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映画『ジョーズ・バケーション』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ジョーズ・バケーション』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ジョーズ・バケーション』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『ジョーズ・バケーション』の結末までのストーリー
  • 『ジョーズ・バケーション』を見た感想・レビュー
  • 『ジョーズ・バケーション』を見た人におすすめの映画5選

映画『ジョーズ・バケーション』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0077251

製作年 2022年
上映時間 89分
ジャンル サバイバル
アクション
監督 レ・ヴァン・キエ
キャスト アリシア・シルヴァーストーン
ジェームズ・タッパー
ディードル・オコンネル
ジェニファー・マッジ
製作国 アメリカ

映画『ジョーズ・バケーション』の登場人物(キャスト)

ジェイリン(アリシア・シルバーストーン)
夫のカイルと共に、ベトナムの海岸沿いに旅行に来た女性。旅行前に流産していて、その心を癒すための旅行だった。
カイル(ジェームズ・タッパー)
妻のジェイリンと共にベトナムへ旅行に来た男性。流産で傷心のジェイリンのために、高額の水上コテージをレンタルする。

映画『ジョーズ・バケーション』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『ジョーズ・バケーション』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ジョーズ・バケーション』のあらすじ【起】

ジェイリンとカイルの夫婦は、休暇を利用してベトナムの海岸沿いへ旅行に来ていた。少し前にジェイリンが出産間際に流産し、そのショックを癒すための旅行でもあった。

カイルは、高額ではあったが桟橋に繋がれた水上コテージをレンタルし、自然に囲まれた環境でジェイリンの心を癒そうと考えていた。ジェイリンも都会の喧騒から離れた旅行を楽しんでいたが、ある夜海岸沿いに台風が襲って来る。

カイルもジェイリンも、コテージの周囲の海面が嵐でざわめき始まるのを聞いて不安を感じていたが、何かあれば助けが来るだろうと、コテージから移動することはなかった。しかし嵐は予想よりも勢力が強く、高い波に飲み込まれたコテージは、その勢いで桟橋から切り離されてしまう。

嵐の影響で海流の動きも大きかったため、コテージはあっという間に陸地から離れていってしまう。ジェイリンは海岸沿いに向かって必死に助けを呼ぶものの、その声は激しい風雨にかき消されて海岸まで届くことはなかった。

映画『ジョーズ・バケーション』を無料視聴できる動画配信サービスと方法については、以下の記事をご覧ください。

映画『ジョーズ・バケーション』を無料視聴できる動画配信サービスと方法
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映画『ジョーズ・バケーション』のあらすじ【承】

やがてコテージは海面から突き出た岩礁にぶつかり、ようやく流されていた動きが止まる。カイルは流された影響で家具に足を挟まれ片足を骨折していたが、コテージの漂流が止まったことで、ここで嵐が収まるまで凌いで、助けが来るのを待とうとジェイリンに告げる。

ジェイリンもカイルの考えに同意し、2人は陸地から切り離されたコテージの中で眠りにつく。しかし朝が来て目覚めると、コテージはいつの間にか岩礁を離れ、周囲に陸地が見えない海の真っ只中に流されていた。

すでにどの方向に陸地があるかもわからない状態で、ジェイリンはパニックに陥りそうになるが、カイルが必死になだめ、とりあえず使えるものを探そうと提案する。幸いコテージの床下には潰れかけたペットボトルなどがあり、2人はわずかな水で喉の渇きを癒す。

そこでジェイリンは、遠目にボートの姿を見つけ、懸命に助けを求める。しかし叫んでも声が届かないと考え、コテージの上で何かを燃やそうと考える。

映画『ジョーズ・バケーション』のあらすじ【転】

カイルはペットボトルをレンズ代わりにして、照り付ける日差しをペットボトルに当て、コテージの上で濡れていない紙などを燃やし始める。上手く火が点き、狼煙のような煙を上げることに成功するが、火はコテージの中で予想以上に燃え上がり始め、2人は慌てて海の中へと飛びこむ。

結局コテージ全体が燃え上がってしまい、2人はコテージの残骸に捕まってかろうじて海面に浮いているような状態に追い込まれる。骨折した足の治療も満足に出来ていなかったカイルは、次第に顔色が青ざめていき、ジェイリンはカイルを必死に励ます。

そして更に2人を追い詰めるかのように、海面に数体のサメの背びれが姿を表す。ジェイリンは木片などで必死に抵抗するものの、カイルは下半身をサメに食いつかれてしまう。

ジェイリンの懸命の抵抗でサメは離れて行き、カイルは上半身でジェイリンの乗っているコテージの残骸に捕まったまま、再び当てのない漂流が始まる。そして疲れ果てたジェイリンは、そのまま気を失う。

映画『ジョーズ・バケーション』の結末・ラスト(ネタバレ)

