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映画『ソードフィッシュ』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ソードフィッシュ』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ソードフィッシュ』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『ソードフィッシュ』の結末までのストーリー
  • 『ソードフィッシュ』を見た感想・レビュー
  • 『ソードフィッシュ』を見た人におすすめの映画5選

映画『ソードフィッシュ』の作品情報

ソードフィッシュ

製作年:2001年
上映時間:99分
ジャンル:アクション、サスペンス
監督:ドミニク・セナ
キャスト:ジョン・トラヴォルタ、ヒュー・ジャックマン、ハリー・ベリー、ドン・チードル etc

映画『ソードフィッシュ』の登場人物(キャスト)

スタンリー(ヒュー・ジャックマン)
かつて世界に名を馳せた天才ハッカー。ロバーツに捕まってからその日暮らしの生活をしていた。
ロバーツ(ドン・チードル)
犯罪取締官。かつてスタンリーを逮捕したやり手。
ジンジャー(ハル・ベリー)
突如スタンリーの前に現れた謎の美女。スタンリーをガブリエルのもとへと連れて行く。
ガブリエル・シアー(ジョン・トラボルタ)
世界的に有名な天才犯罪者。「ソードフィッシュ」の闇資金を狙う。
ライズマン(サム・シェパード)
犯罪対策委員会の議長。裏でガブリエルと通じている。

映画『ソードフィッシュ』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『ソードフィッシュ』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ソードフィッシュ』のあらすじ【起】

舞台はとある空港から幕を開ける。その空港で、1人の男が検査に引っかかり逮捕されたのだ。その男は何と、かつて世界で名を挙げた有名なハッカーであった。

ロバーツという犯罪取締官はそのハッカーの取り調べにあたるが、ハッカーは何かに非常に恐れている様子を見せた。そして、自分の雇い主である人物がこの世の何よりも恐ろしい存在であることをロバーツに伝えるのであった。そしてその数分後、その男は何者かに射殺されるのだった。

一方、テキサス州にあるミッドランドでは、1人の男がトレーラーで暮らしていた。彼の名前はスタンリー、彼もまた世界有数のハッカーで世界を震撼させた男だった。しかし、ロバーツに逮捕された彼は2度とパソコンに触れることを禁じられ、最愛の妻に離婚され子供にも接近禁止命令を出されることとなる。そして彼は現在、トレーラーでその日暮らしの生活を送っていた。そんな、すっかり落ちぶれてしまった彼の前に、ある日突然1人の女性が現れる。

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映画『ソードフィッシュ』のあらすじ【承】

その女性の名前はジンジャー、どこかミステリアスな空気を醸し出す美人な女性だった。ジンジャーはスタンリーに対して、自分についてきてほしいと伝える。そして、自分達の話を聞くだけで10万円支払うということをスタンリーに伝えるのであった。

さらに、接近禁止命令を出されている子供にも会わせてやるという言葉に、スタンリーは彼女について行く決心を固めた。そして、ジンジャーに連れられたスタンリーはガブリエル・シアーという人物の元へと連れて行かれる。ガブリエルは、天才犯罪者として世界に名前を轟かせる人物だった。

そして、ガブリエルは自身の計画をスタンリーに話し始める。かつて、「ソードフィッシュ」という計画が行われていた。そしてその計画中、巨額の闇資金が生まれていたのである。ガブリエルの計画はその闇資金を奪うことにあったが、堅固なシステムによってその闇資金は守られている。そこで、天才ハッカーであるスタンリーの力を借りてこのシステムを崩そうと考えたのである。

映画『ソードフィッシュ』のあらすじ【転】

そして、断れば殺すとガブリエルはスタンリーに銃口を向ける。丸腰のスタンリーは、その仕事を承諾するほか無くなったのである。また、世間では著名なハッカーばかりが殺される事件が起きていた。例の空港で逮捕されたハッカーもその1人である。

実はこの事件の裏にはガブリエルが暗躍していた。ガブリエルはシステムを打倒する為今迄多くのハッカーを雇ったが、誰1人として解読ができずガブリエルに殺されてしまったのだった。ロバーツは、本格的に連続ハッカー殺人事件の真相解明へと乗り出した。

