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映画『ザ・マペッツ』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『ザ・マペッツ』の概要:マペットのウォルターは人間のゲイリーと兄弟で、とても仲良く幸せに暮らしていた。だが、ゲイリーが成長していく姿を見て、マペットは変化しない自分の体に落ち込むようになる。そんな時、『ザ・マペット・ショー』という番組に出会う。

映画『ザ・マペッツ』の作品情報

ザ・マペッツ

製作年:2011年
上映時間:102分
ジャンル:コメディ、ミュージカル
監督:ジェームズ・ボビン
キャスト:ジェイソン・シーゲル、エイミー・アダムス、クリス・クーパー、ラシダ・ジョーンズ etc

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映画『ザ・マペッツ』の登場人物(キャスト)

ゲイリー(ジェイソン・シーゲル)
人間。優しくて穏やかな性格。ちょっと鈍感なところがある。
ウォルター(声:ピーター・リンツ / 人間になった姿:ジム・パーソンズ)
マペット。ゲイリーの兄弟、幼い頃からいつも一緒だった。『ザ・マペット・ショー』という番組に出演している、マペットのカーミットのことが大好き。
メアリー(エイミー・アダムス)
人間。小学校の先生。ゲイリーと10年付き合っており、結婚を夢見ている。ロサンゼルスに憧れている。
テックス・リッチマン(クリス・クーパー)
人間。石油王。大金持ち。マペット・スタジアムの下にある石油を狙っている。
カーミット(スティーヴ・ホイットマイヤ)
マペット。『ザ・マペット・ショー』という番組の出演者。番組終了後、家でロボットと共に、ひっそりと暮らしている。

映画『ザ・マペッツ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ザ・マペッツ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ザ・マペッツ』のあらすじ【起】

マペットのウォルターは兄弟のゲイリー(人間)と仲良く暮らしていた。ウォルターはゲイリーとの生活に幸せを感じていたが、何もかもうまくいくわけではなかった。ゲイリーが順調に成長していくのに対して、ウォルターは背が伸びず、身長制限に引っ掛かって遊園地の乗り物に乗ることができなかった。ゲイリーはウォルターが落ち込んでいるのに気づき、遊園地を止めて、『ザ・マペット・ショー』というビデオを一緒に見ることにした。

ウォルターは『ザ・マペット・ショー』のお蔭で、嫌なことがあっても平気になった。『ザ・マペット・ショー』には、歌うカエルのカーミット(マペット)や、冗談を言う熊(マペット)が登場した。時代が移り変わろうとも、ウォルターはその番組に生きる希望をもらい続けた。

ゲイリーはウォルターを誘い、恋人のメアリーと付き合って10年目の記念日にロサンゼルスに旅行に行くことにした。ロサンゼルスには、マペット・スタジアムがあった。ウォルターは感激し、カーミットに会えるかもしれないと胸を躍らせた。だが、マペットは何年もショーを行っておらず、スタジオも使われていなかった。ゲイリーはそのことをウォルターに伝えるが、冗談だと思われ信じてもらえなかった。

メアリーはウォルターが一緒だと知り、表情を曇らせた。本当はゲイリーと2人きりで行きたかったのだ。だが、ゲイリーはメアリーの気持ちに全く気づいていなかった。メアリーはゲイリーとの結婚を夢見て、嫌だと言わず我慢した。

映画『ザ・マペッツ』のあらすじ【承】

ウォルター達はロサンゼルスに旅行に出かけ、マペット・スタジアムを訪れた。だが、そこは廃墟のように寂れていた。カーミットのオフィスは立ち入りが禁止されていたのだが、ウォルターはガイドの目を盗んでこっそり忍び込んだ。ウォルターが部屋の中を見ていると、誰かが入ってくる気配がしたため、急いで隠れた。中に入ってきたのはマペット達と、テックス・リッチマンという人間の男だった。リッチマンはマペット・スタジアムを買い取り、マペット博物館に改装しようとしていた。だが、それは土地を買い取るための嘘だった。本当はスタジアムの下にある石油が狙いだった。リッチマンの行いを阻止するためには、カーミットが交わした契約の期限が切れるまでに、マペットが1000万ドルを調達しなければならなかった。ウォルターはリッチマンの話を全て聞いてしまい、体を震わせて驚いた。

