この記事では、映画『ルチオ・フルチの ホラー・ハウス』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ルチオ・フルチの ホラー・ハウス』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0060914
製作年 | 1989年 |
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上映時間 | 82分 |
ジャンル | ホラー |
監督 | ルチオ・フルチ |
キャスト | ジャン・クリフトフ・ブリティゲニーレ シンツィア・モンレール |
製作国 | イタリア |
映画『ルチオ・フルチの ホラー・ハウス』の登場人物(キャスト)
- マルツィア(シンツィア・モンレール)
- 夫のカルロと共に、両親が事故死した2人の子供・サラとマルコの面倒を見ることになる女性。サラとマルコの母親である、メアリーの妹。
- カルロ(ジャン・クリストフ・ブリティゲニーレ)
- マルツィアの夫で、妻と共にサラとマルコの面倒を見ることになる。屋敷に住み込みで子供たちの面倒を見るが、いずれ屋敷は売り払おうと考えている。
- サラ(イラリー・ブラージ)
- 両親が事故死したあと、マルツィアとカルロが面倒を見ることになる子供。マルコの姉で、弟と共に亡くなった両親に会いたいと願っている。
- マルコ(ジュリアーノ・ケンジーニ)
- サラの弟で、姉と共に亡くなった両親に会いたいと願い、地元に伝わる精霊に祈りを捧げる。
- グイード(リノ・サレム)
- サラとマルコが住んでいる屋敷の管理人で、マルツィアとカルロの依頼を行けて、屋敷の修復作業を始める。
- オッピディ(フランコ・ディオジェン)
- カルロが屋敷を売り払う相談を持ちかけた、不動産屋の男。屋敷の内覧に来るが、思わぬケガを負ってしまう。
映画『ルチオ・フルチの ホラー・ハウス』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ルチオ・フルチの ホラー・ハウス』のあらすじ【起】
家人が留守中の屋敷に目出し帽を被った強盗が忍び込み、壁に備え付けられた金庫を開けようとすると、そこで住人の夫婦、ハロルドとメアリーが帰って来る。強盗は隠れようとするが夫婦に見つかってしまい、逆上したかのように夫婦を惨殺すると、遺体を夫婦の車に運び込む。
強盗は殺した夫婦の血に濡れた服を脱がし、それぞれ運転席と助手席に座らせると、ガケの上から車ごと突き落とし、事故を偽装する。そして強盗は血の付いた服を焼き払い、ガケの上から立ち去って行く。
夫婦の死は強盗の目論見通り事故と判定され、この時寄宿学校に通っていた幼い娘のサラとマルコは、メアリーの妹であるマルツィアとカルロの夫妻が面倒を見ることになる。カルロたちは姉夫婦の屋敷に住み込みで子供たちの面倒を見るが、いずれ屋敷は売り払って自分たちの家にサラとマルコを連れていくつもりだった。
屋敷を売るためにはある程度の修繕が必要だと不動産屋のオッピディに言われ、屋敷を管理しているグイードという男が外壁の塗装を始める。グイードは作業を終えた後、庭のベンチに血まみれの服が置いてあるのを発見する。
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映画『ルチオ・フルチの ホラー・ハウス』のあらすじ【承】
実は強盗の正体はグイードで、勝手知ったる屋敷の金庫から金を盗み出そうとしていたのだが、メアリーに目出し帽をはがされ顔を見られたので、夫婦ともに殺害していた。それ以来グイードは、夫婦を殺した時の悪夢にうなされるようになり、発作的に道路に飛び出すと、トラックに轢かれてしまう。
一方オッピディは屋敷の中を確認している時に、屋根裏へ続く階段を上ろうとして足を踏み外し、転げ落ちて片足を骨折するケガを負う。カルロは階段の上に積もった埃で足を滑らせたのではと考えるが、サラとマルコは階段の踏み板が動いてオッピディを落としたんだと主張する。
その夜サラとマルコが共同の子供部屋で、両親に会いたいと嘆いていると、小さな2つの炎が部屋の中に漂い出す。その炎は触れても熱くなく、子供たちは両親の魂が帰って来たのではないかと感じる。
そしてサラとマルコは、地元で風と地の精霊の日と定められている聖なる日に、両親と死んだ飼い犬に会わせて下さいと精霊に祈りを捧げる。すると屋根裏に、両親の亡霊が姿を現す。
映画『ルチオ・フルチの ホラー・ハウス』のあらすじ【転】
両親は死んだ時の服装のまま子供たちに微笑み、子供たちも両親が帰って来たのだと喜ぶ。しかしカルロたちには両親の姿は見えず、誰もない部屋で子供たちが独り言を言っているようにしか見えなかった。
マルツィアはそんな子供たちを気味悪がり、早く屋敷を売り払おうとカルロに訴え、カルロも同意する。ある日カルロとマルツィアは、子供たちを強引に車に乗せて屋敷を出て行こうとするが、前方に濃い霧が発生して何も見えなくなったり、果ては車が浮き上がって運転出来なくなるなどの怪奇現象が起きて、やむなく屋敷に戻ることにする。
この屋敷には得体のしれない何かがいると感じたカルロは、知り合いのつてを頼って霊媒師を紹介してもらい、屋敷に連れて来る。屋敷に入った霊媒師は、ここには強い霊が潜んでいるが、私が追い出してみせると断言する。しかし霊媒師が除霊を始めても、両親の霊は「ここは私たちのものだ」と主張し、一向に消える気配はなかった。
映画『ルチオ・フルチの ホラー・ハウス』の結末・ラスト(ネタバレ)
そこで霊媒師は一計を案じ、オッピディと共に再び屋敷を訪れる。オッピディはシャベルカーを手配していて、霊を追い払うのではなく屋敷ごと叩き壊すつもりだった。
しかしいざシャベルカーを起動させようとするとコントロールが効かず、傍にいたオッピディや霊媒師を大きなシャベルで追いかけ回す。子供たちは両親がやっているのだと察して大喜びするが、屋根裏へ行ってみると、両親の霊は強い力を使ったことで、明らかに弱っていた。
こうして霊体に力を使わせることも霊媒師の策略で、霊の力が弱まったと感じた霊媒師は、この地に住む他の霊を呼び出し、両親の霊を追い払おうと試みる。両親の魂は逃げるように屋敷から出ると、庭にある小さな石に宿る。
子供たちは庭の石がほのかに光っているのを見つけ、これが両親だと直感する。そこに霊媒師がやって来て、サラから光る石を取りあげる。すると石を握った霊媒師の手は、ドロドロに溶けていくのだった。
映画『ルチオ・フルチの ホラー・ハウス』の感想・評価・レビュー
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映画『ルチオ・フルチの ホラー・ハウス』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ルチオ・フルチの ホラー・ハウス』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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