映画『ザ・ヴォイド変異世界』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ザ・ヴォイド変異世界』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『ザ・ヴォイド変異世界』の作品情報
映画『ザ・ヴォイド変異世界』の登場人物（キャスト）
映画『ザ・ヴォイド変異世界』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『ザ・ヴォイド変異世界』の感想・評価・レビュー
映画『ザ・ヴォイド変異世界』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

映画『ザ・ヴォイド変異世界』の作品情報

出典：https://video.unext.jp/title/SID0033383

製作年	2016年
上映時間	90分
ジャンル	SF ホラー
監督	ジェレミー・ギレスピースティーヴン・コスタンスキ
キャスト	アーロン・プールダニエル・ファザーズエレン・ウォンキャスリーン・マンロー
製作国	カナダ

映画『ザ・ヴォイド変異世界』の登場人物（キャスト）

カーター（アーロン・プール）: 保安官。奇妙な男性を発見し、病院に連れて行く。
アリソン（キャスリーン・マンロー）: カーターの妻。病院に勤めている。
パウエル（ケネス・ウェルシュ）: 病院院長。

映画『ザ・ヴォイド変異世界』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）

映画『ザ・ヴォイド変異世界』のストーリー（あらすじ）を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ザ・ヴォイド変異世界』のあらすじ【起】

ある男が傷を負いながら、逃げるように森から出てきた。
保安官のカーターがそれを見つけ、妻のアリソンが勤務する病院に連れていく。

閉鎖予定の病院には人手が足りていないようだったが、カーターは病院に男を預ける。
しかし、看護婦がいきなり豹変。
そのまま男を殺害したので、即座にカーターが看護婦を射殺した。
だが、その後にカーターも気絶してしまう。

目を覚ましたカーターに、州警察のミッチェルが語りかける。
どうやら、カーターが発見した男は連続殺人事件の容疑者だったらしい。
男を診断した医師のアリソンも、『彼に付着していた血は他人のものがほとんどだった』と証言する。

カーターは応援を呼ぼうとするが、なぜか電話がつながらない。
仕方なくパトカーの無線を使おうとするが、外に出ると白装束に身を包んだ集団がいた。
彼らは襲ってくるが、病院内に逃げ込んだカーターを追ってはこなかった。

その直後、射殺したはずの看護婦がよみがえり、体から触手を生やしていた。

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映画『ザ・ヴォイド変異世界』のあらすじ【承】

化け物となった看護婦は、ジェームズという患者を襲う。
カーターは彼を助けるが、ジェームズはアリソンを人質にして誰も近づかせようとしない。
そんな時、とある親子が病院を訪れる。
猟銃を構えながら、『ジェームズを出せ』と言うのだ。

そんな親子ですら、病院内にいた化け物には仰天する。
そこでカーターと手を組み、化け物を排除することになる。
親子はあくまでもジェームズを追ってきただけで、化け物や白装束集団のことは何も知らないようだ。

しかしジェームズと化け物の騒動が続き、パウエル院長やミッチェルが死んでしまった。
その一方で化け物は排除できたが、依然として白装束集団は病院を取り囲んでいる。
カーターは親子に協力を仰ぎ、分からず屋の父親も了解した。
その時、病院内にいたマギーが産気づく。

もう医師がいないので、アリソンが1人で出産に立ち会うことに。
危険なのは分かっていながらも、器具や薬品を倉庫に取りに行く。
しかし彼女は、正体不明の存在にさらわれてしまった。

映画『ザ・ヴォイド変異世界』のあらすじ【転】

やがて、死んだはずのパウエルから電話がかかってきた。
彼は『娘を失ってから多くのことが変わった』と言う。
パウエルはその変化を正す方法を見つけたらしい。

カーターたちは猟銃を向けてまで、ジェームズから事情を聞きだした。

かつてジェームズは、ドラッグ欲しさにカルト教団の根城に迷い込んだ。
教団の連中は白装束を着込み、ドラッグを餌に若者をおびき寄せ、人体実験を繰り返しているようだ。
『辺りは死体ばかりが転がっていて、化け物になった奴もいた』
ジェームズはそう話すのだった。

ジェームズを追っていた親子もまた、カルト教団の被害者だった。
父親にとっての妻、息子にとっての母親の命を奪われていたのだ。

ジェームズは教団の根城から逃げ出し、それを親子は追っていた。
さらに、教団のリーダーがパウエルであることが発覚。
どうやらパウエルは、亡くした娘を魔術でよみがえらせようとしていたらしい。
同じような境遇の人たちを集めて教団化し、人体実験を繰り返していた。
化け物となった看護婦も、パウエルの実験のなれの果てだったのだ。

映画『ザ・ヴォイド変異世界』の結末・ラスト（ネタバレ）

院長は、かつてカーターとの子供を流産させていたアリソンと接触。
悲しい過去につけこみ、彼女を瞬時に妊娠させてしまう。

一方、カーターたちは院長がいる地下死体安置所に急ぐ。
そこで彼らは、何らかの施術を受けているアリソンを発見した。

地上ではマギーが産気づいていたが、付き添っていた祖父をいきなり殺してしまう。
彼女も教団信者であり、院長との子供を身ごもっていたのだ。
やがて、白装束集団が病院になだれ込んでくる。

地下ではアリソンが化け物となってしまい、カーターは仕方なく彼女を殺した。
院長が見守る中、マギーの出産が始まる。
生まれたのは化け物で、ジェームズなどの味方たちが殺された。
そんな中、カーターだけはパウエルと対決するつもりでいた。
大きな三角形の穴が開いたので、彼はパウエルと共に穴の中に飛び込む。
穴の向こうでは、地獄のような荒れ果てた世界が広がっていた。
ピラミッドのような建造物もある。
呆然としながらもカーターは、元の姿のアリソンと再会。
2人が手を握り、ピラミッドを見上げるところで映画の幕が閉じる。

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