「処刑教室(1982)」のネタバレあらすじ結末と感想

処刑教室(1982)の概要:1984年、暴力学園と名高いリンカーン高校へ赴任して来た音楽教師。彼は学校の有様に愕然としながら、仕事を開始。だが、熱血教師でもある彼は高校のボスである少年に目を付けられてしまう。熱血教師VS悪童の対決を描いている。

処刑教室の作品情報

処刑教室

製作年:1982年
上映時間:98分
ジャンル:アクション、サスペンス
監督:マーク・L・レスター
キャスト:ペリー・キング、ロディ・マクドウォール、ティモシー・ヴァン・パタン、メリー・リン・ロス etc

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処刑教室の登場人物(キャスト)

アンディ・ノリス(ペリー・キング)
リンカーン高校へ中途採用となった音楽教師。理性的で教育熱心。コリガンと親交を深め、励まし合う仲になる。ステッグマンの悪事を公にしようと奮闘。人並以上に正義感が強い。
テリー・コリガン(ロディ・マクドウォール)
生物の教師。中立を保ちステッグマンとは関わらないようにしていたが、アンディと親交を深めるうち、被害に遭ってしまう。ステッグマンを酷く恨み、殺意を抱くほど狂気に陥る。
ピーター・ステッグマン(ティモシー・ヴァン・パタン)
リンカーン高校の生徒。服装は上品だが、素行はすこぶる悪い。取り巻きを使って金儲けをしては喧嘩、カツアゲなどあらゆる悪事を重ねている。母子家庭に育ち、母親は息子を妄信している。
ダイアン・ノリス(メリー・リン・ロス)
アンディの妻で金髪の女性。現在妊娠中で苦境に陥っている夫を支え続ける。ステッグマンによって凌辱され、人質に取られてしまう。
警部(アル・ワックスマン)
アンディの訴えを聞き協力してくれるが、未成年の罪状を明らかにするのは難しいと忠告している。大柄な人物。

処刑教室のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『処刑教室(1982)』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

処刑教室のあらすじ【起】

1984年、暴力学園と有名なエイブラハム・リンカーン高校。中途採用にて赴任して来た音楽教師アンディ・ノリスは身重の妻ダイアンと暮らしている。彼は出勤初日で学校の風紀があってないような状態であることに面食らう。学校には校舎の玄関に金属探知機が置かれ、ガードマンが至る所に配置され目を光らせていた。更に校舎の壁には隙間もないほど落書きがされ、喧嘩が始まっても誰も仲裁に入らないなど、正に無法地帯。

それでも、初日で授業を始めようとしたアンディ。だが、クラスには他のクラスの生徒が混じっており、まともに授業を受けようとしない。彼は生徒たちに厳しい態度を見せ、中心人物となっているピーター・ステッグマンと共にクラスから追い出した。すると、残った生徒たちは安堵し、真面目に授業を受けるのである。どうやら、一番厄介なのはステッグマンという男子生徒らしかった。

放課後、自分の車に落書きされていることに怒りつつ帰宅。ダイアンにはどうにかやっていけそうだと報告した。妊娠中のダイアンは現在、子供のためのグッズを揃えることに夢中である。プライベートは幸せで一杯だった。
しかし、その後も演劇用の血糊を噴射されるなど、子供だましのいたずらが続く。

ステッグマンはリンカーン高校のボスである。彼は未成年であることを笠に、生徒へ麻薬を売ったり、カツアゲをしたり娼婦を雇って売春させるなどして金儲けをしていた。そんなステッグマンに憧れる若者は多く、毎日列を成して彼へと会いに来るのであった。

処刑教室のあらすじ【承】

そんなある日、ステッグマンはある生徒にコカインを売りその場で吸引させた。すると、そこへアンディがやって来て、売買について詰問。誰もがしらを切ったが、教師は彼らを連れて校長へ訴えかけた。だが、校長ですらステッグマンを恐れているのか、罰を下さない。そのせいで、コカインを吸った生徒は学校旗のポールによじ登って転落。命を落としてしまう。

放課後、同僚のコリガンと共に帰宅したアンディ。ステッグマンの件を相談したが、彼は今までも散々停学処分を下したが、何も変わらなかったと言う。奴は非常に賢いが、根が悪なのだと。その時、ステッグマン一味の車が路駐されているのを発見。

アンディは同僚の制止も聞かず、路地裏へ向かった。ステッグマン達に囲まれていた生徒がいたため、彼らを救出するべく奴と対峙。真っ向から喧嘩腰であるステッグマンは酷く好戦的で、アンディとコリガンは痛めつけられた上に奴らを逃がしてしまうのだった。

その夜、ステッグマン一味による報復にて、アンディの車が炎上させられる。このことで、命の危険を感じたアンディは、ダイアンを実家へ避難させようとしたが、妻は夫の側にいると言って聞かないのであった。

