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映画『ボックス 孤独の闇』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ボックス 孤独の闇』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『ボックス 孤独の闇』の作品情報


出典:https://gyao.yahoo.co.jp/store/title/139842

製作年 2021年
上映時間 70分
ジャンル サスペンス
ホラー
監督 サッシャ・シブリー
キャスト アンナ・フリエル
ピーター・ストーメア
アレクサンダー・カリム
オリヴィア・グラント
製作国 アメリカ

映画『ボックス 孤独の闇』の登場人物(キャスト)

タイラー(グラハム・ジェンキンス)
ハリウッドで俳優を目指して奮闘している青年。
マーシー(ミシェル・バーナード)
タイラーをオーディションに呼んだ女性。
サラ(クリステン・ヴァガノス)
タイラーが故郷で付き合っていた女性。
プロデューサー(アンドリュー・エイブルソン)
タイラーが面談したプロデューサー。
壁の向こうの男(コリン・モーガン)
タイラーが閉じ込められた部屋の、向こう側にいた男。

映画『ボックス 孤独の闇』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ボックス 孤独の闇』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ボックス 孤独の闇』のあらすじ【起】

田舎町からハリウッドに出て来た青年・タイラーは、子供の頃からの夢だった俳優になるため幾つものオーディションを受けていたが、なかなか成功に繋がるチャンスは掴めなかった。そんな時、知り合いのつてで出席したパーティーで、タイラーは元有名子役だったジュリーという俳優に出会う。

自身も小さい頃にジュリーの出ている番組を見ていたタイラーは、有名になるのはどんな気分なのかと聞いてみる。ジュリーは、世間に名前が知られることは、カゴの中の鳥になったような気分だと答える。

その夜アパートの部屋に帰ったタイラーは、どこか見知らぬ部屋に閉じこめられる夢を見る。その部屋は一見普通の部屋に見えたが、タンスやキッチンの引き出しには何もなく、そしてドアを開けると入口は大きな鏡で塞がれていて、殴っても叩いても鏡を割ることは出来なかった。

夢の中でタイラーが、何かナイフのような道具があればと考えると、何もなかったテーブルの上に、忽然とナイフが出現する。試しにタイラーがハンマーが欲しいと願えばハンマーが出現したが、そのハンマーを使っても入口の鏡は割れなかった。

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映画『ボックス 孤独の闇』のあらすじ【承】

夢から醒めたタイラーは、パーティーで出会ったマーシーという女性から、映画のオーディションに出てみないかと誘われる。転送されてきたセリフを読むと、それはどこかの部屋に閉じこめられた男という設定で、タイラーは夢の中の自分を思い出す。

オーディションに臨んだタイラーは、夢を思い出して役に入り込むあまり、アドリブで心境を口にしてしまう。オーディションに立ち会ったマーシーは戸惑うものの、プロデューサーに連絡してみると、ぜひ会ってみたいと言われる。

遂にチャンスを掴めたかと思ったタイラーだったが、アパートの家賃を滞納していて、今週中に払わなければ追い出すと大家に忠告される。タイラーは徹夜でバイトをして金を稼ごうと考えるが、夜明けに睡眠不足で車を運転したあげく、事故を起こしてしまう。

幸いケガはそれほど重くなかったが、車は廃車になり、しかもプロデューサーとの面談前に顔に傷を負ってしまったタイラーは酷く落ち込む。そして退院したタイラーはアパートに帰り、大家に事故に遭ったことを告げるが、大家は容赦なく出て行けと告げる。

映画『ボックス 孤独の闇』のあらすじ【転】

タイラーは手荷物だけを持って安いモーテルに宿を取り、思い悩んだあげく、故郷にいるサラという女性に電話をする。タイラーは故郷でサラと付き合っていたのだが、俳優になるためサラを置いてハリウッドに出て来たのだった。

しかしサラはタイラーを恨んではおらず、今もタイラーの成功を願っていた。胸を締め付けられるような思いでタイラーは電話を切り、翌日プロデューサーとの面談に臨む。プロデューサーはタイラーに、「ボックス」というタイトルの脚本を手渡す。

「ボックス」の内容はタイラーが夢で見ていた「見知らぬ部屋に閉じこめられた男の物語」で、タイラーの役どころも閉じこめられた男、つまり主役だった。脚本を持ち帰ったタイラーは再び、部屋の夢を見る。すると部屋の壁の一部に穴が開き、穴の向こうから1人の男がタイラーをのぞき込んでいた。

その男が言うには、男もまた見知らぬ部屋に閉じこめられていたが、どうせ出られないのならこの状況を楽しむべきだと語る。そして男がタイラーのことを聞き「また会えることを願う」と言い残すと、穴は閉じてしまう。

映画『ボックス 孤独の闇』の結末・ラスト(ネタバレ)

タイラーが部屋の奥にある小さな部屋に行くと、そこはタイラーが少年時代を過ごした寝室になっていた。目を覚ましたタイラーは、いつも持ち歩いていた両親からの手紙を取りだす。そこには両親から、タイラーの成功を祈る言葉が書き綴られていた。

その夜タイラーは夢の中で、閉じ込められた部屋に火を放つ。そして目覚めたタイラーは、映画の出演を辞退する旨をプロデューサーに告げ、実家に帰る決心をする。するとそこでタイラーのスマホに電話が入り、その声は夢の中に出て来た「壁の向こうの男」だとタイラーは察する。

電話の相手は「ボックス」の監督で、出演を断ったタイラーに、映画に出ないことは自分を否定することだとタイラーに告げる。そして時は流れて数年後、タイラーはセラピストに、ずっと閉じこめられた夢を見続けていると悩みを語る。

セラピストとの面談を終えたタイラーが家を出ると、多くの報道陣が待ち構えていた。タイラーはハリウッドで役者として成功したものの、心の中ではずっと「カゴの中の鳥のように、捕らわれたまま」という思いが消えることがなかったのだった。

映画『ボックス 孤独の闇』の感想・評価・レビュー

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映画『ボックス 孤独の闇』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『ボックス 孤独の闇』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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