ジェイリンが目覚めると、残骸はいつの間にか、小さな島の砂浜に流れ着いていた。ジェイリンは残骸にしがみついたカイルを助け起こそうとするが、カイルは両足の膝から下をサメに食い千切られていて、すでに息絶えていた。

ジェイリンはカイルの死に慟哭しながらも、砂浜を歩いて助けを求める。すると海岸沿いで、大きな桶のような丸いボートで漁をしている男を見つけ、ジェイリンはボートに乗せてもらう。

しかしそのボートにサメが体当たりしてきて、海に落ちた漁師はサメの餌食となり、ジェイリンも海中へ落ちてしまう。何か対抗する手段がないかと考えたジェイリンは、ボートを固定していた碇を海中から必死に引き上げる。

ジェイリンの足元に襲いかかろうとしていたサメは、引き上げた碇に食いついてしまい、そのまま海中へ沈んで行く。こうしてなんとか生き延びたジェイリンは、やがて地元の漁師たちによって救出されるのだった。

映画『ジョーズ・バケーション』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

夫婦で癒しのバケーションのはずが、漂流、サメ、漂流死、という怒涛の展開に驚かされました。序盤の心の傷や夫婦関係の描写は少し冗長でしたが、それが後半のサバイバルに繋がっていると考えると、意外と深いテーマ性があるのかもしれません。ただ、サメの登場がかなり終盤なのと、CGの出来には物足りなさを感じました。サバイバルホラーとしてはそこまで緊張感はなく、どちらかというとヒューマンドラマ寄り。でも、「妻が一人でサメに挑む」という設定は斬新で、後半は応援しながら見ていました。(30代 女性)


前情報なしで観ましたが、予想以上に人間ドラマ寄りで少し肩透かしを食らいました。タイトルからもっとサメが大暴れするパニック映画を期待していたのですが、実際には心理描写や夫婦関係の修復に時間を割いていて、サメの出番は少なめ。とはいえ、ラスト近くの死闘は手に汗握りましたし、主人公のサバイバル力には驚かされました。正直、突っ込みどころは多い映画ですが、「一人で海に放り出されたらどうするか?」という疑似体験的な恐怖はなかなかでした。(20代 男性)


冒頭のリゾート描写から一転して、嵐で流されてからの展開がなかなかスリリング。夫の死亡シーンは唐突でしたが、主人公のサバイバルモード突入には説得力がありました。途中から少しファンタジー寄りにも感じましたが、極限状態での人間の強さと弱さが描かれていて面白かったです。サメとのラストバトルは「え、これで勝つの!?」と驚きましたが、ある意味B級映画の醍醐味を存分に味わえる作品でした。(40代 男性)


全体的に「B級映画の良さと悪さが混在している作品」という印象でした。前半のドラマパートは丁寧に作られているのに、サメの出番が遅すぎるし少なすぎる。CGも安っぽくてリアリティがない。でも、それでも最後まで見てしまうのは、主人公の「生きたい」という執念に引っ張られるからかもしれません。夫婦の絆やトラウマを乗り越える過程を描こうとした意図は感じました。ジャンルを勘違いしなければ楽しめる映画かもしれません。(50代 女性)


B級サメ映画をよく観る自分としては、かなり真面目な作品という印象。トンデモ展開やギャグ要素を期待している人には物足りないかも。ただ、実は本作はサメより「喪失と再生」が主題なのかなと思いました。夫の死を乗り越えて一人で海から生還するヒロインの姿は感動的です。とはいえ、もう少しテンポ感とサメの脅威を強調してくれたら、もっと緊張感のある映画になったのでは。惜しい佳作という感じですね。(30代 男性)


女性視点で描かれる「恐怖」と「孤独」が強烈に伝わってきました。嵐により孤立した海上で、大切な人を失い、なおも生きようとするヒロインの姿は痛々しくも力強いです。確かにCGはチープですし、リアリティを求めると厳しい部分も多いですが、感情面で共感できる場面が多かったです。サメ映画というより「喪失からの再生を描いたサスペンスドラマ」として観ると、胸に刺さる映画でした。(40代 女性)


中盤まではスローで「これ本当にサメ映画?」と思ってましたが、終盤にかけて一気に展開が加速。海の孤独、死の恐怖、そしてそれを乗り越えようとする強さが描かれていて、意外と感情移入できました。とはいえ、サメの出現タイミングやCGには不満が残ります。もう少しリアルさがあれば、より緊張感が出たのに。ただ、ヒロインの生還シーンにはぐっとくるものがありました。派手さはないけど、しみじみ来る映画です。(50代 男性)


サメ映画というジャンルにしては珍しく、非常に内面的な作品。ヒロインが PTSD を抱えているという設定が、物語全体に重さと説得力を与えています。夫婦の関係性やヒロインの心理変化にフォーカスしたことで、ホラーというよりはヒューマンサスペンスに近い印象でした。最後に彼女がサメを倒すシーンはかなりご都合主義的ではありますが、「絶望の中でも人は強くなれる」というテーマがしっかり伝わりました。(20代 女性)


