
結論から言うと、『犯罪都市4 PUNISHMENT』はシリーズで最も“割り切った正義”を描いた一本です。
私が実際に観て感じた爽快感と違和感、その両方をネタバレ考察で解説します。
まず結論|今回は「迷わないマ・ソクト」だった
『犯罪都市4 PUNISHMENT』を観終えて、
真っ先に浮かんだのはこの感想です。
今回は、正義が一度も揺らがない。
過去作では、
警察という立場と暴力の是非の間で、
わずかながら葛藤が描かれてきました。
しかし本作のマ・ソクトは違います。
悪を見つけた瞬間、
殴る理由が完成している。
この潔さこそが、
『PUNISHMENT』という副題の核心です。
あらすじ解説(ネタバレなし)|舞台はデジタル犯罪へ
今回マ・ソクトが立ち向かうのは、
従来の裏社会型犯罪ではなく、
オンラインを介した新型犯罪。
匿名性、海外拠点、
警察の管轄をすり抜ける構造。
これまでの
「見つけて殴る」
が通用しにくい相手に対し、
物語は新しい局面へ進みます。
ネタバレ考察|なぜ今回は“スカッとする”のか
※ここから先はネタバレを含みます。
悪役が徹底的に「悪」として描かれる理由
『犯罪都市4 PUNISHMENT』の悪役は、
過去作以上に救いがありません。
- 動機に同情の余地がない
- 被害のスケールが明確
- 改心の兆しが描かれない
だから観客は、一切ためらわず暴力を肯定できる
構造になっています。
これは、
シリーズが“娯楽性”を最優先した選択だと感じました。
「PUNISHMENT」が意味するもの
罰とは、
更生のためのものか。
それとも排除か。
本作は後者を選びます。
悪は理解する対象ではなく、止める対象
――この極端な割り切りが、
評価を二分させるポイントでもあります。
シリーズ4作目でもマンネリを感じさせない理由
正直、
4作目ともなると
「また殴るだけでは?」
と思う人もいるでしょう。
それでも本作が成立しているのは、
- 犯罪の形を時代に合わせて変えている
- 敵の質をアップデートしている
- マ・ソクトの立場を微妙に変化させている
“殴る理由”を毎回きちんと作っている
からです。
暴力描写は過激か?
結論から言うと、
過激です。
ただし、
グロテスクさよりも
漫画的な誇張
に寄せられています。
だからこそ、
観ていて不快より爽快が勝つ。
このバランス感覚は、
シリーズを重ねたからこそ到達できたものだと思います。
「犯罪都市4 PUNISHMENT」が合わない人
- 警察の暴力に疑問を持つ人
- 善悪の曖昧さを描く作品が好きな人
- 心理描写を重視する人
こうした方には、
かなり乱暴な映画に映るはずです。
それでも多くの人が支持する理由
一方で、
本作が強く支持される理由も明確です。
観客が現実で抱えるストレスを、2時間で叩き潰してくれる
理屈ではなく、
感情でスッキリできる。
これこそが
『犯罪都市』シリーズの存在意義です。
まとめ|これは“正しい映画”ではなく“必要な映画”
『犯罪都市4 PUNISHMENT』は、
ネタバレ考察や解説を踏まえても、
決して上品な映画ではありません。
しかし、
悪を悪として殴る娯楽が、今も求められている
という事実を、
これ以上ないほど分かりやすく提示しています。
正義の形は一つではない。
でも、
たまには迷わない正義も悪くない。
ぜひあなたの感想も、コメント欄で教えてください。
この“罰”、スカッとしましたか?それとも引っかかりましたか?






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