この記事では、映画『シンクロニシティ(2015)』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『シンクロニシティ(2015)』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0069105
| 製作年 | 2015年 |
|---|---|
| 上映時間 | 100分 |
| ジャンル | SF サスペンス |
| 監督 | ジェイコブ・ジェントリー |
| キャスト | チャド・マックナイト マイケル・アイアンサイド ブリアンヌ・デイヴィス AJ・ボーウェン |
| 製作国 | アメリカ |
映画『シンクロニシティ(2015)』の登場人物（キャスト）
- ジム・ビール（チャド・マックナイト）
- 物理学者。同僚のチャックやマティと共に、四次元でのワームホール作成の実験に取り組んでいる。
- アビー（ブリアンヌ・デイヴィス）
- 美しくどこか謎めいた女性。ジムと出会うが、彼に好意を持っているかどうか分からない。クラウスとも関わりのある人物。
- チャック（AJ・ボーウェン）
- ジムの仕事仲間。また親友でもある。常識的な人柄。
- マティ（スコット・ポイスレス）
- ジムの仕事仲間。天才でありながら、左右を間違えやすい。
- クラウス（マイケル・アイアンサイド）
- 資産家。妻帯者だが、アビーに好意を寄せている。
映画『シンクロニシティ(2015)』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『シンクロニシティ(2015)』のあらすじ【起】
物理学者ジム・ビールは、同僚のチャックやマティと共に、ワームホールを作り、タイムトラベル可能な機械を発明した。このマシンの実験は、2回に分け実行される予定だ。
1回目の実験の日、ジムが指揮を取りマティの操作で行われた。ワームホールのできる位置に人影を見つけたジムが、その場所へ行ってみると、そこにはアビーという女性がいた。彼女は「凄い！どうやったの」と、意味不明なことを訊ねてくる。またワームホールからは、ダリアの花が出てくる。
2回目の実験を行うためには、放射線同位体のMRDが必要だ。ジムは先ほど偶然出会ったアビーに同席してもらい、投資家クラウスに交渉をする。結果クラウスの機械の所有権を49％にする条件で、MRDを提供してもらう形になった。
その晩ジムはアビーの部屋へ招かれ、キスをした。しかしすぐにチャックから携帯に連絡が入り、あの女に近づくなと警告される。アビーの部屋には、ジムがさっき見たのとそっくりの、ダリアの花があった。
研究所に戻ったジムは、チャックたちから事情を聞こうとするが、頭痛のせいで気絶してしまう。
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映画『シンクロニシティ(2015)』のあらすじ【承】
目を覚ましたジムは、8時間半気を失っていたと聞かされる。
ジムはアビーのマンションで肉体関係を持ち、ダリアを持ち帰った。
アビーが持っていたダリアと、ワームホールから出てきたダリアはDNAが一致した。タイムスリップの影響で、ダリアが2つになったのだ。しかしこのダリアを使用する権利は、クラウスが持っていた。ちょうどクラウスから電話が入り、ジムは彼のオフィスに向かう。
クラウスはこのダリアの権利を、機械の所有権50％と引き換えに譲ると話した。しかしその場合ダリアのおかげでタイムスリップの証明ができても、ジムの機械の所有権は1％になってしまう。ジムはクラウスから嵌められたのだ。
ジムはアビーにダリアを委ねようと思い、これを返した。
2回目の実験の日、クラウスはダリアを抱えたアビーを連れて来た。これを見たジムは、利用された悔しさと嫉妬心から感情的になる。
そしてジムは「ダリアはお前の物かも知れないが、オレは違う」と言って、マシン可動中ワームホールに飛び込んだ。同じ失敗を繰り返さないよう、過去を修正しようとしたのだ。
映画『シンクロニシティ(2015)』のあらすじ【転】
こうして、ジムは最初の実験直後の時間へタイムスリップする。過去へ着くとそこには1週間前のアビーがいて、彼女と少し会話をした。しかし急に頭痛がはじまり、その場を去る。そこに実験を終えた直後のジムが、別の方角からきた。アビーはマジックを見たような気分になり「凄い！どうやったの」と驚いた。
その後ジムは、１週間前のチャックやマティに会い、1週間前アビーとキスしていた自分に連絡を入れさせる。アビー宅にチャックから連絡が入ったのは、このせいだったのだ。
1週間前のアビーに会ったジムは、彼女の手帳を見た。手帳にはSF小説が書かれており、その主人公は自分とよく似た人物だった。そしてアビーが自分を利用するためではなく、本当に愛してくれていたかも知れないと思いはじめる。
アビーは同じ次元のジムと会いながら、未来から来たジムとも会っていた。未来から来たジムは、1週間前の自分と顔を合わせないよう、こそこそと活動しなければならない。しかし未来から来たジムの体調はどんどん悪くなっていき、遂には吐血するところまで悪化した。
映画『シンクロニシティ(2015)』の結末・ラスト（ネタバレ）
マティの話によれば、これは同じ並行世界に、同一人物が複数存在すると起きる現象らしい。ダリアも枯れていた。ジムの寿命も、48時間程度だろうとマティは考える。
さらにクラウスに腹を立てたこの時代のジムが、アビーにダリアを返しに来た。アビーはこれに激怒する。
そこで2回目の実験が始まる前に、ジムをさらに1週間前に戻そうという話になる。しかし、実験自体が失敗に終わりMRDが無駄になった。
その後、チャックが気を利かせてくれたことで、ジムはアビーと和解することができた。
ジムは、滞在したホテルで自分が死んでいるのを目撃する。ジムがアビーの住居の向かいのホテルに行くと、彼女はすぐに気づき会いに来た。
2回目の実験の日が来て、アビーはダリアを持って現場に向かう。そして実験の直前、この時代のジムのポケットに、SF小説を書いた手帳を忍び込ませた。
実験後アビーがジムのホテルに戻ると、ジムは既に亡くなっていた。
別の日、カフェでアビーが小説を書いていると、顔色の良いジムがやってきた。「俺の時間旅行の話を書いて」とジムは言い、2人は笑った。
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映画『シンクロニシティ(2015)』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『シンクロニシティ(2015)』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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