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映画『アルカトラズ監獄 D棟 13番房』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『アルカトラズ監獄 D棟 13番房』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『アルカトラズ監獄 D棟 13番房』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0065078

製作年 2020年
上映時間 90分
ジャンル サスペンス
ホラー
監督 スティーブ・ローソン
キャスト トム・ヘンドリック
ヘレン・クルヴェル
クリス・ラインズ
マーカス・ラングフォード
製作国 イギリス

映画『アルカトラズ監獄 D棟 13番房』の登場人物(キャスト)

チャールズ・シュミット(トム・ヘンドリク)
金持ちの家に生まれ、学歴や社会的地位のある若者。やや気弱で、閉所恐怖症。愛読書はシェイクスピアのハムレット。
シェリー・ヴァレンス(ヘレン・クルヴェル)
刑務所内の診療所で働く看護師の女性。優しくて、刑務所内の職員の中では、チャールズが唯一気を許せる人物。
アル(クリス・ラインズ)
さもベテランのような風格の刑務官。白い髭を生やしている。5年以上前から、アルカトラズ連邦刑務所に勤務している。
ジェリー(マーカス・ラングフォード)
アルといつも一緒にいる刑務官。目つきが悪く、無口な男。
所長(マーク・トッピング)
アルカトラズ連邦刑務所の所長。アルカトラズ島から出たがっている。意地の悪い男性。

映画『アルカトラズ監獄 D棟 13番房』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『アルカトラズ監獄 D棟 13番房』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『アルカトラズ監獄 D棟 13番房』のあらすじ【起】

1937年、アルカトラズ島の刑務所で、囚人エド・ウッズが喉を切り自殺した。エドが絵を描きたいと叫んだので、刑務官アルが筆箱を渡したら、中の剃刀で喉を切ったのだ。

それから5年後、若者チャールズがアルカトラズ連邦刑務所に赴任した。所長は、チャールズの父親のコネをやんわりと非難した。金持ちの息子チャールズが、ここへ来たのには訳がある。父親の資産を引き出すには、信頼できる機関での在職証明が必要だったのだ。

チャールズは、つい最近職員が欠けたD棟に配属された。薄暗いD棟には、刑務官アルとジェリーがいた。アルによれば、読み書きのできるチャールズが、D棟の責任者になるらしい。チャールズには机や電話、タイプライターのある質素な事務所が与えられた。

D棟は懲罰房なので、基本的には独房である。アルは13番房には近づくなと言った。また、前任のアーノルドは死亡していた。

その後ビリー・ラトナーという囚人が他の棟から移され、13番房に入れられた。アルとジェリーは、すぐ近くの廊下で延々とトランプをやっている。

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映画『アルカトラズ監獄 D棟 13番房』のあらすじ【承】

その晩チャールズは妙なことに気づいた。他棟から来た囚人に関して、前任のアーノルドが残した記録と他棟の記録が合わないのだ。アルは、記録に残らない懲罰もあるから首を突っ込むなと言い、口止め料としてチャールズに紙幣を渡した。

翌朝、気分転換のため建物の外へ出たチャールズは、診療所で働く明るい女性シェリーと出会う。

ベルが鳴りD棟に戻ると、昨日13番房に移されたばかりのビリーが死亡していた。アルは自殺だと言うが、チャールズは報告書の死因を「原因不明」と打ち提出した。

これを読んだ所長は「これだから大卒は困る」と言い、窒息死だから自殺に決まっていると説教する。また、疑惑は自分の心の中に秘めておけと圧力をかけた。チャールズは「良心が私を臆病者にする」と、シェイクスピアの一節を吐き捨て部屋を出る。

アルは刑務所の外の人物と連絡を取っていた。またチャールズには、5年前の事件のことを教えた。形としては自殺となるが、実際はエドの霊がビリーを殺したのだと、アルは仄めかす。

映画『アルカトラズ監獄 D棟 13番房』のあらすじ【転】

チャールズは過去の記録から、D棟に移された囚人が皆13番房に入り、自殺していると気づく。また不可解な心霊現象にも悩まされた。気分が悪くなり廊下に出ると、何者かに警棒で叩かれてしまう。

這うように外に出たチャールズは、シェリーと会い診療所で手当てを受けた。シェリーから聞いた話では、所長はこの島を出て警察の高官になる予定らしい。

D棟に戻ったチャールズは、診療所に電話をかけた。そして島の死亡記録と囚人のリストを照合してもらえないかと、シェリーに頼む。リストの資料を受け取るため、2人は海の見える場所で会う約束をした。

刑務所の外で会ったチャールズとシェリーは、恋人同士のようなムードになる。チャールズは、ハムレットの父親が幽霊となって現れる、シェイクスピアの物語について話した。

刑務所に戻ったシェリーは、アルがジェリーに紙幣を渡す現場を目撃する。2人の会話から、ビリーを殺し先日チャールズを襲ったのは、ジェリーだったと分かる。このことを伝えるため、シェリーはチャールズに電話をかけるが、電気が点滅し話は途切れた。

映画『アルカトラズ監獄 D棟 13番房』の結末・ラスト(ネタバレ)

アルはチャールズを13番房に閉じ込め、口封じのためシェリーを殺した。チャールズは独房でエドの幽霊を見る。

しばらくして、アルはチャールズを解放した。所長はチャールズに「シェリーは母の看病のため街に帰った」と嘘をつく。しかしチャールズは、彼女の母親が既に亡くなっているのを知っていた。

チャールズに、シェリーはどこかと問い詰められたアルは、事の真相を話した。アルは、仲間から消すよう言われた囚人を、13番房へ入れたのだと責任逃れする。

アルを13番房へ追い詰めたチャールズは、鍵を掛け閉じ込めた。その晩エドの霊を見たアルは、他の囚人と同様自殺する。

チャールズはアルの死因を自殺とし、所長に報告書を提出した。じき警察署勤務となる所長は、機嫌が良かった。しかし所長は、チャールズの叔父がフランク・ウォーレンだと聞き顔色を変える。フランクはサンフランシスコ警察の理事であり、チャールズはこの刑務所の様子を一部始終叔父に知らせたと話す。所長の警察署の就任は、もはや不可能だろう。所長は、鳴り続ける電話が悪い知らせだと悟り、取ることができなかった。

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映画『アルカトラズ監獄 D棟 13番房』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『アルカトラズ監獄 D棟 13番房』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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