しかし、実はロバーツサイドに裏切り者がいたのである。その裏切り者とは、犯罪対策委員会の議長でもあるライズマンという男だった。実はライズマンはガブリエルのスポンサーも務めており、ロバーツら警察の動きを全てガブリエルに流していたのだった。その為、中々ロバーツらの捜査は進まず時が流れて行く。そして、スタンリーはガブリエルに言い渡された時間制限内にハッキングシステムを作り上げるべく躍起になっていた。

映画『ソードフィッシュ』の結末・ラスト(ネタバレ)

そして、彼のタイムリミットが迫った頃、見事スタンリーはその堅固なセキュリティを破るハッキングシステムを完成させてみせたのだった。そしてそのスタンリーのシステムを利用したガブリエルは、卑劣な方法を用い闇資金、計95億もの大金をその手中に収めるのであった。

しかし、全てを完璧に進めていたガブリエルにここで予想外の事態が起きる。なんと、スタンリーがガブリエルに一矢報いたのである。ガブリエルは大金ごと、ヘリコプターに乗り込んでいた。スタンリーはそのヘリコプターに武器を向け、何とガブリエルごとそのヘリコプターを撃ち落としてしまったのだ。見事ガブリエルから95億を奪い取ったスタンリーは、自分の口座にその巨額の富を振り込んだ。

確実な勝利を手に入れたと思われたスタンリーだったが、実はもう一つ、別のエンディングが用意されていた。そのエンディングでは、ガブリエルがスタンリーの口座から金を奪い返すのだった。そしてクールに笑うガブリエルの笑顔で物語は幕を閉じる。

映画『ソードフィッシュ』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

テンポよく映像もカッコよくて、爽快感のある作品。
ジョン・トラボルタはとにかく最高にかっこ良く、他俳優陣もスタイリッシュでかっこいい。
アクションシーンも派手で迫力あり。
ラストまで飽きることなく、スピード感を感じ集中してはまってしまった。
冒頭のバレットタイム撮影の爆破シーンは圧巻!!(女性 40代)


ジョン・トラボルタ主演のギャング映画。その他、ハル・ベリーとヒュー・ジャックマンら豪華俳優陣が脇を固めている。
ハッカーのスタンリーがギャングのガブリエルの計画に参加させられるのだが、この二人の微妙な関係の描写がサスペンスもあって面白い。誰も信じていないワルたちが見事なコンゲームを繰り広げるのだ。
何よりアクション演出が素晴らしい。銀行前で爆弾が爆発するシーンは、バレットタイムで撮影されており、スピード感に溢れていてカッコいい。(男性 40代)


『グレイテストショーマン』やウルヴァリンのようなかっこいいヒュー・ジャックマンを期待したら見事に裏切られる映画です。がっかり2割、こんな人間としてダメなヒュー・ジャックマンが見れるのか!という意外性8割です。でもそんなヒュー・ジャックマンの上を行くのがジョン・トラヴォルタですね。全く動じない冷酷非道な悪役で彼によく似合っています。ラストはひっくり返されるので、分かりにくくて思わず「え!?」と呟いてしまいます。(女性 30代)


テンポがよくスピーディーで面白い展開、緻密に練られた脚本とラストのどんでん返しが話題となり多くの評論家が高く評価していた今作ですが、正直私にはそこまで魅力的な作品には思えませんでした。
ヒュー・ジャックマンにジョン・トラボルタ、ハル・ベリーとキャストが豪華なので見応えはありますが、ストーリー自体はテンポが良いと言うよりも沢山のことを詰め込んでいて、それを理解する前にどんどん進んでいってしまうのでよく分からなかったです。
どんでん返しと言われる部分も言ってしまえば「夢オチ」で、これを使うのはタブーじゃないかなと感じてしまいました。(女性 30代)


