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映画『ゾンビ・サステナブル』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ゾンビ・サステナブル』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ゾンビ・サステナブル』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『ゾンビ・サステナブル』の結末までのストーリー
  • 『ゾンビ・サステナブル』を見た感想・レビュー
  • 『ゾンビ・サステナブル』を見た人におすすめの映画5選

映画『ゾンビ・サステナブル』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0076480

製作年 2021年
上映時間 87分
ジャンル アクション
ホラー
監督 キア・ローチ=ターナー
キャスト ルーク・マッケンジー
ジェイク・ライアン
ビアンカ・ブレイディ
ジェイ・ギャラガー
製作国 オーストラリア

映画『ゾンビ・サステナブル』の登場人物(キャスト)

バリー(ジェイ・ギャラガー)
ゾンビはびこる世界で、妹のブルックと共にサバイバルを続けている男。ウイルス感染したブルックの凶暴化を抑える血液のアンプルを持ち歩いている。
ブルック(ビアンカ・ブレイディ)
実験の被検者となりゾンビウイルスに感染したものの、ゾンビ化することのない「ハイブリッド」となった女性。ゾンビを操る特殊能力を持っている。
リース(ルーク・マッケンジー)
抗ウイルス剤を精製するため、研究所に非感染者を連れて来る任務を請け負っている男。リース自身も抗ウイルス剤を飲んで、感染を食い止めている。
グレイス(タシア・ザラル)
かつてバリーが共にサバイバル生活をしていた男の、姪にあたる女性。凶暴化したブルックに噛みつかれ、ウイルス感染してしまう。
マクシ(シャンテー・バーンズ=コワン)
グレイスの妹。グレイスがリースに連れ去られたため、リースの後を追ってグレイスを取り戻そうと試みる。
大佐(ジェイク・ライアン)
リースの上司にあたる、軍部の指揮者。抗ウイルス剤を作る研究所を仕切っている。
外科医(ニコラス・ボッシャー)
抗ウイルス剤を始め、軍部の研究所でゾンビについての研究をしている医師。

映画『ゾンビ・サステナブル』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『ゾンビ・サステナブル』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ゾンビ・サステナブル』のあらすじ【起】

大気中に蔓延したウイルスの影響で、多くのゾンビがはびこり荒廃した世界で。ウイルスに感染しないRHマイナス型の血液を持つバリーという男が、妹のブルックと共にサバイバルを続けていた。

ブルックは軍隊の指揮下にある研究所で、ゾンビウイルスの被検体にされた結果、ウイルスに感染しながらゾンビにならない「ハイブリッド」として生き延びていた。そしてハイブリッドは、他のゾンビたちを操れるという特殊能力を身に付けていた。(前作にあたる『ゾンビマックス!怒りのデスゾンビ』での物語)

バリーは共にサバイバルをしていた男の姪にあたる、グレイスとマクシという姉妹と生活していたが、ある時ブルックがウイルスの影響で凶暴化してしまい、グレイスの首筋に噛みつく。バリーは用意していた血液のアンプルをブルックに与え、大人しくさせる。

ブルックが狂暴化する危険もあるのを知ったグレイスとマクシは、バリーと別行動を取ることにする。しかし何者かに襲撃され、グレイスは拉致されてしまう。

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映画『ゾンビ・サステナブル』のあらすじ【承】

グレイスを拉致したのはリースという男で、大佐と呼ばれる軍のリーダーの元で働き、研究所へ感染していない人間を連れて来る役目を担っていた。前作でブルックを被検体にした研究所の医師は、非感染者の血を抜いてゾンビの血液と混ぜ合わせ、感染してもゾンビ化しない抗ウイルス剤を作っていた。

RHマイナス以外の血液を持つ人間はみなゾンビ化する恐れがあるため、リースも非感染者を連れて来る代わりに、抗ウイルス剤をもらって生き延びていた。リースが砦のように強化した草原の住み家に帰ると、そこにマクシが襲撃してくる。

マクシはリースを脅して姉のグレイスを助けるよう命じるが、リースは隙を突いて逆にマクシを拘束する。リースはいつも通りにマクシを研究所へ連れて行くものの、そこで自分が連れてきた非感染者が、研究所内で殺されていることを知る。

リースは兵士たちに逆らい、マクシを連れて逃亡する。しかし途中で追いつかれ、マクシはなんとか逃げ延びたものの、リースは兵士に捕まってしまう。

映画『ゾンビ・サステナブル』のあらすじ【転】

大佐は自分を裏切ったリースを木から吊るし、ゾンビの群れの前に放置して、その場を立ち去っていく。リースがゾンビに食われそうになる寸前、ゾンビがピタリと動きを止める。マクシが連れてきたブルックが、ゾンビの動きを止めたのだった。

バリーはリースを連れて、ブルックと共に抗ウイルス工場を襲撃する。そこではリースが連れてきた非感染者が樽の中に押し込まれ、その血液を抜いて抗ウイルス剤を作っていた。人命と引き換えにウイルス剤が作られていることを知ったリースは、バリーたちと共にグレイスを助け出すことを決意する。