ウォルター達はゲイリー達に事情を説明し、カーミットの行方を捜すことにした。一日中探し回り、無事にカーミットと会うことができた。ウォルターは感激のあまり、気絶してしまう。ゲイリーとメアリーはウォルターを起こした後、カーミットにリッチマンの悪巧みのことを話した。だが、カーミットは1000万ドル集めるのは不可能だと肩を落とした。1000万ドルを集めるにはショーを行うのが一番だが、カーミットは昔の仲間に何年も会っておらず、集めるのが大変だった。しかも、マペットの人気も落ちており、寄付を募っても集まるか分からなかった。ウォルター達は必死に言葉を重ね、ショーの開催を頼んだ。カーミットは受ける代わりに、ウォルター達に協力を求めた。

ウォルター達はロボットの力を使い、カーミットの昔の仲間を探すことにした。まずは、「ペチューロ・カジノ」でバンドのボーカルとして仕事をしている、フォジーに会いに行った。フォジーはカジノの外にソファや荷物を置き、生活していた。カーミットはかつての仲間の困窮した現状を悲しんだ。ずっと会わなかったことを謝罪し、一緒にショーをやって欲しいと頼んだ。その後、カーミット達は車でいろんな場所を回り、元仲間達を集めていった。

映画『ザ・マペッツ』のあらすじ【転】

カーミット達は最後にミス・ピギーを迎えに行くため、フランスのパリに向かった。ピギーは雑誌『ヴォーグ』の編集者として働いていた。カーミット達は予約があるフリをして、受付を通ってピギーのオフィスを訪れた。そして、事情を説明した。ピギーは返事をする前に、カーミットと2人きりで話し合うことにした。

ピギーとカーミットは恋人同士だった。ピギーは結婚を望み、家を購入していた。にも関わらず、カーミットは結婚を拒んだ。だが、カーミットはピギーのことを忘れておらず、ピギーが購入した家に暮らして守っていた。しかし、ピギーは自分のことを求めてくれないカーミットに愛想を尽かしており、協力を拒んで去って行った。カーミットは仲間達の元に戻り、代役を探すことを提案した。

カーミット達はピギーの代役にミス・プーギーを採用した。その後、テレビ局を訪ねて回った。しかし、なかなかショーを放送してくれる番組は見つからなかった。だが、カーミット達がプロデューサーのヴェロニカの元を訪ねているときに、運よく番組に穴が空いた。ヴェロニカは仕方なくカーミット達のショーを収録し、放送することにした。その代わり、有名人を司会者として起用することを約束させた。

ウォルター達は埃塗れの劇場を皆で掃除した。一日その手伝いで時間がつぶれてしまったため、メアリーは明日は一緒に観光に行きたいとゲイリーに訴えた。だが、ゲイリーはもう少しウォルターの傍に居てあげたかった。明後日は一緒にいることを約束し、明日はウォルターの手伝いをすることを了承してもらった。

映画『ザ・マペッツ』の結末・ラスト(ネタバレ)

カーミット達がリハーサルを行おうとしたとき、ピギーが現れる。ピギーはプーギーを倒し、仲間達のためにショーに参加することを決める。しかし、皆が行ったリハーサルは、失敗ばかりで最悪だった。カーミットはウォルターに舞台に上がることを勧めた。しかし、ウォルターは自分に自信がなく、才能がないからできないと断った。カーミットはそんなウォルターを励ました。