序盤からジョン・トラボルタ演じるガブリエルの圧倒的な存在感に引き込まれた。特に、銀行爆破シーンの衝撃度は2001年公開作品とは思えない迫力がある。ただ物語が進むにつれ、“誰が本当に正義なのか”が分からなくなる構造が面白い。ハッキング描写は誇張されているものの、スタンリーが娘のために裏社会に巻き込まれていく展開には人間ドラマとしての重さもあった。ラストでガブリエルが偽装死していたと判明し、巨大な資金を使って世界の“悪”に制裁を加えるという思想が示されるが、そこに共感するかどうかで評価が分かれると思う。私は痛快さを感じつつも、倫理的なグレーさが後味として残った。(20代 男性)


序盤からスピード感があり、ハル・ベリーの謎めいた立ち回りが物語に艶っぽさと緊張感を与えている。特にガブリエルが目的のためには仲間すら切り捨てる冷酷さを見せる場面は、観ていて背筋が寒くなった。中盤の市街地での追走劇は今見ても迫力十分だが、物語の核心である“世界規模のテロ資金”の扱いは説明不足に感じた。ただ、ラストの爆破テロ阻止の演出と、実はガブリエルが生きていたという二段構えのどんでん返しは十分楽しめる。結局、彼は悪なのか正義なのか——そこを観客に委ねる終わり方は好き嫌いが分かれるが、個人的にはスタイリッシュな犯罪映画として満足した。(30代 女性)


ガブリエルの存在に終始振り回される映画で、そのカリスマ性がストーリーを強引にでも前に進めていく感じが心地よかった。スタンリーのハッキング能力が超人的すぎてリアリティは薄いものの、作品全体が“現実と虚構の中間”を狙っているようで違和感は少ない。特に印象的なのは、最後にガブリエルが乗っていたバスを空中へ吊り上げながら逃走するシーンで、非現実的だが映像としてのインパクトは抜群だった。最終的にガブリエルの思想が“悪を利用して悪を裁く”という矛盾を抱えており、そこに作品が提示する倫理観があるように思えた。派手なだけでなく、後から考えさせられるタイプのアクション映画だ。(40代 男性)


スタイリッシュでスピード感のある作品だが、個人的にはキャラクター描写の粗さも気になった。特にハル・ベリー演じるジンジャーの立ち位置が二転三転し、“本当は誰の味方なのか”が最後まで不安定に見えた。ただ、物語のラストで彼女の死が実は偽装であり、ガブリエルの計画に組み込まれていたと分かることで、その違和感も伏線だったのだと腑に落ちる。ハッキングの表現は誇張されているものの、エンタメとして割り切って観ると非常に楽しい。爆破や銃撃のテンポがよく、観客を飽きさせない構成はさすが。倫理的に解釈が分かれるエンディングだが、私は“悪を正すためには何をしてもいいのか”というテーマを感じ取った。(30代 男性)


ストーリーは決して緻密とは言えないが、テンポよく進み、視覚的なインパクトを重視する方向性がはっきりしているのが魅力。特に冒頭の360度爆破ショットは技術的にも当時としては画期的で、今見ても驚かされるレベルだった。スタンリーが娘のために危険な依頼を受けるという動機は共感しやすく、後半の逃走劇で彼の葛藤が描かれる部分が印象に残った。ラストの“偽装死からの復活”は賛否あるが、悪党を裁くガブリエルの思想を貫いた形として作品全体を締めているように思う。娯楽作として手堅くまとまりつつ、考察の余地も残した一作だった。(50代 女性)


ハッカー映画として観るととんでも描写が多いが、アクションスリラーとしては爽快感があり、飽きずに楽しめた。特にガブリエルの計画が多重構造になっていて、観客を終始“騙す”姿勢が面白い。ジンジャーが実は政府側の潜入捜査官だったという展開は意外性があり、その後すぐに殺されたかに見えるショックも効果的だった。スタンリーが最後に選ぶのは家族であり、それがガブリエルの提示する“より正しい世界”への協力を拒む理由になる点もドラマとしてよかった。一方で、最後にガブリエルが生きている理由の説明が弱いのは多少気になったが、全体としてテンポよく楽しめる作品だ。(20代 女性)

映画『ソードフィッシュ』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ソードフィッシュ』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

『フェイス/オフ』(1997)

この映画を一言で表すと?

