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映画『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0015755

製作年 2012年
上映時間 83分
ジャンル コメディ
監督 ラリー・チャールズ
キャスト サシャ・バロン・コーエン
アンナ・ファリス
ベン・キングズレー
サイード・バッドレヤ
製作国 アメリカ

映画『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』の登場人物(キャスト)

アラジーン / 影武者(サシャ・バロン・コーエン)
北アフリカの小国家・ワディヤに君臨する独裁者。
ゾーイ(アンナ・ファリス)
食料品店を営む若い女性。ワディヤの独裁体制に反対している。
タミール(ベン・キングズレー)
ワディヤでアラジーンの腹心を担う政治家。
ナダル(ジェイソン・マンツォーカス)
ワディヤで核兵器開発を担当していた技術者。

映画『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』のあらすじ【起】

北アフリカの小国家・ワディヤは、独裁者のアラジーン将軍が強大な権力を握り、国連の武器査察も拒否して、独自に核兵器を開発していた。しかし国際社会もアラジーンの無謀な政策を放置することは出来ず、国連の安保理事会に出席しなければ、ワディヤに武力行使も辞さない制裁を行なうと決議する。

アラジーンは腹心のタミールに説得され、安保理事会に出席するためニューヨークに渡る。しかし滞在先のホテルで何者かに拉致され、地下室に監禁される。地下室でトレードマークである髭を剃られ、拷問されそうになったアラジーンだったが、相手の隙を突いて逃げ出すことに成功する。

アラジーンは理事会の開催される議会場へ向かうが、誰もアラジーンだと信じてくれず追い返される。そこにタミールたちの乗った車が到着し、タミールはアラジーンそっくりな男と一緒に車に乗っていた。アラジーンは、タミールがワディヤの権力を握るため自分を拉致させ、影武者を用意していたのだと察する。

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映画『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』のあらすじ【承】

そこでアラジーンは、ワディヤの独裁に異議を唱えるデモの中で、警備隊に押し倒される女性を見つけ、成り行きで助けてしまう。ゾーイという名のその女性は助けてくれたお礼にと、自分の経営する小さな食料品店にアラジーンを連れて行く。

ゾーイの店は世界各国の政治逃亡犯など、アメリカで生きづらい生活を送っている人々を雇用していた。ゾーイは、偽名を使って店まで来たアラジーンも祖国を追われた者だと勘違いし、店で働かないかと勧めるが、アラジーンは「働くなんて出来るか」と、普段自分が使っている差別用語で店の従業員をからかい、店を出て行く。

ゾーイの店を出たはいいものの、行き場所を失くして途方に暮れていたアラジーンだったが、以前自分がワディヤで処刑したはずの核兵器開発技術者・ナダルを街角で見つけ、後をつけてみる。

アラジーンになぜ生きているのかと問い詰められたナダルは、アラジーンが気まぐれで次々に処刑していた者たちは、みな処刑されたフリをして国外に逃亡していたのだと告白する。ナダルは核兵器開発に復帰することを条件に、タミールの計画阻止への協力を約束する。

映画『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』のあらすじ【転】

タミールは、アラジーンが規制をしていた石油の輸出を解禁して莫大な利益を得るために、民主化を謳った新憲法を設立することを、影武者に国連で宣言させる。アラジーンとナダルは、影武者が新憲法にサインする5日後までに、なんとか影武者と入れ替わろうと画策する。

そこでナダルは、ゾーイの店が新憲法設立の日に、議会場にケータリングの仕事を請け負ったことを知る。アラジーンは影武者とすり替わるため、やむなくゾーイに謝り、食料品店で働くことにする。

店でも相変わらず無謀な接客や仕事ぶりを発揮するアラジーンだったが、仮にも一国を治める指導者だった手腕を生かし、店員たちは生き生きと働き始め、店は見違えるように繁盛していく。そしていつしかアラジーンとゾーイは、互いに惹かれ合っていく。

そしてアラジーンはゾーイと一夜を共にする際に、自分がワディヤの独裁者であることを告白する。衝撃を受けたゾーイはアラジーンを拒否し、アラジーンは仕方なくゾーイの元を去って行く。

映画『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』の結末・ラスト(ネタバレ)

影武者が新憲法にサインする当日、アラジーンはナダルの手助けで強引にホテルに侵入し、影武者と入れ替わることに成功する。カミールは影武者が本物のアラジーンであることに気付かぬまま、アラジーンと共にサインをする議会場へと向かう。

アラジーンは各国首脳が集う議会場で、サインをする前に新憲法を破り捨て、独裁の継続を宣言するつもりだった。しかし独裁継続を口にしようとした時、会場にゾーイがいるのを見つける。アラジーンはゾーイを見つめながら、「民主主義には欠点もある。だから新しい民主主義を設立するため、ワディヤで総選挙を行う」と宣言する。

そこでカミールがアラジーンを抹殺しようと拳銃を取り出すが、そこに影武者が現れ「撃たれるのが私の仕事です」と、銃弾の盾になる。幸い影武者も命を取り留め、ワディヤに戻ったアラジーンは、選挙で圧倒的な得票数を得て再び国家の指導者となり、妻となったゾーイと共にワディヤの新しい時代を築いていくのだった。

映画『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』の感想・評価・レビュー

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映画『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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