映画『スウィート・トラップ消えた少女』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『スウィート・トラップ消えた少女』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『スウィート・トラップ消えた少女』の作品情報
映画『スウィート・トラップ消えた少女』の登場人物（キャスト）
映画『スウィート・トラップ消えた少女』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『スウィート・トラップ消えた少女』の感想・評価・レビュー
映画『スウィート・トラップ消えた少女』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

映画『スウィート・トラップ消えた少女』の作品情報

出典：https://video.unext.jp/title/SID0060657

製作年	2020年
上映時間	90分
ジャンル	スリラー
監督	ダニー・ブデイ
キャスト	ボティ・ブリスモーガン・オーベンレーラークリス・マッケーナレベッカ・マーシャル
製作国	アメリカ

映画『スウィート・トラップ消えた少女』の登場人物（キャスト）

ケルシー（モーガン・オーベンレーラー）: 新しい高校に転入したばかりの女子高生で、てんかんの持病を持っている。同級生の男子と出かけた時に、何者かに拉致されてしまう。
ジーナ（ボティ・ブリス）: ケルシーの母親。行方不明になったケルシーの身を案じ、自身の手でケルシーを探し始める。
メリッサ（ソフィア・カトリーナ）: ケルシーの同級生で、大人っぽい雰囲気を持った人気者の女子高生。ケルシーを自宅で行われるパーティーに誘う。
ホプキンス（クリス・マッケーナ）: ケルシーの行方不明を担当することになった刑事。ジーナからケルシーを探すための相談を受けることになる。

映画『スウィート・トラップ消えた少女』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）

映画『スウィート・トラップ消えた少女』のストーリー（あらすじ）を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『スウィート・トラップ消えた少女』のあらすじ【起】

てんかんの持病を持つ女子高生のケルシ－は、抗けいれん剤をちゃんと持ったかと心配する母親・ジーナの言葉を聞きながら、学校へと向かう。ジーナは持病だけでなく、転校したばかりのケルシーが学校に馴染めるかどうかも心配だった。

ケルシーには前の学校でも仲の良かったトニという同級生の女子がいたが、逆に言うとトニ以外に友人と呼べる者はいなかった。しかしイケメン男子のジェイソンに話しかけられたのをきっかけに、大人っぽい雰囲気で校内でも人気者のメリッサという女生徒から、自宅で行うパーティーに招待される。

ケルシーは緊張しながらパーティーに出席し、ジェイソンと楽しい時間を過ごす。しかし庭のプールで、1人の女生徒が溺れて死んでいるのが発見される。当然パーティーはお開きとなり、その後メリッサの家で女生徒を偲ぶ会が催されるが、ケルシーはメリッサやその友人たちと馴染めないままだった。

それでもジェイソンとの仲は更に深まり、ケルシーはジェイソンと2人で町の遊園地へデートに出かける。ケルシーは薬を飲むため園内のトイレに入るが、そこで何者かに拉致されてしまう。

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映画『スウィート・トラップ消えた少女』のあらすじ【承】

気を失ったケルシーが目覚めると、そこはどこかの家の地下室で、ベッドの上で手錠をはめられて監禁されていた。すると黒い覆面を被った人物が降りて来て、食事を置いて階段を上がっていく。ケルシーはその後ろ姿に、「ブルームさん」とメリッサの苗字で呼びかける。

食事を運んで来たのは、メリッサの母親・ミシェルだった。ケルシーはパーティーに出席した際にメリッサの両親に挨拶していて、その時に嗅いだ香水の匂いを覚えていたのだった。見破られて正体を明かしたミシェルに、ケルシーは自分にてんかんの持病があり、薬がないと危ないことを訴える。

ミシェルは夫のライアンと共に、メリッサの友人を拉致して海外へと売り飛ばす、人身売買を密かに行っていた。プールで死んだ女生徒は、拉致しようとして誤って頭を角に打ち付けてしまい、事故に偽装していたのだった。そしてそのことを知らないメリッサには、家庭内のルールとして地下室へは入らないよう厳しく言いつけていた。

映画『スウィート・トラップ消えた少女』のあらすじ【転】

その頃ジーナはケルシーが行方不明になったことで、担当になった刑事のホプキンスに相談を持ちかけていた。最初は別れた夫の仕業ではないかと考えるが、元夫はケルシーの周囲をうろついていたものの、ずっと会えなかった娘の写真を撮っていただけだった。そしてその夜、盗賊が家に押し入って来る。

盗賊はジーナに抵抗され、家から逃げ出していくが、その際にケルシーの薬を落として行った。ジーナは誘拐犯が、捕えたケルシーに与えるために薬を盗もうとしたのではないかと考え、それをホプキンスにも伝える。

娘が誘拐されたはずだと思いながらも身代金などの要求はなく、ジーナは自分でも何か手がかりを探そうと、ケルシーが通っていた高校へ聞き込みに出かける。すると落ち込んだ様子のメリッサを見かけ、話を聞いてみることにする。

メリッサも1年前に編入した転校生だったが、前の学校でもケルシーのように行方不明になった同級生がいて、両親の正体を知らないメリッサは、自分が疫病神だと思い込んでいた。その話を聞いたジーナは家に帰ると、メリッサの前の学校で起きた事件を調べ始める。

映画『スウィート・トラップ消えた少女』の結末・ラスト（ネタバレ）

ジーナからメリッサの前の学校で起きた事件を聞いたホプキンスは、メリッサの両親を訪ねる。しかしホプキンスは両親に事情を聞くのではなく、「家に忍びこんで失敗するとはな」とライアンを責め始める。ホプキンスは現役の刑事でありながら、メリッサの両親と共謀して人身売買をしていた。

そしてジーナは以前の事件を調べるうちに、その事件もホプキンスが担当していたことを知る。ホプキンスもメリッサの家族同様にこの地域に越してきたとわかり、ジーナはホプキンスが怪しいと気付き始める。

ジーナが以前の事件を調べていると聞いたライアンは、拳銃を持ってジーナの家に行き、脅そうと試みる。そこでジーナの別れた夫が助けに入り、ライアンは元夫を撃って逃亡する。ジーナが急いでメリッサの家に向かうと、両親を怪しんだメリッサが地下からケルシーを助け出したところだった。

そこにホプキンスがやって来て、ジーナを捕えて殺そうとするが、ジーナはケルシーの薬を大量に入れた注射器をホプキンスの首筋に打つ。ホプキンスは泡を吹いて倒れこみ、ケルシーは母親との再会を果たすのだった。

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