この記事では、映画『ティーンスピリット』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ティーンスピリット』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0047224
| 製作年 | 2018年 |
|---|---|
| 上映時間 | 93分 |
| ジャンル | ヒューマンドラマ 青春 |
| 監督 | マックス・ミンゲラ |
| キャスト | エル・ファニング レベッカ・ホール アグニェシュカ・グロホフスカ ズラッコ・ブリッチ |
| 製作国 | イギリス アメリカ |
映画『ティーンスピリット』の登場人物（キャスト）
- ヴァイオレット（エル・ファニング）
- イギリス・ワイト島で母と2人で暮らすポーランド移民の女子高生。内向的な性格から友人は少なく、高校のクラスでも目立たないが、音楽が大好きで、ウェイトレスのアルバイトをしている店のステージに立ち、歌を披露している。
- ヴラド（ズラッコ・ブリッチ）
- ヴァイオレットのバイト先に客として訪れ、ヴァイオレットの歌声の素晴らしさを讃える。かつてはクロアチアのオペラ歌手だったが、現在は活動を行っておらず、過去や家族について多くを語りたがらない。
- ジュールズ（レベッカ・ホール）
- 国際的に有名な公開オーディション番組「ティーンスピリット」で重要な審査員を務める女性。才能の発掘とプロデュースに積極的で、独創的。オーディションの際、受験者に意外な注文をすることもある。
映画『ティーンスピリット』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『ティーンスピリット』のあらすじ【起】
イギリス・ワイト島に暮らす17歳の少女ヴァイオレットは、母と2人でささやかな生活を送っている。
ヴァイオレットは内気で地味な高校生で友人は少なく、独りでバスに乗りイヤホンで音楽を聴きながらバスで移動し、馬の世話やウェイトレスのアルバイトに勤しむ。
ウェイトレスのアルバイトをしている店にはステージがあり、ヴァイオレットは週末ここで歌を披露する。
客は彼女の歌に無関心だが、彼女は音楽が大好きで、歌うことに幸せを感じていた。
ある日、歌い終えたヴァイオレットに、熱い拍手を送る男性がいた。
彼女が勤務を終えて店を出ると、その男性が居り、彼女の歌を賞賛し、車で送っていくと言った。
彼女は男性の申し出を断り、バスを待っていたが、ガラの悪い男たちに絡まれ、逃げるようにして男性の車に乗った。
男性はヴラドという名で、かつてはクロアチアのオペラ歌手であったという。
ヴラドに年齢を訊かれたヴァイオレットは、実際は17歳だが21歳と答えた。
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映画『ティーンスピリット』のあらすじ【承】
ヴァイオレットは歌手になるという夢を抱いていたが、母は「歌いたいなら聖歌隊で歌いなさい」と言って反対している。
そんなある日、国際的に有名な公開オーディション番組「ティーンスピリット」の予選が、初めてワイト島で行われることになった。
「ティーンスピリット」の昨年の優勝者はプロデビューしている。
ヴァイオレットは夢を叶えるチャンスだと確信し、母には内緒でオーディションに参加することにした。
一次審査を通過したヴァイオレットは、二次審査は保護者同伴で来るように言われて困惑する。
ヴァイオレットは、ヴラドに実年齢を告白し同伴を依頼した。
ヴラドは成功報酬として、ヴァイオレットのマネージャーとしてギャラの50％を受け取ることを条件に引き受けた。
二次審査でヴァイオレットが歌い終えると、審査員のジュールズが「あなたを残そうと思う。でも、呼吸法が全くなっていない」と話した。
ヴラドはヴァイオレットに、呼吸法を含め歌の特訓をすることを約束し、彼女の母に事実を伝え説得するために、ヴァイオレットと共に彼女の家を訪れた。
映画『ティーンスピリット』のあらすじ【転】
母は難色を示したが、ヴラドの報酬を、一般的なマネージャーと同等の、ギャラの15％とすることで承諾した。
三次審査に残ったのはヴァイオレットを含め3人。
この中の1人が、ロンドンでの決勝大会に進出できる。
ヴァイオレットの歌声は、ヴラドの特訓によりブラッシュアップされていたが、結果は2位だった。
内向的なヴァイオレットらしくなく、感情を爆発させて悔しがるのを見たヴラドは「次がある」と慰めた。
しかし後日、ヴァイオレットの家に「ティーンスピリット」の運営部署から電話が入った。
三次審査通過者の不正が発覚したため失格となり、次点のヴァイオレットが決勝に進出することになったという内容だった。
ヴァイオレットは、母の浮気が原因で父が出て行ったことも、母は父が帰って来るかも知れないからと、生活が苦しくても家を売ろうとしないことを受け入れていた。
母は決勝戦出場のためにロンドンに発つヴァイオレットに、父が残していった十字架のペンダントをお守りとして渡した。
ヴァイオレットは同級生が組んだバンドと、ヴラドと共にワイト島を発った。
映画『ティーンスピリット』の結末・ラスト（ネタバレ）
ヴァイオレットはヴラドのオペラ歌手としての知名度の高さを再確認する場に何度か遭遇した。
彼についてネットで検索すると、パリに娘がいることが分かった。
ヴァイオレットはヴラドに「ロンドンからユーロスター1本でパリに行ける。決勝の後、娘さんに会いに行けば」と提案した。
決勝前日、ヴァイオレットとヴラドはジュールズから呼び出され、決勝前にレコードデビュー契約をしないかと持ち掛けられた。
優勝したとしてもデビューできるとは限らないと考えると、魅力的な話だったが、契約すればヴラドは不要な存在となる。
契約するかしないかの返答の期限は決勝前まで。
ヴラドは契約に反対だがヴァイオレットの心は揺れ動き、口論となってしまう。
ヴラドは怒って部屋を出たまま、決勝当日を迎えても姿を現さない。
不安でいっぱいになったヴァイオレットはヴラドの存在の大きさに気付き、ジュールズの提案を断った。
ヴァイオレットの出番の直前、ヴラドは楽屋に現れた。
ヴァイオレットは安心して最高のパフォーマンスを披露し、見事優勝を収めた。
ヴラドはパリへ向かった。
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映画『ティーンスピリット』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ティーンスピリット』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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