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映画『コンドル(1975)』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『コンドル(1975)』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

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映画『コンドル(1975)』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0070633

製作年 1975年
上映時間 117分
ジャンル サスペンス
監督 シドニー・ポラック
キャスト ロバート・レッドフォード
フェイ・ダナウェイ
クリフ・ロバートソン
マックス・フォン・シドー
製作国 アメリカ

映画『コンドル(1975)』の登場人物(キャスト)

ターナー / コンドル(ロバート・レッドフォード)
ニューヨークにあるアメリカ文学史協会の職員。しかしそれは表の顔で、実はCIA情報局の支部局員であり、暗号名は「コンドル」。
キャシー(フェイ・ダナウェイ)
ターナーが身を隠すために、利用することになった女性。キャシーとはたまたま出会っただけだったが、ターナーは彼女のアパートで今後の作戦を練ることになる。
殺し屋(マックス・フォン・シドー)
ターナーをつけ狙う殺し屋。背が高く、異様な雰囲気を醸し出している。
ヒギンズ(クリフ・ロバートソン)
ターナーが連絡を取った、CIA本部の管理職員。本部のウィクス課長と待ち合わせするよう、ターナーに指示をする。

映画『コンドル(1975)』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『コンドル(1975)』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『コンドル(1975)』のあらすじ【起】

ニューヨークにあるアメリカ文学史協会に勤めるターナーは、皆の昼食を買うため昼前に近所の売店へと出かける。するとその間に3人組の襲撃者が協会内に侵入し、受付の女性を始め中にいた職員を全員銃殺してしまう。

外出から戻ったターナーは協会内の惨状に気付き、急いで表の公衆電話からどこかに連絡を取る。「CIA職員のターナーだ。暗号名はコンドル。ニューヨーク情報支部が襲撃された。」文学史協会というのは隠れ蓑で、実はアメリカの情報局CIAの支部だったのだ。

しかしターナーがいた支部は日常のメディアから情報を探り出すことが主な目的で、ターナーもあらゆる書籍を読んで暗号や情報ルートなどを探る仕事をしており、いわゆる工作員などとは無縁なものと思われていた。ターナーは連絡を取った本部のヒギンズから、本部の課長だという人物と落ち合うよう指示を受ける。

会ったことのない課長と待ち合わせを不安だと主張するターナーに、ヒギンズはサムというターナーの知人が一緒に行くことを提案する。その条件を了承して待ち合わせ場所に向かったターナーだが、課長のウィクスはターナーを見るなり発砲してくる。

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映画『コンドル(1975)』のあらすじ【承】

ターナーは所持していた拳銃で咄嗟に撃ち返し、その場から逃げ去る。ターナーに撃たれ倒れこむウィクスにサムが駆け寄ろうとすると、ウィクスはサムを射殺する。

ターナーは本部のことが信じられなくなり、身を隠すため一般人に紛れようと考える。そこでターナーはたまたま入ったブティックにいたキャシーという女性を銃で脅し、彼女の車に乗ってアパートへと移動する。

ターナーは自分がCIA局員であり、命を狙われていると説明するものの、キャシーは怯えてターナーを信用しない。ターナーは仕方なくキャシーを縛り付け、サムの妻に会いに行く。

サムの妻はまだ夫が死んだことを知らず、ターナーを笑顔で迎え入れる。しかし夫が遅くなると本部から連絡があったと聞き、彼女の身も危ないと察したターナーは、彼女に逃げるよう伝え、自分もサムの住むアパートの部屋から出ていく。

ターナーは部屋を出たあと、エレベーターで異様な雰囲気を醸し出す長身の男と一緒になる。この男が殺し屋だと気付いたターナーは、エレベーターを降りるとそこにいた若者たちに紛れて、殺し屋の前から逃げ去っていく。

映画『コンドル(1975)』のあらすじ【転】

キャシーのアパートに戻ったターナーは、これまでに起きたことを最初から考え直してみる。襲撃者が来る前、ターナーは本部からの通知を受け取っていた。それはターナーが解読した暗号理論が受け入れられないという知らせだった。

たまたま持っていたその通知文を見ると、差し出し人が自分を撃ってきたウィクスであることに気付く。これは自分が解読した暗号がCIAの極秘情報に触れてしまったため、自分を含めた支部のメンバーを抹殺しようとしたのではないかとターナーは推理する。

キャシーは、自分を縛り付けたもののそれ以外は紳士的な態度を取るターナーに、いつの間にか同情する気持ちを感じ始め、「今だけは安らぎを得たい」と訴えるターナーとベッドを共にする。

しかしあくる日、キャシーのアパートに襲撃犯の1人が襲って来る。ターナーはなんとか襲撃犯を打ち倒し、ポケットを探ってホテルの部屋のキーと、電話番号が書かれたメモを見つけ出す。

ターナーは襲撃犯の持っていたメモから電話番号の住所を探し当て、キャシーに別れを告げると、その住所に住むアトウッドという男の屋敷に忍び込む。

映画『コンドル(1975)』の結末・ラスト(ネタバレ)

外出から帰って来たアトウッドを捕えてターナーが詰問すると、アトウッドは「君が我々のゲームに感づいたからだ」と告白する。

アトウッドはCIAの作戦本部長だったが、独自で中東の油田などを狙った計画を立てており、あくまでシミュレーションだったその作戦を密かに実行に移そうとしていた。ターナーは偶然にもその作戦を隠蔽する暗号を解読してしまったため、命を狙われたのだった。

するとそこに、エレベーターで会った背の高い殺し屋が現れ、アトウッドを射殺する。そして「君の命は依頼に入っていない」と語り、ターナーを連れて屋敷を出ていく。(支部局襲撃やウィクスに殺しを命じたのはアトウッドだったが、CIA本部もアトウッドの陰謀に気付き、殺し屋にアトウッド抹殺を依頼した)

殺し屋はここまで逃げ延び真相を暴いたターナーの腕を買い、一緒に欧州へ行かないかと誘うが、ターナーはアメリカに残ると返答する。

数日後、ターナーは本部のヒギンズと落ち合い、これまでのことを新聞社に告発したと語る。ヒギンズが「その記事が新聞に載ると思うか?」と問うと、ターナーは「きっと載るさ」と答えるのだった。

映画『コンドル(1975)』の感想・評価・レビュー

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映画『コンドル(1975)』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『コンドル(1975)』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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