア州にあるディズニーランドで勤務していた経緯を持つのだ。その頃から『ホーンテッドマンション』に強い愛着を持っていたというシミエン。まさに、これ以上本作に相応しい人物はいないだろう。勿論、彼が本作の監督として選出されたのはその逸話による話題作りのためだけではない。2013年には『注目すべき10人の監督』にも選出された、実力派の人物なのだ。ホーンテッドマンションの表の顔も裏の顔にも精通したシミエン監督が描く、新たな『ホーンテッドマンション』とは。
映画『ホーンテッドマンション(実写)』の公開前に見ておきたい映画
ホーンテッドマンション
実は、ホーンテッドマンションは既に1度実写映画化されている。それこそが本作。主演を務めるのはコメディ界の帝王であるエディ・マーフィー。主演がエディ・マーフィーということからも分かるように、本作のジャンルはホラー&コメディ。怖いだけでなく、コメディもたっぷりであらゆる世代で楽しめる作品に仕上がっている。18年ぶりの最新作は、本作からもインスピレーションを受けているはず。あらすじはやや異なるものの、いずれも主人公が破格の条件で『ホーンテッドマンション』を手に入れられるチャンスに巡り会えたことから物語は動き出す。一体どのように物語が展開していくのか、最新作との違いを見比べてみるのも楽しみ方の一つ。
詳細 ホーンテッドマンション
ジャングル・クルーズ
ディズニーランドやディズニーシーには数多くの魅力的なアトラクションが存在する。『トイ・ストーリー・マニア!』や『タートル・トーク』など、それらの殆どは原作となる映像作品があるのだ。しかし、中にはアトラクションが先で、後にそのアトラクションを元に映像作品が制作されたケースも存在する。最新作も本作もその一つ。本作が実写映画化されたのは2021年のこと。主演を務めたのはエミリー・ブラントとドウェイン・ジョンソンという超豪華ぶり。ドウェイン・ジョンソン演じるフランクは、アマゾンを知り尽くした腕利きのガイド。そんな彼が操るボロボロの船に、1人のゲストが乗船する。彼女は、『不老不死花』を探し求める植物学者だった。
詳細 ジャングル・クルーズ
アダムス・ファミリー
前述したように、最新作のように見ていて楽しくなるホラー作品が存在する。そして、本作およびその派生作品はその最たるものではないだろうか。魅力的なキャラクターやあの耳馴染みのいい特徴的なテーマソングなど、映画史に名を残す名シリーズとしても知られている。近年でもアニメ映画シリーズが制作されたり、NETFLIXで娘ウェンズデーを主役に据えたドラマ作品が制作されたりと、今も尚広がり続けている。主役であるアダムス一家は、膨大な資産を持つ優雅な貴族。しかし、彼らはどこかおかしかった。黒をベースとした陰鬱な衣装に身を包み、発言もどこか浮世離れしている。妻のモーティシアは魔女の血を引き、手だけの存在『ハンド』が動き回る。ある日そんな彼らの持つ富を狙い、とある親子が一家に潜入する。
詳細 アダムス・ファミリー
映画『ホーンテッドマンション(実写)』の評判・口コミ・レビュー
ホーンテッドマンション
アトラクション要素もありキャラも魅力的で観ていてとても楽しくて、喪失を抱えた者への優しいメッセージが込められた物語とラキース•スタンフィールドの演技に思わず涙が…
少しだけ長く感じてしまったけど、怖さもほどほどで幅広い人にオススメしたい良質ファミリー映画。 pic.twitter.com/8tYAfdyoyd— ダンボール BABY DRIVER (@ryokke1091) September 1, 2023
映画『ホーンテッドマンション』、シンプルに映画としていい作品なんだけど、アトラクションの小ネタやオマージュがこれでもかというくらい散りばめられているから、事前に『ホーンテッドマンションのすべて』を読んだり『ディズニーパークの裏側』を見たりしておくと999%増しで映画を楽しめるかも…👻 pic.twitter.com/WTWdbN5onq
— ぐり (@DENKInoKANZUME) August 31, 2023
『#ホーンテッドマンション』
全体的に丸い作りだけど、アトラクション好きには堪らない肖像画が…とか視覚で楽しめる場面が多くあったり愛のあるお話に涙腺刺激されたりで面白かったし良かった👻
字幕じゃなかったのは残念だけどレト様も拝めたので良き🥰#おぶ映画2023#体験談キャンペーン pic.twitter.com/sgJj0ayDq5— おぶん (@obun098123) September 5, 2023
ホーンテッドマンション観て来た。ディズニーランドのアトラクションを現代風で映画化。お金もかかってるし楽しい作りだけど、もう少しルールが分かりやすくシンプルにワンシチュエーションな感じの方が面白くなったかも。所々の泣きポイントは良かった。 pic.twitter.com/QxMjb54cG8
— 奥 浩哉 (@hiroya_oku) September 4, 2023
ホーンテッドマンション
呪われた館で繰り広げられるホラーコメディ。ディズニー作品らしく笑えて泣けるファミリー向けの要素も欠かさない精神は見事。ただその分、全てがぬるま湯に浸っているよう。
マンションの内覧で悪くない部屋だけど、決め手に欠けてしまうような作品。 pic.twitter.com/Mm7Xd6dnqW
— 柿トマト (@kakitomato9999) September 4, 2023
映画『ホーンテッドマンション(実写)』のまとめ
実は本作の制作プロジェクトが幕を開けたのは2010年のことであった。プロジェクトを束ねていたのはギレルモ・デル・トロ監督。『パシフィック・リム』シリーズや『シェイプ・オブ・ウォーター』などで知られる名監督である。しかし、様々な大人の事情により2013年に本作を降板。それから本作の制作は混沌を極めていくこととなる。そして、新監督の選出や新脚本の制作など多くの作業の末に、ようやく今年公開の日を迎えることとなったのだ。最初に本プロジェクトが立ち上がってから、実に13年越しの晴れ舞台となる。多くのスタッフの思い、血と汗の滲む努力の末の結晶。是非劇場に足を運んで見届けよう。
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