映画『ダークシークレット完璧家族』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ダークシークレット完璧家族』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『ダークシークレット完璧家族』の作品情報
映画『ダークシークレット完璧家族』の登場人物（キャスト）
映画『ダークシークレット完璧家族』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『ダークシークレット完璧家族』の感想・評価・レビュー
映画『ダークシークレット完璧家族』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

映画『ダークシークレット完璧家族』の作品情報

出典：https://video.unext.jp/title/SID0066037

製作年	2020年
上映時間	86分
ジャンル	サスペンス
監督	ジョー・ルッソ
キャスト	ブリトニー・ラトレッジアニー・ハイゼトリステン・トーマスミカ・マクニール
製作国	アメリカ

映画『ダークシークレット完璧家族』の登場人物（キャスト）

テイラー（ブリトニー・ラトレッジ）: 教師を目指し、大学へ通う女子大生。恋人であるブラッドからプロポーズを受け、幸せの絶頂の最中、交通事故で恋人を亡くしてしまう。その傷は半年経っても癒えることはなく、ブラッドとの思い出のある自分の街を離れるため、住み込みでの仕事を始める。派遣先のケイレブ家は何かとルールが多く、次第に疑問を抱き始める。
ジョン（トリステン・トーマス）: テイラーが派遣されたケイレブ家の夫。小児科医であり、人当りも良く、街の住民からの信頼も厚い。アレサンドラに冷たく当たられるテイラーのことも気に掛け、何かとフォローしてくれる優しい性格である。
アレサンドラ（アニー・ハイゼ）: テイラーが派遣されたケイレブ家の妻。素っ気なく、冷たい印象である。本の執筆作業をしており、彼女の部屋へ近づくことは禁止されている。彼女の姿を見たものは街には1人もおらず、まるで何かから隠れるかのように生活している。

映画『ダークシークレット完璧家族』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）

映画『ダークシークレット完璧家族』のストーリー（あらすじ）を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ダークシークレット完璧家族』のあらすじ【起】

恋人のブラッドからプロポーズを受け、まさに幸せの絶頂であるテイラー。その帰り道に交通事故でブラッドを亡くす。半年経ってもその傷は癒えず、学校も休学しているテイラーを姉のカラは心配している。

テイラーは住み込みで仕事を始めようと思うとカラに相談するが、学業に専念してほしいと願うカラはあまり乗り気ではない。

カラの反対を押し切り、面接を受けたテイラーはケイレブ家への派遣が決まる。夫のジョンは小児科医であり、妻のアレサンドラは本を執筆しているそうだ。テイラーに住み込みの経験がないと知った夫妻はテイラーの住み込みを断ろうとしたが、娘のエミリーがテイラーを気に入ったことにより、テイラーは無事ケイレブ家で住み込みにて働くこととなった。

しかしアレサンドラはテイラーのことを、完璧すぎて怖いくらいだとあまり良く思っていないようだった。住み込みのための荷造りを終えたテイラーはカラにケイレブ家まで送ってもらう。人当りの良いジョンにカラは安心した様子であった。

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映画『ダークシークレット完璧家族』のあらすじ【承】

ジョンはテイラーに各部屋を案内し、アレサンドラの部屋には近づいてはいけないと忠告する。また毎晩エミリーの部屋には鍵をかけることを指示する。怪訝そうな顔をするテイラーに、エミリーは夢遊病であり、娘の安全のためであるとジョンは説明する。

その夜、テイラーの歓迎とアレサンドラの執筆の進行を祝して3人は酒を交わす。テイラーがＢＧＭでお気に入りの曲をかけた瞬間、あんなに楽しそうにしていたアレサンドラの表情が一変し、それを見たジョンは今すぐに音楽を止めろと言う。

翌日、テイラーがアレサンドラに謝罪をすると、気にしないでと優しく声を掛けた。そして、ジョンはテイラーのことが好きだと思うと告げる。娘の安全が守られるのであれば夫と関係を持っても構わないと言うアレサンドラに、テイラーは驚きを隠せなかった。

ケイレブ家にはスーパーからルークという青年が食材を届けに来ていた。テイラーはルークにケイレブ家のことを尋ねてみたが、彼もほとんど何も知らないそうだ。楽しく談笑する2人をアレサンドラは無表情でじっと見つめていた。

映画『ダークシークレット完璧家族』のあらすじ【転】

ある日、エミリーと映画鑑賞をしていたテイラーは、その映画に出演しているブラッドという俳優が好きだと話した。するとそこにアレサンドラが駆けつけ、今すぐやめるよう指示する。この家では、彼が出ている映画を見ることも名前を呼ぶことも禁止だと言われる。

その夜、テイラーはカラにケイレブ家でのことを相談していた。会話の中で、歓迎会の日にテイラーがかけた曲がブラッドの出演する映画の曲であることが判明する。その様子をアレサンドラは別室で監視していた。

夜中に目を覚ましたテイラーは隣の部屋から夫妻の言い争う声が聞こえ、そっと聞き耳を立てる。テイラーはブラッドと手を組んでエミリーを奪いにきたのだとアレサンドラは語っていた。

昨日の会話を聞いたテイラーはケイレブ家について調べ始める。しかし、ネットで検索しても何もヒットすることは無かった。次第に、エミリーは誘拐された子なのではないかと疑い始めたテイラーは、夫妻の髪の毛をブラシからこっそり採取すると、カラに連絡をして内密にＤＮＡ鑑定を依頼した。

映画『ダークシークレット完璧家族』の結末・ラスト（ネタバレ）

アレサンドラの部屋に侵入したところを見られたテイラーは逃げようとして、ジョンに麻酔薬で眠らされる。テイラーが目を覚ますと、手足を拘束されていた。かつてアレサンドラは俳優のブラッドと不貞を働いてしまったそうだ。ブラッドの協力者だと疑われたテイラーは、自分にはかつてブラッドという名の婚約者が居たことを説明するが信じてもらえなかった。

追い詰められたテイラーはカラから預かったＤＮＡ鑑定の結果をジョンに渡す。そこには父親はジョンであると記載されていた。妻のせいで偽りの人生を歩んできたことに怒ったジョンは、テイラーに謝罪をし、拘束を外す。すると、アレサンドラは包丁でジョンを刺し殺す。

そこにエミリーが現れ、アレサンドラが一瞬油断した隙に、彼女を道連れにテイラーはプールへと飛び込む。水面に落ちた衝撃でアレサンドラの腹部に包丁が突き刺さり、アレサンドラは死亡した。テイラーはエミリーを強く抱きしめた。

後日、大学へ戻ることを決めたテイラーを見送るエミリー達に、テイラーは手を振る。その表情は笑顔で満ち溢れていた。

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