翌日、警察を訪れステッグマン一味の罪を告白し、逮捕して欲しいと告げた。しかし、警部は彼らが未成年であることを傘にやりたい放題であることを知っており、現行犯逮捕でなければ法的にも裁けないと言う。更に逮捕したとしても数多いる仲間から嘘の証言をされ、罪を暴けないと言うのだった。

処刑教室のあらすじ【転】

アンディが報復されたようにコリガンもまた奴らに報復されてしまったため、アンディは直接、ステッグマンに改心を訴えた。しかし、奴はまるで教師を嘲笑うかのように自らを傷つけ、アンディに殺されると怯えた様子を見せるのである。

事は大事となり警察まで呼ばれたが、校長までもステッグマンを庇いアンディばかりが責められる。彼はひとまず怒りを押し殺し、奴の母親へ会いに向かった。
しかし、ステッグマンの母親は息子のことを妄信しており、こちらも話にならない。
その上、帰り際にステッグマンから脅されたことで、堪忍袋の緒が切れてしまう。アンディは駐車してある奴の車を豪快に破壊して去った。

翌日、怒り狂ったステッグマンがアンディの元を訪れ、暴力に訴えようとしてきたが、ガードマンも奴の動向から目を離さずにいるため、すぐに駆け付ける。そこで、ステッグマンはアンディと仲の良い生徒を暴動に巻き込まれた体で刺傷するのだった。

そんな時、コリガンが夢とはかけ離れた現実を卑下し、とうとう狂気に走ってしまう。彼は生徒たちを銃で脅しながら授業を行ったのだ。コリガンはステッグマンにされた報復のせいで、恨みを抱き殺害しようとまで思い詰めている。更にこの件で校長からも厳しい咎めがあり最早、教師人生も終わりを迎えようとしていた。

その夜、コリガンはクラブから出て来るステッグマンを待ち伏せ、車で轢き殺そうとする。だが、彼は怒りに我を忘れて事故を起こしてしまい死亡してしまうのであった。

処刑教室の結末・ラスト(ネタバレ)

コリガンの葬儀には大勢の生徒が訪れた。その後、刺傷され意識を取り戻した生徒から犯人の話を聞いたアンディ。彼は警部へと実行犯である少年とステッグマン一味の拘留を頼んだ。しかし、実行犯である少年の拘留はできたものの、ステッグマン一味は24時間しか拘留できなかった。

その日は教え子のオーケストラが出場する演奏会の日だった。ステッグマン一味に囲まれ脅されたアンディだったが、毅然とした態度で奴らを退ける。
しかし、彼らは教師の自宅へ不法侵入し、演奏会へ向かおうとしていたダイアンを凌辱。更に満身創痍である彼女を連れて会場へと向かった。

その頃、演奏会には大勢の客が訪れ、校長も上機嫌。いよいよ、開始という時になってアンディは1枚の写真を渡される。彼は写真を一目見て顔色を変え、会場から走り去ってしまう。

人気のない校舎へとステッグマン一味に誘き出され、痛めつけられたアンディ。その後、奴らを探してさ迷い歩き体育館へ。ステッグマンはダイアンを人質にし、手下どもに教師を殴らせた。奴らが姿を消した後、アンディは実験室からハンマーを入手。姿が見えなくなった教師を探し歩く手下どもを待ち伏せ、工作室で1人を殺害。更にガレージで1人を焼死させる。悲鳴にて駆け付けた手下2人と対峙したが、1人とは殴り合いに勝利し紅一点の1人は自滅した。

ステッグマンとダイアンの行方を聞き出し、学校の屋上へ。奴が妻をナイフで傷つけたため、アンディは襲い掛かった。ステッグマンは殴り合いに負け、明かり取りの天窓から宙吊り状態となる。奴は泣き落としでアンディを油断させ、反撃しようとしたが、失敗。ステッグマンは演奏会場の天井を突き破り、宙吊りとなって息絶えるのであった。

この事件について目撃者がいなかったため、アンディ・ノリスは起訴されなかった。

処刑教室の感想・評価・レビュー

警察も手が付けられない悪童ステッグマンと、理性的で熱血教師のアンディが最終的に殺し合うという流れ。ステッグマンの悪童ぶりは改心できる範囲を逸脱しており最早、手遅れとしか言いようがない。

1980年代は未成年を笠に着て、やりたい放題である10代の若者が多かった。現在では大分改善されたと思われるが、罪に対しての意識が薄く行為はエスカレートする。未成年を守るための法律を逆手に取り、罪を重ねる若者は現在も存在するため、その本質を見抜くことが大事なのだと思わされる作品。(MIHOシネマ編集部)

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