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映画『ザ・ミソジニー』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ザ・ミソジニー』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『ザ・ミソジニー』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0087549

製作年 2021年
上映時間 77分
ジャンル ホラー
監督 高橋洋
キャスト 中原翔子
河野知美
横井翔二郎
浅田麻衣
製作国 日本

映画『ザ・ミソジニー』の登場人物(キャスト)

ナオミ(中原翔子)
古い山荘に住む劇作家で、友人のミズキを自身の新しい演劇の主演に誘う。
ミズキ(河野知美)
女優でナオミの友人。
大牟田(横井翔二郎)
ミズキの新しいマネージャー。

映画『ザ・ミソジニー』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ザ・ミソジニー』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ザ・ミソジニー』のあらすじ【起】

劇作家のナオミは、友人で女優のミズキを新しい演劇の主役に誘う。ナオミはミズキとのリモート通話で、演劇のヒントになった、テレビで見たドキュメンタリー番組についてミズキに語り始める。

その番組は、ある女性が行方不明になった事件を追ったもので、女性がいなくなった時のことを、女性の娘がインタビューに答えていた。道端である写真を拾ったことから女性の様子がおかしくなり、ある日女性は突然悲鳴を上げたかと思うと、家を飛び出しそのまま姿を消してしまったという。

女性が消えた後、家の庭には黒い焦げ跡のようなものが残っていたと、娘は語っていた。そして女性の娘は、女性が消えたちょうど一年後に、何者かによって殺されていた。ナオミはミズキに、その娘の役をやって欲しいと告げる。

ミズキは新しいマネージャーの大牟田と共に、ナオミが1人暮らしをしている古い山荘を訪れる。そこでナオミはミズキに脚本を渡し、大牟田を含めて劇のリハーサルを始める。

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映画『ザ・ミソジニー』のあらすじ【承】

ナオミとミズキは友人同士だったものの、ナオミの夫だった啓介はナオミを捨ててミズキと再婚したという、因縁の間柄でもあった。山荘に足を踏み入れたミズキは、屋内に何か異様な雰囲気が漂っているのを感じる。

ミズキがそれをナオミに言うと、ナオミは「この家は、ちょっとおかしいの」と答え、自分が「魔除け」にしているという、悲運な最期を遂げた女性たちのスライドを見せる。

リハーサルが始まり、ナオミ自身も娘の母親の霊を呼び出す霊媒役となって、娘役のミズキとテーブルを挟んで正面に座る。女性が行方不明になった事件は、娘が母親を殺害したのではないかというウワサもあり、ナオミの脚本もそれを下敷きにしていた。

しかし霊媒師が呼び出した母親の霊は、「私を殺したのは、あなたじゃない」と娘役のミズキに告げる。母親は背後から近づいて来た何者かによって、オノで滅多打ちにされて殺害されたと告白する。母親と娘との因縁を絡めた脚本の内容に、ミズキは自分と実の母親との関係を思い出す。ミズキは自分に厳しい母親を避けていたが、年を重ねるにつれ自分がその母親そっくりな顔になっていくのを感じていた。

映画『ザ・ミソジニー』のあらすじ【転】

更にミズキはナオミの住んでいるこの山荘が、女性が行方不明になった現場ではないかと疑い始める。ミズキの精神状態は次第におかしくなっていき、山荘の外に母親の姿を見かけたりするようになる。そして夜になり、夢遊病の発作を起こしたミズキを大牟田が寝かしつけたあと、山荘にミズキの本物の母親がやって来る。

ミズキの母親とナオミ、そして大牟田はある秘密結社の一員で、森林に住む悪霊たちにいけにえを捧げる儀式を行っていた。ミズキの母親は啓介の生首を土産代わりだとナオミに渡し、翌日ナオミと大牟田は儀式用の服に着替え、目覚めたミズキをいけにえとする儀式を始めようとする。

ナオミと大牟田に捕えられたミズキは、庭にある「焼け焦げた跡」の前に連れていかれる。ナオミがオノでミズキを殺そうとした時、黒い車に乗った謎の男たちが現れる。

ナオミは「指導者」と呼ばれる結社のリーダーが来たのかと思っていたが、そこで大牟田の携帯に電話が入り、ナオミはアメリカのスパイだと密告が入る。ナオミはそれを否定するが、現れた男たちは念力のようなものを使ってナオミを捕らえようとする。

映画『ザ・ミソジニー』の結末・ラスト(ネタバレ)

そこでナオミはミズキを連れて山荘内へ逃げ込み、床に魔方陣を描いて男たちを遮断する。そこにミズキの母親がやって来て、ナオミは一瞬の隙を突いて魔方陣の一角を消し、円の外に出て母親を押し倒すと、野生のイノシシを仕留める電気ヤリで母親を刺し殺す。

すると小さな水槽のようなものを抱えた大牟田が現れ、「これが僕の本体です」と、水槽に浸された蛇の死骸を見せる。そこでミズキは魔方陣を書き直し、ナオミが大牟田を魔法陣の中に押し込む。大牟田は魔方陣の魔力によって、体をズタズタに引き裂かれる。

それから数日後、ナオミはリモート通話で劇の脚本が完成したことをミズキに告げる。するとミズキは、死んだはずの啓介がそこにいるかのように語りかけ始める。そして悲鳴と共に、ミズキの姿は画面から姿を消す。

気が付くとミズキの体は、ナオミのいる山荘の庭へと飛んでいた。庭の焦げ跡付近に母親の顔が浮かび上がり、「しっかりやるんだね」とミズキに語りかけ、ミズキは茫然とした顔で、山荘にいるナオミと手を振り合うのだった。

映画『ザ・ミソジニー』の感想・評価・レビュー

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映画『ザ・ミソジニー』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『ザ・ミソジニー』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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