カーミットは有名人の出演者を見つけることができなかったため、直接リッチマンに会い、スタジアムを返して欲しいと訴えることにした。しかし、リッチマンは返す気はなかった。さらに悪いことに、契約書に書かれていた内容により、期日を過ぎれば「マペット」と言う名前すらリッチマン以外使えなくなってしまうことが判明する。

カーミットが有名人の捜索を諦めて行方を眩ませてしまう。ピギーはカーミットの代わりに友人達を鼓舞した。そして、俳優のジャック・ブラックを誘拐した。一方、ゲイリーはメアリーを怒らせてしまうが、理由が分からなかった。しかし、ウォルターに助けを求めに行って話したときに、10周年の記念のレストランを予約し忘れていたことに気づく。急いで部屋に戻るが、メアリーは怒って家に帰ってしまっていた。残されていた手紙には「あなたは人間?それともマペット?」と書かれていた。ゲイリーは町に戻り、メアリーと仲直りした。

カーミット達は「マペット・ショー」を行い、募金の募集を行った。テレビを見た人が、続々と客席に集まってきた。しかも、仕事があると聞き、女優のウーピー・ゴールドバーグら有名人も現れる。だが裏で、リッチマンが寄付金集めを失敗に終わらせるため、劇場の配電盤を破壊していた。カーミット達は困り果てた。すると、突然劇場の電気が復旧した。ゲイリーと一緒にきたメアリーが、修理を行ったのだ。

ゲイリーは勝手に帰ったことをカーミットに謝罪した。だが、自分にとって世界一大切な人であるメアリーのためにしたことなので、後悔はなかった。カーミットは見つめ合うゲイリーとメアリーの姿を見て、ピギーのことが気に掛かった。カーミットは控室に戻ると、ピギーのウェディングドレス姿の写真を眺めた。ピギーはそれを見て、言葉を失くすほど驚いた。なぜなら、ピギーもカーミットのタキシード姿の写真を持っていた。カーミットはピギーへの気持ちを打ち明け、君が必要だと訴えた。2人は一緒にステージに上がり、デュエットを披露した。

出し物がないにも関わらず、時間が余っていた。ゲイリーはウォルターに会いに行き、舞台に上がってくれと説得した。だが、ウォルターは観客に笑われるのを恐れて嫌がった。ゲイリーは必死に言葉を重ね、逃げてはいけないと訴えた。ウォルターは舞台に上がり、口笛を披露した。ショー終了後、観客達は拍手を送った。寄付金は順調に溜まっていたが、リッチマンが車で電柱を倒し、計上を阻止した。

1000万ドル集まらなかったため、カーミット達は劇場を去ることになった。だが、外に出ると、道路を埋め尽くすほど多くの人達が待っていた。ウォルターはカーミット達と喜びを分かち合った。ゲイリーはその姿を誇らしそうに見ていた。

映画『ザ・マペッツ』の感想・評価・レビュー

人間×マペットが仲良く生活している不思議な世界。登場するマペット達が可愛くて、実際にこんな世界があればいいなと羨ましく思ってしまうような素敵な作品になっている。マペット達を苦しめる石油王のテックス・リッチマンは、嫌な奴だが間抜けな男なので何だか憎めないキャラクターである。

主人公のゲイリーは恋人のメアリーや友人を大切にする心優しい人物だが、果てしなく鈍感な性格なので、唖然としてしまう部分が多々ある。メアリーがずっと付き合っていることがすごいと思う。(女性 20代)


日本人にはあまり馴染みのないマペット。ぬいぐるみとは違い、人の手を使って手足を動かすことの出来る彼らと人間が共存する世界は非常に可愛らしく、心が温かくなりました。
マペットと人間の違いなんて見れば分かりますが、今作でそんなことを考えるのは愚問で、マペットも一人の人間として考えながら今作を見ると子供向けの楽しい作品でありながらも、考えさせられる部分が沢山ありました。
悪者もどこか抜けていて憎めないキャラクターなので大人も子供も一緒に楽しめる作品でしょう。(女性 30代)

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