この記事では、映画『TENET テネット』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『TENET テネット』の作品情報
出典:https://kazcharietc.com/『TENET』を観た...のだろうか?
製作年 | 2020年 |
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上映時間 | 151分 |
ジャンル | SF |
監督 | クリストファー・ノーラン |
キャスト | ジョン・デヴィット・ワシントン(吹替:田村真) ロバート・パティンソン(吹替:櫻井孝宏) エリザベス・デビッキ(吹替:清水はる香) ケネス・ブラナー(吹替:内田直哉) |
製作国 | アメリカ イギリス |
映画『TENET テネット』の登場人物(キャスト)
- 名も無き男(ジョン・デヴィッド・ワシントン)
- ウクライナ警察の特殊部隊に紛れ、CIAの特殊任務に参加。それは謎の組織TENETの適性試験であり、そのまま組織の任務に参加する。
- ニール(ロバート・パティンソン)
- 名も無き男に協力する男。名も無き男と初めて会った時から、彼の嗜好などを知っていた。
- キャサリン”キャット”・バートン(エリザベス・テビッキ)
- ロンドンで絵画の鑑定師をしているセイタ―の妻。彼から暴力的支配を受けているが、息子を人質同然にされ逃げ出せないでいる。
- アンドレイ・セイター(ケネス・ブラナー)
- 在英ロシア人の大富豪であり、裏の顔は武器商人。未来人に協力し、世界の滅亡を目論む。
- プリヤ(サンジェイ・シン)
- サンジェイ・シンの妻で、夫の組織の実権を握っている。TENETの構成員の一人。
- アイブス(アーロン・テイラー・ジョンソン)
- プリヤ直属の実働部隊の隊長。
映画『TENET テネット』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『TENET テネット』のあらすじ【起】
ウクライナ・キーウのオペラハウスがテロリスト集団に襲撃される。それはプルトニウム241を奪取したCIAスパイを暗殺するための偽装工作であった。彼を救出するため、アメリカ人と呼ばれる通称“名も無き男”は、対テロ部隊に紛れ込み、オペラハウスに突入。スパイの救出に成功するが、直後何者かに捕らわれてしまう。拷問を受けた名も無き男は、一切自供をせず自殺を図るためカプセルを飲み込む。
名も無き男が目を覚ますと、そこは見慣れぬ船上だった。彼はフェイという男から、毒薬と思って飲んだカプセルは睡眠薬であり先の作戦は適性試験であったことを明かされる。名も無き男は第三次世界大戦を防ぐための組織“TENET”にスカウトされる。
船の施設内で彼は、オペラハウスでも見た、壁に撃ち込まれた弾丸が銃口へと戻っていく不可思議な現象を目の当たりにする。それは未来からもたらされた、「時間を逆行する」特殊な弾丸であると教えられる。そして、これを過去へと送り込んだ未来人こそ、第三次世界大戦を引き起こそうと企む組織の敵であった。
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映画『TENET テネット』のあらすじ【承】
弾丸を調べた結果、インドの武器商人サンジェイへと辿り着いた名も無き男。ムンバイへ行き、組織の男ニールと合流する。ニールと名も無き男はサンジェイの住むビルへと忍び込む。サンジェイを問い詰めると、彼は単なる表の顔にすぎず、妻プリヤこそが裏で武器取引を取り仕切る黒幕であった。
プリヤからロシア人武器商人アンドレイ・セイタ―が未来人と関与していると聞かされた名も無き男は、彼の妻キャットに接触する。キャットの協力を得るため、夫に弱みを握られた彼女を救うことを決める。彼女は夫にゴヤの贋作を売りつけ、それをネタに脅迫されていた。
名も無き男はニールと共に、絵画を処分するためオスロ空港の保管庫へと侵入する。処分に成功した2人は、保管庫で回転ドアのような奇妙な装置を発見する。突然2人の男が飛び出してくる。名も無き男はその内の1人と揉み合いになるが、男の奇妙な動きに翻弄される。ニールはもう一方の逃げる男を追って行った。
その後、プルトニウム241が警察によってタリンに移送されることを知った、名も無き男とニール。ハイウェイで待ち伏せをし、プルトニウム241が入ったトランクの強奪に成功する。しかし、未来から逆行する車に乗ってきたセイタ―は、キャットを捕らえており、彼女の命とトランクの交換を要求する。
映画『TENET テネット』のあらすじ【転】
トランクに入っていたのは、アルゴリズムと呼ばれる装置で、全てのパーツを集めると全世界の時間が逆行、世界を崩壊させるものであった。
セイタ―により銃撃を受けたキャットの命を救うため、名も無き男は応援部隊のアイブスの協力のもと、逆行世界へと入る。名も無き男は、先ほどのハイウェイでセイタ―とのカーチェイスの末、車が横転し、火を放たれてしまう。
救出された名も無き男は、ニールと共にキャットを連れて、順行世界へと戻るため、回転ドアが有ったオスロ空港へと向かう。オスロ空港で名も無き男は、かつての自分と対峙する。以前、保管庫で戦った男は自分自身だったのだ。
セイタ―の目的は、アルゴリズムを起動させ、全人類を末期癌である自身の道連れとすることだった。アルゴリズムは彼の命と連動しており、彼が死んだ瞬間起爆スイッチが入る仕組みとなっていた。
アルゴリズムの起動を阻止するため、セイタ―のアジトであるスタルスク12での作戦を開始する。それはアイブス率いる順行の赤チームと、ホイーラー率いる逆行の青チームが敵を挟み撃ちにする“挟撃作戦”であった。名も無き男は赤チーム、ニールは青チームでそれぞれ作戦に参加する。
映画『TENET テネット』の結末・ラスト(ネタバレ)
キャットはセイタ―暗殺のためヨットへと向かう。スタルスク12での作戦完了の合図をまで、セイタ―の機嫌を取る。
スタルスク12では、アイブスと名も無き男が、激しい銃撃戦の中、アルゴリズムが保管されている施設へと辿り着く。しかし、装置まであと少しの所で施錠された鉄格子に阻まれてしまう。向こう側では、セイタ―の部下ボルコフがアルゴリズムを埋めようとしていた。なんとか阻止しようとする名も無き男に対し、銃を向けるボルコフ。すると、彼の足元にあった兵士の死体が逆行になり立ち上がる。名も無き男の身代わりの形で銃弾を受け、扉を開錠し、去って行った。名も無き男はその機を逃さずアルゴリズムの奪取に成功する。
一方、合図を待ちかねたキャットはセイタ―を銃撃。彼を海へと突き落とし、自身も海へと飛び込み逃亡する。
無事アルゴリズムを回収した名も無き男にニールは、自身の雇い主が実は未来の彼であったことを明かす。次の任務のため去って行くニールのバッグパックには、かつてオペラハウスで名も無き男を救った男、ボルコフの銃弾を受けた男と同じストラップが付いていた。
アルゴリズムについて知りすぎたキャットを殺害するため、プリヤとその手下は彼女を待ち伏せていた。そこへ名も無き男が現れ二人を殺害。キャットとその息子の姿を見守っていた。
映画『TENET テネット』の感想・評価・レビュー
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映画『TENET テネット』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『TENET テネット』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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