この記事では、映画『サマーフィルムにのって』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『サマーフィルムにのって』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0059761
製作年 | 2020年 |
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上映時間 | 97分 |
ジャンル | 青春 |
監督 | 松本壮史 |
キャスト | 伊藤万理華 金子大地 河合優実 祷キララ |
製作国 | 日本 |
映画『サマーフィルムにのって』の登場人物(キャスト)
- ハダシ(伊藤万理華)
- 映画部に所属している女子高生。自分の信念を持ち、それに向けて真っすぐ突き進む性格。時代劇を愛していて、自分で時代劇を監督することが夢である。
- 凛太郎(金子大地)
- 時代劇の大ファンの男子。優しい性格で、相手の気持ちに寄り添うことができる。ハダシのことを尊敬しているが、ある秘密を抱えている。
- ビート板(河合優実)
- ハダシの友達で、天文部に属している。ハダシのよき理解者で、ハダシの悩みを聞いてあげている。
- ブルーハワイ(祷キララ)
- ハダシの友達で、剣道部に属している。実直な性格で、ハダシと同様に時代劇が好きだが、違った一面もある。
- 駒田(小日向星一)
- 野球部員。音だけで、誰の投球か当てることができる才能があり、それをハダシに見つけられる。撮影では、音響を担当する。
- 増山(池田永吉)
- 野球部員。駒田と同様に耳がよく、音で誰の投球か当てることができる。撮影では、音響を担当する。
- 小栗(篠田諒)
- 男子高校生。自転車にライトをたくさん付ける改造して、先生に指導されている。撮影では、照明を担当する。
- 花鈴(甲田まひる)
- ハダシのライバル。恋愛映画の撮影を得意として、映画部の部員からの信頼も厚い。
- ダディボーイ(板橋駿谷)
- ハダシのクラスメイト。古風な声や顔立ちをしており、そんな特徴をハダシから評価される。
映画『サマーフィルムにのって』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『サマーフィルムにのって』のあらすじ【起】
ハダシは、映画部に所属している女子高生。ハダシは、憧れていた文化祭で上映される映画の監督役をライバルの花鈴に奪われてしまう。その後ハダシは、花鈴が監督している恋愛映画のデモビデオを見て、部室を飛び出してしまう。
そのまま天文部に所属しているビート板を連れて秘密のアジトへ向かう。アジトにはハダシがお気に入りの『座頭市』など多くの時代劇のポスターやビデオが保管されている。二人のあとに剣道部に所属しているブルーハワイが入ってくる。ブルーハワイもハダシと同様に時代劇が好きな女子高生であった。ハダシは花鈴に対抗して、自分の作品『武士の青春』を撮ろうと二人に言い、二人から承諾を得る。ところが、この作品の主演男優の「猪太郎」役が見つかっていなかった。
二人と別れたハダシは、映画館へ行き、時代劇作品を見る。映画館に一人の男子が入って来る。鑑賞後にハダシは、さっきの男子が感動して泣いているところを見る。顔を見たハダシは、その男子の顔や雰囲気が「猪太郎」に合っていることに気が付く。男子はハダシの顔を見て映画館から逃げ去ってしまう。
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映画『サマーフィルムにのって』のあらすじ【承】
逃げる男子をハダシが追いかける。追い詰められた男子は橋から川に飛び降りる。ハダシもすかさず橋から飛び降り、二人はずぶぬれになる。二人は、アジトで服を乾かしながら、会話をする。ハダシは、自分の夢を語り、『武士の青春』の台本を男子へ渡す。男子に主役の猪太郎を演じるよう頼むが、あっさり拒否される。男子は凛太郎という名であった。
ハダシは、翌朝凛太郎を監禁し、ビート板に見張らせる。ブルーハワイも呼び、凛太郎を紹介する。主演を拒否する凛太郎だが、ハダシの強引さに負け、主演をやることになる。
ハダシたちは撮影費用を集めるため、アルバイトを始める。お金が貯まってくると、映画を撮影するためのメンバーを校内で集め始める。猪太郎のライバル剣士にダディボーイ、音響に駒田、増山の二人、照明に小栗となった。
そしてハダシ監督たちによる撮影が始まる。海の近くで合宿をするのだが、そこには花鈴の撮影チームと鉢合わせしてしまう。
映画『サマーフィルムにのって』のあらすじ【転】
撮影の合間に、凛太郎は自分が未来から来たことを告白する。ハダシ監督の映画を見て時代劇が好きになったが、未来では映画が無くなっているという事実も知らされる。未来に映画が無いことを知ったハダシは、落ち込んでしまう。
撮影を中止することを宣言したハダシは宿から飛び出す。それを凛太郎が追いかける。二人はビーチに倒れこみ、見つめあう。凛太郎がハダシに撮影の継続をお願いする。ハダシも凛太郎からの説得に納得をする。
翌朝、花鈴の映画に出演する女子が体調不良で倒れてしまう。代役としてブルーハワイが選ばれる。ブルーハワイは見事に役を演じ、花鈴は大喜びする。このシーンを見ていたハダシはビート板に、凛太郎の事が好きになったと伝える。
凛太郎への恋に気が付いたハダシは、ラストシーンを変えようとする。メンバーの小栗からは、「今日一日じゃ無理だよ」と言われるが、花鈴の撮影メンバーも手伝いに来てくれて、ラストシーンの撮影が無事に終了する。そして花鈴はハダシに対して、文化祭にて映画の二本立て上映をし、勝負しようと言う。
映画『サマーフィルムにのって』の結末・ラスト(ネタバレ)
文化祭当日、凛太郎はハダシに、上映終了後に未来へ帰ると伝える。ハダシは凛太郎と最後の思い出として、文化祭を一緒に回ることになる。文化祭が始まり花鈴の映画から上映される。観客達は全員が感動している様子であった。
続いてハダシの『武士の青春』が上映される。モノクロの画面に時代劇と言う事で、観客達は興味を失ってしまう。いよいよ作品のラストとなり、ハダシがフィルムを止めてステージに立つ。今からステージ上でラストシーンをやると宣言し、凛太郎とダディボーイをステージ上に呼ぶ。撮影メンバーも集めて、舞台上で撮影を始める。
ところがダディボーイが、刀に見立てた箒をハダシに渡す。相手役をハダシに交代させるためであった。ハダシが箒を持ち、脇役たちを次々切り倒す。最後に凛太郎と向き合ったハダシは凛太郎に告白をし、二人は戦い始める。
凛太郎はハダシに、未来でも映画を撮り、映画を残すことを伝える。ハダシは「じゃあライバルだ」と言う。やがてハダシが凛太郎に別れを告げると、凛太郎も「さようなら」と言うのであった。
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映画『サマーフィルムにのって』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『サマーフィルムにのって』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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