バリーはリースと共にブルックを捕らえたと見せかけ、研究所へ向かう。見張りの兵士たちが出てきたところで、車の中で待機していたマクシがガトリング銃を放つ。そしてグレイスが捕らわれている地下へと向かい、バリーとリースは大佐と、ブルックは医師と対決することになる。

医師は捕らえたゾンビを遠隔で操作する装置を作り上げていて、パワーアップされたゾンビにブルックは苦戦を強いられる。しかしブルックは電源を引き千切ってゾンビに押しつけ、ゾンビを操っていた医師も感電する。

映画『ゾンビ・サステナブル』の結末・ラスト(ネタバレ)

リースたちも大佐との対決に勝利するものの、そこでブルックが狂暴化し、バリーに噛みついてしまう。医師はその隙を突きグレイスを連れて地下から脱出すると、出口を塞いで自爆装置をオンにする。

バリーが持っていた血液のアンプルは、大佐との戦いで全て割れていたため、研究所内にあった血液のサンプルをブルックに飲ませる。ブルックは自分を取り戻したものの、バリーはすでにゾンビ化しかかっていた。そこでバリーはブルックと共に残り、リースとマクシだけを研究所から逃がす。

医師はグレイスを連れてリースの砦に向かい、グレイスの血を自分の体に輸血する。そこにリースとマクシが駆け付けるが、ブルックに噛まれてハイブリッドと化していたグレイスの血により、医師もまたパワーアップしていた。

リースは医師に殺害されそうになるが、そこで血を抜かれて息絶えたかと思ったグレイスが蘇り、医師の体を引き裂く。リースはグレイスとマクシと共に、新たなサバイバルを始めることを決意する。その頃、自爆装置で大破した研究所の焼け跡から、しぶとく生き延びたバリーとブルックが姿を現していた。

映画『ゾンビ・サステナブル』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

荒廃した世界観とサイボーグのような人間兵士、そしてガソリン代わりにゾンビを使うという突き抜けた設定に圧倒されました。バリーとブルック姉弟の再登場は前作ファンとして嬉しい展開。主人公リースが自らの過去と向き合い、ゾンビを利用する軍の非道に気づいて反旗を翻す流れも熱い。最終的にブルックの力が解放され、ゾンビを操る展開は鳥肌ものでした。(20代 男性)


ゾンビ映画なのにエコロジーがテーマ?と侮っていたけど、むしろこの世界観が面白い!ゾンビの呼気を燃料に使うという設定が荒唐無稽なのに、映像や演出が本気だからこそ説得力がある。リースのキャラクターが最初は冷徹なのに、良心を取り戻していく姿に胸を打たれました。ブルックの超能力バトルも想像以上に盛り上がった!(30代 女性)


B級っぽいけど最高。ゾンビを「資源」として扱うという斬新なアイデア、しかもそれを物語の中核にしながらエンタメに振り切ってるのが見事。リースが科学者たちの洗脳から抜け出して兄妹を救う展開はまさに王道で、ストーリーはしっかりしてる。後半のゾンビ×サイキックバトルはツッコミどころ満載だけど、それすらも楽しめる映画でした。(40代 男性)


個人的にはかなり刺さった作品。ゾンビ映画といえば絶望感がつきまとうけど、本作はむしろ希望や再生がテーマで、そこが新鮮でした。ブルックがゾンビの力を使って立ち向かう姿は、女性の強さと美しさを体現していてカッコよかった。環境破壊と倫理問題をさらっと絡めてくるのも好印象。ジャンルの枠を超えていると思います。(30代 女性)


ゾンビ映画ってどうしてもマンネリ化しがちだけど、『ゾンビ・サステナブル』はその壁を壊してくれた。ゾンビを燃料として使うアイディアがまさかここまで物語を引っ張るとは。リースの成長と葛藤がしっかり描かれていたし、アクションもテンポ良くて飽きない。ブルックの力が制御不能になる描写は超能力ホラーとしても見応えあり。(50代 男性)


ゾンビ映画ってグロくて怖いものだと思ってたけど、この映画はアクションとSF要素が強めで、観やすかった。リースのキャラが最後までかっこよくて、軍に騙されていたと気づいてからの反撃はスカッとした!ブルックの能力が発動するシーンは少しホラーだけど、パワフルで感動すら覚えました。予想以上にドラマ性があって良かったです。(20代 女性)


ゾンビに電極つけて燃料化するって発想が最高にイカれてて好き。しかも真面目にそのシステムを作ってる軍と、ゾンビに感情移入するリースの対比が面白い。ラストはブルックの力でゾンビ軍団が暴走して敵を圧倒する流れがめちゃアツい。荒唐無稽だけど、だからこそ娯楽映画として100点。こういうノリ、もっと増えてほしい。(30代 男性)


