この記事では、映画『離ればなれになっても』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『離ればなれになっても』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0086708
| 製作年 | 2020年 |
|---|---|
| 上映時間 | 135分 |
| ジャンル | ヒューマンドラマ 恋愛 |
| 監督 | ガブリエレ・ムッチーノ |
| キャスト | マルコ・カヴィッキオーリ ミカエラ・ラマゾッティ キム・ロッシ・スチュアート クラウディオ・サンタマリア |
| 製作国 | イタリア |
映画『離ればなれになっても』の登場人物（キャスト）
- ジュリオ（ピエルフランチェスコ・ファヴァーノ）
- パオロ・リカルドといつも一緒にいる少年。少年時代は貧困の中で育ちながら、勉強を重ね著名な弁護士になる。頭の良い人物。
- ジェンマ（ミカエラ・ラマッツォッティ）
- パオロの恋人。病気がちな母を持ち、やがて伯母に引き取られる。常に愛情を欲しがっている。
- パオロ（キム・ロッシ・スチュアート）
- ジュリオ・リカルドとともに過ごしている少年。平和主義者で温厚。本当の愛を探し続ける。
- リカルド（クラウディオ・サンタマリア）
- ジュリオ・パオロとともに過ごしている少年。夢想家でもあり、役者の道を志すも無一文の人生を送る。自分に正直な人物。
映画『離ればなれになっても』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『離ればなれになっても』のあらすじ【起】
1982年ローマの街で、過激なデモに巻き込まれた16歳のジュリオは、パオロとリカルドに助けられたことをきっかけに友情を育み、笑いの絶えない毎日を過ごしていた。やがて、パオロは同級生のジェンマと恋人になり、四人はいつも一緒にいた。
ある日、ジェンマの母親が突然他界し、ジェンマはナポリの伯母に引き取られた。次第に、ジェンマからの便りも減っていた。
1989年、ジュリオは弁護士に、パオロは臨時教員に、リカルドは役者兼映画ライターと、それぞれ新しい道を歩んでいた。一方ジェンマは、お金と薬にまみれたナポリでの生活に嫌気がさし、ローマへ向かいパオロの家に転がり込んだ。
リカルドは仕事関係で出会ったアンナと結婚しみんなでそれを祝福したが、この日からジェンマとジュリオはパオロに内緒で二人で逢瀬を重ねるようになった。やがてパオロがそれを知り、四人の友情に亀裂が入った。ジェンマはジュリオと暮らし始めた。
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映画『離ればなれになっても』のあらすじ【承】
1993年、弁護士として働くジュリオは、高報酬な事務所に誘われたことをきっかけに、悪徳代議士の顧問弁護士になった。リカルドは困窮し家賃も払えない程だったが、愛息子のアルトゥーロが誕生していた。久しぶりに四人で集まるも、パオロはジュリオとジェンマを許せずにいた。
仕事で忙殺されていたジュリオは、次第にジェンマとすれ違うようになっていった。そして、代議士の娘マルゲリータと付き合うことになり、ジェンマとは別れてしまった。
1997年、ジュリオとマルゲリータは結婚し、四人で集まることは無くなっていた。パオロは念願の常勤講師に採用されるが、ジェンマ以来愛する人ができずにいた。
リカルドは、妻が生活苦を理由に息子を連れてでていってしまっていた。リカルドとパオロの親交は続いており、二人で酒を飲んでいる時、偶然ジェンマが現れた。リカルドはジェンマの近況を知り寄り添うが、パオロは逃げるように帰っていった。
映画『離ればなれになっても』のあらすじ【転】
2000年になると、ジュリオとマルゲリータの間に子供ができるも、夫婦の関係は冷め切っていた。リカルドは息子に会えず、養育費の支払いも厳しくなったため、実家へ身を寄せていた。パオロも、新しい女性に出会っても前進できずにいた。
2001年には、ジュリオは義父から受け継いだ会社経営に頭を抱え、リカルドは国を変えようと選挙に出馬するも落選していた。
2009年ジュリオは、夫婦仲は悪いままだったが、娘の存在に助けられる日々を送っていた。リカルドは息子の誕生日を祝おうと向かうも、門前払いされてしまい、肩を落としていた。帰り道にばったりジュリオに遭遇すると、二人は後日会う約束を交わした。
パオロはある日、バスでジェンマと偶然の再会を果たした。ジェンマはレオナルドという息子を連れており、以降3人で会うようになっていた。
映画『離ればなれになっても』の結末・ラスト（ネタバレ）
そして時が経ち、ジュリオは反抗期の娘を連れて自分が18歳まで過ごした家を訪れた。一つ一つの部屋を紹介しながら当時の記憶に思いを馳せていると、リカルドからの電話が鳴った。
後日ジュリオが待ち合わせの場所に行くと、パオロもそこにいた。初めは固くなっていた二人だったが、あっという間に昔の3人へ戻っていった。パオロは口直しのコーヒーに二人を自宅へ誘った。
そこには、ジェンマの姿があった。パオロとジェンマは一緒に暮らしており、久しぶりに4人が揃った。
大晦日、4人はパオロの自宅で年越しパーティーをしていた。そこにはリカルドの息子の姿もあった。全員がテラスで花火を見上げながら、それぞれの幸せを噛み締めるのだった。
映画『離ればなれになっても』の感想・評価・レビュー
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映画『離ればなれになっても』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『離ればなれになっても』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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