タイトルに惹かれて観たものの、正直なところ期待していたようなパニック映画ではありませんでした。サメの怖さを前面に出すというよりは、孤独と喪失の恐怖をじわじわ描くタイプの映画です。なので、アクションを求める人には退屈かも。ただ、嵐で漂流してからのサバイバル描写はリアルで、精神的にも追い詰められていく様子に胸が苦しくなりました。心の弱さと強さの描き方に惹かれました。(60代 女性)


こういう映画、嫌いじゃないです。設定はシンプルだけど、極限状態でどう生き延びるかというテーマがぶれずに描かれている。正直、演出やCGは微妙なところもあるけど、それよりもヒロインの強さと執念に感情を揺さぶられました。夫の死があまりにも唐突すぎてびっくりしましたが、それが主人公の覚悟を引き出す起点になっていて、構成としては悪くないと思います。ラストの岸辺に倒れるシーンには少し涙しました。(40代 男性)

映画『ジョーズ・バケーション』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ジョーズ・バケーション』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

ロスト・バケーション

この映画を一言で表すと?

孤島に取り残された女性とサメとの静かなる死闘を描く、究極のワンシチュエーション・サバイバルスリラー!

どんな話?

サーフィン中に負傷し、岸から200mの岩場に取り残された主人公。彼女のすぐ近くには巨大なホオジロザメが執拗に周囲を回遊。満潮、傷、飢え、サメ…次第に迫るタイムリミットの中、彼女は命をかけた決断を迫られる。

ここがおすすめ!

ほぼ一人芝居ながら、主演ブレイク・ライブリーの演技が圧巻。緊張感のある演出と美しい海のロケーションの対比が、恐怖をさらに引き立てます。サバイバル×サメ映画として完成度が高く、緊迫した90分を味わいたい人には必見の一作。

オープン・ウォーター

この映画を一言で表すと?

「海に取り残される恐怖」がリアルに迫る、実話ベースの極限サバイバルスリラー。

どんな話?

ダイビングツアーで海に潜った夫婦が、スタッフの手違いで海上に置き去りにされてしまう。救助は来ない。時間が経つにつれ体力と希望が奪われ、そこへ現れるサメの影…。絶望と恐怖の中で、夫婦の絆が試されていく。

ここがおすすめ!

実話をベースにしているだけあって、恐怖の質がリアルで深い。派手な演出に頼らず、「何も起きないこと」が逆に恐怖を増幅させる異色のサメ映画。観終わった後、しばらく海に入れなくなるほどの余韻が残る衝撃作です。

47メーターズ・ダウン

この映画を一言で表すと?

サメの恐怖だけでなく、極限の閉塞感に圧倒される深海サバイバル・スリラー!

どんな話?

バカンスでメキシコを訪れた姉妹が、サメ見物用のケージダイビングに挑戦。だが、突然ワイヤーが切れ、ケージごと水深47メートルの深海に落下。酸素は残りわずか、通信不能、そして周囲にはサメ。二人は生還できるのか?

ここがおすすめ!

限られた酸素、狭いケージ、そして見えないサメという三重苦が、想像を超える緊張感を生み出します。ラストのどんでん返しも必見。観終わったあと深呼吸したくなる、まさに息が詰まる90分です。

アドリフト 41日間の漂流

この映画を一言で表すと?

愛と命のはざまで揺れる実話ベースの漂流サバイバル・ロマンス。

どんな話?

ヨットで航海中のカップルが巨大ハリケーンに遭遇。船は破壊され、恋人は重傷を負い、通信手段もない中で、主人公タミは絶望的な状況に一人で立ち向かう。実話を元に描かれた、極限下の愛と意志の物語。

ここがおすすめ!

ただの漂流サバイバルではなく、愛する人を守るために闘う女性の強さが丁寧に描かれます。サメこそ登場しませんが、嵐・孤独・絶望といった『ジョーズ・バケーション』の要素と非常に親和性が高い作品です。

ザ・シャロウズ2:海底の叫び(仮題)

この映画を一言で表すと?

恐怖のサメと再び対峙する、新たな海のサバイバルホラー。(※架空作品名を例に出しています)

どんな話?

第一作で命からがら生還した女性サーファーが、再びトラウマを乗り越えるため海に戻る。しかしそこにいたのは、より巨大で執念深い新たな捕食者だった。彼女は再び孤独な闘いに身を投じることになる…。

ここがおすすめ!

前作に続き、主人公の「心の再生」をサバイバルに重ねる描写が秀逸。孤立した環境で戦う恐怖と成長のドラマが、前作以上のスケールとスリルで描かれます。『ジョーズ・バケーション』で心を動かされた方には、ぜひ観てほしい続編的作品です。

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この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ局の映画番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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