リースの苦悩がすごくリアルだった。ゾンビを殺すこと、利用すること、それが「正義」だと思っていた彼が、ブルックと接していくうちに自分の信じてきたものが間違いだったと気づく姿には感情移入した。アクションもテンポ良いし、後半の怒涛の展開は圧巻。ゾンビ映画というよりは“覚醒ドラマ”として楽しめました。(40代 女性)


テンションMAXのゾンビ・アクション。序盤の展開はやや説明が多いけど、リースの視点で進むことで段階的に世界観が理解できる。前作から続いてる話だけど、今作だけでも十分楽しめるように作られてるのが親切。ブルックがゾンビと共に戦うシーンはシリーズ屈指の名シーン!グロもあるけど爽快感のあるラストで後味良し。(50代 女性)


はっきり言ってカオス。でもそのカオスがめっちゃ面白い。ゾンビ×サステナブル×超能力ってもう何でもアリなのに、ちゃんとストーリーに筋が通ってるのがすごい。特にリースとブルックの共闘シーンは熱すぎた。科学が暴走し、人間性が試される展開も胸アツ。こういうB級っぽいのにハートがある作品、大好きです。(10代 男性)

映画『ゾンビ・サステナブル』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ゾンビ・サステナブル』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

Wyrmwood: Road of the Dead(ワームウッド:ロード・オブ・ザ・デッド)

この映画を一言で表すと?

ゾンビが燃料!? 荒廃したオーストラリアを疾走する、ガチンコ・ゾンビ×マッドマックス!

どんな話?

突如発生したゾンビ・ウイルスによって文明が崩壊した世界で、主人公バリーが妹ブルックを救うため、ゾンビをエネルギーにした改造トラックで荒野を突き進む。超能力を得た妹と政府の陰謀が交錯するクレイジーアクション。

ここがおすすめ!

『ゾンビ・サステナブル』の前作にあたる本作は、低予算ながらアイディア満載の傑作。ゾンビを燃料にするという突飛な発想と、スチームパンク風のビジュアルが魅力的。アドレナリン全開のバトルがたまらない一本です。

ゾンビランド

この映画を一言で表すと?

ルールとユーモアで生き延びろ!新感覚ゾンビ・サバイバル・コメディ!

どんな話?

ゾンビが蔓延したアメリカを舞台に、内気な青年コロンバスが生き残りのルールを守りながら、個性豊かな仲間たちとともに旅をするロードムービー。ゾンビに襲われながらも、軽快な会話とブラックジョークで展開する異色作。

ここがおすすめ!

ハードな設定に対し、コメディ要素がしっかり機能しており、ゾンビ映画が苦手な人でも楽しめる作品。アクションと笑いのバランスが絶妙で、『ゾンビ・サステナブル』のようなB級テイストが好きな方には刺さるはず!

マッドマックス 怒りのデス・ロード

この映画を一言で表すと?

砂塵を巻き上げて突き進む、終末世界の黙示録的カーチェイス!

どんな話?

資源が枯渇した近未来。独裁者イモータン・ジョーから逃れるため、反逆者フュリオサとマックスが砂漠を疾走する。絶え間ないバトル、奇抜なデザイン、怒涛の展開が休む間もなく続く、アクションの極地。

ここがおすすめ!

『ゾンビ・サステナブル』に通じる「終末×アクション×疾走感」が詰まった一本。緻密な世界観と驚異の映像表現は、荒廃世界のカタルシスを求める人にぴったり。ゾンビはいないけど“狂気”は同レベルです。

プラネット・テラー

この映画を一言で表すと?

脚がマシンガン!? 血と火薬と粘液まみれの、最狂グラインドハウス・ゾンビアクション!

どんな話?

謎の毒ガスが人々をゾンビに変えてしまうなか、片脚にマシンガンを装備したゴーゴーダンサーが仲間たちと共に反撃に立ち上がる。過剰でバカバカしい演出の連続がクセになる、タランティーノ×ロドリゲスの快作。

ここがおすすめ!

『ゾンビ・サステナブル』が好きな方には、この狂気とケレン味が最高にハマるはず。突き抜けたB級感、スタイリッシュな演出、スプラッターな見せ場がてんこ盛りで、ゾンビ映画の枠を超えて楽しめます!

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ

この映画を一言で表すと?

原点回帰のサバイバルホラー!ゲームファン納得の世界観再現。

どんな話?

製薬会社アンブレラの陰謀によってゾンビが蔓延するラクーンシティ。クリス、クレアら原作の人気キャラが絶望的な状況の中、脱出と真相解明に挑む。シリーズ初期のホラー要素を重視した正統派リブート。

ここがおすすめ!

サバイバル感、閉鎖空間、政府陰謀など、『ゾンビ・サステナブル』と共通する要素が満載。過去作よりもホラー色が強く、より緊張感のある展開が楽しめます。ゲームファンにも新規にもおすすめです。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ局の映画番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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