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映画『スウィング・キッズ(2018)』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『スウィング・キッズ(2018)』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

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映画『スウィング・キッズ(2018)』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0045436

製作年 2018年
上映時間 133分
ジャンル コメディ
ミュージカル
ヒューマンドラマ
監督 カン・ヒョンチョル
キャスト D.O.
ジャレッド・グライムズ
パク・ヘス
オ・ジョンセ
製作国 韓国

映画『スウィング・キッズ(2018)』の登場人物(キャスト)

ギス(ド・ギョンス)
朝鮮人民軍の英雄の弟として、巨済島の収容所で崇められている。戦前は少年舞踏団に所属しており、ダンスの技術は秀逸。
ジャクソン(ジャレッド・グライムス)
巨済島の収容所に勤める黒人下士官。徴兵される前はブロードウェイのタップダンサーだった。沖縄に愛する女性と子供がいる。
パンネ(パク・ヘス)
戦争で両親を失い、幼い兄弟の面倒をみるために、貪欲に職探しをする。4か国語を操る才女。
ビョンサム(オ・ジョンセ)
敵軍と誤解され、捕虜となった民間人。妻と生き別れになり、ダンサーとして有名になれば妻が自分を見つけ、再会できると信じている。
シャオパン(キム・ミノ)
中国人の捕虜。振付け師としての才能があるが、栄養失調で心臓が弱い。

映画『スウィング・キッズ(2018)』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『スウィング・キッズ(2018)』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『スウィング・キッズ(2018)』のあらすじ【起】

1951年、朝鮮戦争の渦中。
韓国は米軍を味方に付け、優勢かと思われたが、中国共産軍が朝鮮側に付き、行き先は見えない状況と化した。

韓国は南端の巨済島に収容所を造り、朝鮮と中国共産軍の捕虜を収容した。

その後ジュネーブ協定により、就労準備や趣味の活動などの自由が認められた捕虜の一部は、本土の民間人よりも恵まれていると認識し、終戦後も南(巨済島を主とする韓国の領地)に留まりたいと訴え、全ての捕虜を本土に送還すべきと主張する共産思想の捕虜は武装集団を形成し、南に留まりたいと訴える者を反逆者として処刑した。

武力行使により巨済収容所内の抗いを鎮圧しようとしたのは、収容所の管理をしていた米軍だ。
彼等の目論見は外れ、多数の犠牲者を生み、国際社会からの批判の的となった。

評判の立て直しのために、新たに就任した収容所の所長は、元ブロードウェイダンサーのジャクソンに、捕虜と共にダンスチームを組み、友好関係をアピールするように命じる。

ジャクソンは乗り気ではなかったが、最終的には婚約者と子供のいる沖縄に帰るために条件をのんだ。

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映画『スウィング・キッズ(2018)』のあらすじ【承】

米兵が講堂でダンスパーティーを開催した夜、同志とともに講堂の貯蔵庫に潜入して、備蓄品の食べ物を漁っていた捕虜のギスは、逃げ出しそびれてパーティー会場に取り残された。

会場で注目を浴びたギスは、開き直ってダンスを披露。そのレベルの高さに参加者たちは圧倒され、感動した。

そこにいたジャクソンは、ダンスチームにギスを招き、他のメンバーは捕虜たちに声掛けしてオーディションを行うことにした。

一筋縄ではいかないオーディションで、ジャクソンが何とか確保したメンバーは、栄養失調の中国人・シャオパンと、敵軍と勘違いされて捕虜になり、妻と生き別れになった民間人のビョンサム、4か国語を話すことが出来て、ダンサーとしてではなく通訳として雇って欲しいと名乗りを上げたパンネだ。

ギスはチームに招かれた当初、捕虜である自分を監視する立場の米軍のリーダーのもとで踊るなんてとんでもないと拒否していたが、ジャクソンとのダンスバトルになだれ込んだ結果、ジャクソンのタップダンスに魅了され、チームに参加することを決意した。

映画『スウィング・キッズ(2018)』のあらすじ【転】

ジャクソンは、闇取引でチームのメンバーのタップシューズを入手したことが露見し、収監されてしまった。

チームのメンバーは「収容所のイベントには記者も幹部も観客として訪れる。そこでダンスチームの良い印象を残せば、ジャクソンの刑は軽減されるかもしれない」と考え、イベントに乱入してダンスを披露した。

評価は上々で、収容所の所長は、ジャクソンを解放、更にクリスマスのイベントでもこのダンスチームの発表をすると公言した。

ギスは、戦前の中学時代に少年舞踏団で共にレッスンを受けたグァングクと再会した。
戦争で右腕と右足を失ったグァングクは、共産思想に強く傾倒しており、別の思想の持ち主は全て殺したいと望んだ。

グァングクの動きを察知した所長は密偵を送り、共産派の動きを掴み、グァングクとその派を皆殺しにした。

その一方で、ギスの兄・ギジンが収容所にやって来た。
ギスは兄との再会を単純に喜ぶが、実はギジンはのボスは、「収容所の所長に仕える、英語の分からない使用人を演じつつ、所長暗殺を企む共産派」という男だった。

映画『スウィング・キッズ(2018)』の結末・ラスト(ネタバレ)

ギスはある夜、共産派の一味に捕えられ、秘密基地に連れて行かれる。
そこにはギジンの姿もある。

ギスは共産派のトップに、収容所のクリスマスパーティーでのダンス公演に紛れて所長を暗殺するよう命じられる。
更に「それを拒否するなら、今この場でギジンを殺す」と脅迫された。

それを聞いたギジンは自分の顔に発砲するが不発。
ギスは彼等の覚悟を受け止め、所長暗殺を引き受けた。

パーティー当日、ダンスパフォーマンスは大成功を収め、観客は熱狂した。
公演が終わった後、ギスはメンバーたちに「来るな」とジェスチャーで伝えた後、独り舞台上でステップを踏む。
それを見たジャクソンは、ギスがカーネギーホールに立っている幻を重ねる。

ギスはパフォーマンスを終えると舞台袖に走った。
銃を取って所長を撃つつもりだった。
しかしそこにはギジンがいて、ギジンはギスの代わりに銃を持って舞台を降り、会場で乱射。ギジンは射殺され、負傷した所長が捕虜全員の殺害を命令。
ジャクソン以外のメンバーが全員射殺された。

数年後、年老いたジャクソンはメンバーとの時間を回想する。

映画『スウィング・キッズ(2018)』の感想・評価・レビュー

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映画『スウィング・キッズ(2018)』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『スウィング・キッズ(2018)』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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