善と悪が“顔を入れ替えて”激突する、異次元のハイテンションアクション。

どんな話?

FBI捜査官と凶悪テロリストが顔を交換するという前代未聞の手術により、双方の立場が逆転してしまうサスペンスアクション。主人公は敵の家族や仲間に囲まれながら潜入捜査を進めるが、徐々に本来の自分を失っていく。アクションと心理戦の緊張感が絶妙で、物語は想像を超える方向へ加速していく。

ここがおすすめ!

ジョン・トラボルタとニコラス・ケイジの“演技逆転”が最大の魅力。二人の緩急ある表情と動きが物語に説得力を与え、アクションの迫力も桁違い。銃撃戦、カーチェイス、感情のぶつかり合いのすべてが詰め込まれた名作で、『ソードフィッシュ』のスピード感が好きな人には特に刺さる。

『ミッション:インポッシブル2』(2000)

この映画を一言で表すと?

美麗アクションと緊迫スパイゲームが融合した、最も華やかなM:Iシリーズ。

どんな話?

イーサン・ハントが高い感染力を持つ人工ウイルス「キメラ」を巡り、元仲間で反逆者のショーンと対決するスパイアクション。ウイルスの奪還を目指す一方、愛する女性の運命も背負うことになり、イーサンは苛烈な選択を迫られる。スローモーションと高難度アクションを駆使した演出は観る者を圧倒する。

ここがおすすめ!

ジョン・ウー監督の華麗な映像美と、トム・クルーズの実写スタントが生む臨場感が抜群。ハトが舞う象徴的な演出やバイクチェイスはシリーズ屈指の名場面。『ソードフィッシュ』のスタイリッシュさやスリルを求める人に最適。

『スニーカーズ』(1992)

この映画を一言で表すと?

知能戦とチーム戦の妙を味わえる、ハイテク系クライムサスペンスの先駆け。

どんな話?

天才的なセキュリティ専門家チームが、政府の陰謀の渦中に巻き込まれる物語。無敵の暗号解読装置をめぐり、彼らは国家級の秘密に触れてしまう。メンバーそれぞれの能力と個性が活かされ、緊張とユーモアが絶妙に交錯するテンポのいい作品。

ここがおすすめ!

現代のハッカー映画の源流とも言える内容で、知的スリルが満載。ロバート・レッドフォードを中心とした俳優陣の掛け合いが魅力で、派手すぎないが“頭脳戦の面白さ”が際立つ。『ソードフィッシュ』のサイバー要素が好きな人にピッタリ。

『トランス』(2013)

この映画を一言で表すと?

記憶と欺瞞が渦巻く、スタイリッシュで予測不能なサスペンス。

どんな話?

高額絵画の盗難事件をきっかけに、犯人グループ・主人公・催眠療法士の三者が複雑に絡み合う心理スリラー。主人公の記憶が曖昧なことから、事件の真相は霧の中。催眠と現実の境界が曖昧になり、観客は誰を信じて良いのか分からなくなる。

ここがおすすめ!

ダニー・ボイル監督の映像センスが炸裂しており、映像・音楽・演出が非常にスタイリッシュ。二転三転するストーリーは『ソードフィッシュ』の“裏切りと真相の反転”が好きな人に刺さる。心理戦の密度が高く、最後まで見逃せない。

『イーグル・アイ』(2008)

この映画を一言で表すと?

巨大なAIに翻弄される、スピード感全開のテクノスリラーアクション。

どんな話?

見知らぬAIに生活を乗っ取られた青年と母親が、逃亡しながら国家レベルの陰謀へ巻き込まれていく。監視カメラ、通信、交通網などあらゆるテクノロジーが追跡に利用され、逃げ場のない緊迫した逃走劇が展開。すべての事件の裏にある真実が明かされた時、物語は一気に加速する。

ここがおすすめ!

スピード感ある演出と、テクノロジーの恐怖を描く構造が非常に魅力的。逃走→追跡→謎解きがノンストップで続き、『ソードフィッシュ』同様“観客を休ませないタイプ”の映画。CIAや軍事システムが絡むスケールの大きさも見どころ。

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この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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