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映画『シャイロックの子供たち』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『シャイロックの子供たち』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『シャイロックの子供たち』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0090629

製作年 2023年
上映時間 122分
ジャンル ヒューマンドラマ
サスペンス
監督 本木克英
キャスト 阿部サダヲ
上戸彩
玉森裕太
柳葉敏郎
製作国 日本

映画『シャイロックの子供たち』の登場人物(キャスト)

西木雅博(阿部サダヲ)
北川愛理(上戸彩)
北川愛理(上戸彩)
東京第一銀行長原支店営業課。西木の部下。思ったことをはっきり言うタイプで、半田に嫌われている。
田端洋司(玉森裕太)
東京第一銀行長原支店お客様二課。北川の後輩。職場に対して不満を持っており、外資系への転職を考えている。
滝野真(佐藤隆太)
東京第一銀行長原支店お客様一課課長代理。新規開拓班として優秀な人材で、上司からの信頼も厚い。
半田麻紀(木南晴夏)
東京第一銀行長原支店お客様二課。田端の同僚。態度が悪く、北川によく注意をされることを不満に思っている。
九条馨(柳葉敏郎)
東京第一銀行長原支店支店長。寡黙だが、日々社員らは無言の圧力を感じとり、必死に働いている。
石本浩一(橋爪功)
不動産会社の社長。プロジェクトをともに担うはずだった会社が倒産してしまう。滝野の以前の職場からの顧客。
沢崎肇(柄本明)
西木の飲み友達であり、新規顧客となる存在。多くの不動産を抱えていることから、西木を頼るようになる。
黒田道春(佐々木蔵之介)
検査部次長。職業柄、銀行員に嫌われやすい立場である。銀行員として働いていた頃に、ある過ちを犯している。

映画『シャイロックの子供たち』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『シャイロックの子供たち』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『シャイロックの子供たち』のあらすじ【起】

黒田には、金曜日にATMから金を盗み、競馬で使い、月曜日に戻す行為を繰り返していたある日、検査部の人間が来て、危うくバレそうになった過去がある。

東京第一銀行長原支店。課長代理の西木は飲み友達である沢崎の不動産相続の相談を受けたが、どれも訳ありで悩んでいた。

滝野は、以前勤めていた赤坂支店からの顧客である石本から、融資を依頼される。それが消息不明の江島という人物に石本がなりすます架空融資だと知りながら、受けた。

しかし、3か月後、石本から返済を100万円立て替えるよう頼まれた滝野は、田端が融資先へ届ける900万円が入った封筒から、100万円を盗む。

100万円の紛失は当然発覚し、銀行では捜索が行われ、北川のカバンから帯封だけが見つかる。北川は否定し、西木は警察への通報を促した。だが、支店長の九条はそれを拒否し、北川を帰宅させ、西木らに自腹で補填するよう提案した。

次の日、100万円は発見されたと報告された。西木は「北川が返した」と噂する半田が帯封を入れた犯人だと気づき、彼女が床に落ちていた帯封を北川のカバンに入れたと白状した。

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映画『シャイロックの子供たち』のあらすじ【承】

ある日、田端が郵便物を届けるために江島の会社へ向かうと、そこは会社ではなくボロアパートだったため、何か怪しいと、北川・西木に相談した。

その夜、3人はその部屋を訪ねたが江島は留守だった。郵便受けの請求書には、江島名義ではなく、石本浩一とあったため、銀行へ報告した。

黒田率いる検査部が来て、銀行では調査や尋問が行われた。そこで、先日の100万円の現金紛失と、九条らによる隠蔽に気づかれてしまう。

問われた九条は黒田と2人きりで話したいと頼み、ある競馬場の帯封を黒田に見せた。そこで、黒田はあのときに来た検査部の人間が九条であったことに気づき、その場での処分を決めず帰っていった。

西木らが調査で使われた書類を片付けているとき、石本自作の偽書類に気づく。

後日、西木は、田端が赤坂支店から仕入れた書類から、実は石本が不動産会社「赤坂リアルター」の社長であり、滝野が赤坂支店にいたときからの顧客で、赤坂支店に赤坂リアルターを紹介したのが九条であることを知る。

そして、西木は、高級クラブへ九条と石本が一緒に通う姿を目撃し、一連の事件の黒幕は九条であったことを確信した。

映画『シャイロックの子供たち』のあらすじ【転】

西木は滝野を呼び出し、一連の事件の真相を伝えた。滝野は赤坂支店で働いていた頃、石本から謝礼金として1000万円受け取ったことを告白した。

西木は、事実を隠蔽した九条と石本を許せず、沢崎の耐震強度偽装の訳あり物件を利用し、倍返しを決行することにした。

例の物件情報を、九条は滝野の案件分を取り戻すためと言って、受け入れた。買主として石本が食いつくと考えたからである。

すぐに、九条は石本を連れて物件見学に訪れた。沢崎は「病気で、元気なうちに売りたいから値段を下げている、早い者勝ちだ」と噓を重ね、決断を催促した結果、石本は1週間のうちに買うことを決めた。

不動産売買契約の際、石本が図面を見て耐震強度偽装に気づく可能性があったが、無事契約が成立した。

司法書士が決済の手続きをしている間、沢崎のもとに、設計士の行動を見張る者から「設計士が出頭した」との連絡があった。設計士は最近ノイローゼ気味で、いつ出頭してもおかしくない状態だったのだ。タイムリミットが迫る中、無事決済まで終了する。

映画『シャイロックの子供たち』の結末・ラスト(ネタバレ)

アクシデントに見舞われながらも、見事倍返しが成功した西木は、沢崎とともに晩酌をしていた。そして、店内のテレビで、設計士が耐震強度偽装で出頭したというニュースが流れる。

良い物件を購入できたと喜んでいた九条と石本のもとに、高級クラブのママから設計士の耐震強度偽装のネットニュースが知らされる。2人はその記事にある設計士の名前が、今日購入した物件の関連書類にあった名前だと気づき、落胆する。

西木は、沢崎から謝礼金を渡される。これを受け取ると真っ当な銀行員でなくなると一度はためらうが、借金を抱える西木は、結局受け取ってしまった。この瞬間、西木は「ヴェニスの商人」に出てくる、強欲な金貸しであるシャイロックとなった。

滝野は、黒田に罪を自白し、真実を打ち明け、九条・石本とともに逮捕された。そして西木は、3人が逮捕されてしばらくの後、辞職し姿を消した。

2年後、滝野は出所した。黒田は、辞職後、新たな環境で働き始めた。「ヴェニスの商人」を田端とともに観劇しに来た北川は、西木を見かけ、後を追うが見失い、現在何をしているのかはわからずじまいであった。

映画『シャイロックの子供たち』の感想・評価・レビュー

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映画『シャイロックの子供たち』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『シャイロックの子供たち』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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