この記事では、映画『宇宙からのツタンカーメン』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『宇宙からのツタンカーメン』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0060906
製作年 | 1982年 |
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上映時間 | 83分 |
ジャンル | SF ホラー |
監督 | トム・ケネディ |
キャスト | ベン・マーフィ ニナ・アクセルロッド ケヴィン・ブロフィ ジェームズ・カレン |
製作国 | アメリカ |
映画『宇宙からのツタンカーメン』の登場人物(キャスト)
- ダグラス・マッカデン教授(ベン・マーフィ)
- カリフォルニア科学大学の教授。考古学者。
- スージー・フラー(ニナ・アクセルロッド)
- ダグラス教授の助手。ダグラスとは恋仲にある。
- ピーター・シャープ(ケヴィン・ブロフィ)
- X線技師。幼稚な性格で、軽はずみな行動が目立つ。パーカーとは犬猿の仲。シェリーと付き合っている。
- ジャック・パーカー(ロバート・ランダム)
- 主任技師。真面目な性格でダグラスを慕っている。ジェニーと付き合っている。
- シェリー(グレタ・ブラックバーン)
- ピーターの彼女。ジェニーのルームメイト。
- ジェニー(メリッサ・プロフェット)
- パーカーの彼女。シェリーのルームメイト。
- ケン・メルローズ博士(オースティン・ストーカー)
- 病理学者の黒人男性。慎重で常識ある人物。
- リンダ・フローレス(シャーリー・ベラフォンテ=ハーパー)
- カリフォルニア科学大学の学生。カメラマン。ラジオのDJをしている。
- ウェンデル・J・ロスモア博士(ジェームズ・カレン)
- カリフォルニア科学大学の学長。
映画『宇宙からのツタンカーメン』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『宇宙からのツタンカーメン』のあらすじ【起】
ダグラス教授の率いる研究チームは、発掘中ツタンカーメンの墓を新しく見つける。ダグラスはこの棺を、カリフォルニア科学大学へ持ち帰った。
ダグラスが学生を集め、棺を開けると内蓋に「アンク・ヴェン・ハーリス」と書いてある。その名の意味は「高貴なる旅行者」で、助手のスージーはこれが異国から来た要人を意味するのではないかと言った。内蓋を開けると、中にはミイラが安置されていた。ミイラには所々、カビのような緑色の物質が付着しており、学生のマイケルがこれをサンプルとして採取する。X線撮影のためピーターが来て、ダグラスはパーカー以外の学生を帰らせた。ピーターは誤って通常の10倍の照射量でミイラを撮影し、それに気づいたパーカーが、慌ててコンセントを抜く。
ピーターがミイラの写真を現像すると、写真には5つの丸いものが映っていた。そこでピーターは1人で棺の所へ行き、引き出しを開ける。そこには5つの水晶球があった。ピーターはこの球を高価なものだと勘違いし、盗む。そして新しくミイラの写真を撮影し、球が写っていない方の現像写真をダグラスに提出した。
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映画『宇宙からのツタンカーメン』のあらすじ【承】
深夜ミイラの首元にある水晶球が光り、棺から出て徘徊を始めた。
翌朝ダグラスとスージーは、ピーターの提出した現像写真を見た。スージーは、写真右上に引き出しがあると気づく。そこで2人は棺の所へ行き、引き出しを開けた。
その引き出しは昨夜まで水晶球が入っていた引き出しで、緑色のカビのような物質が付着していた。そこでダグラスはケン博士を呼び、物質を調べてもらう。ケンは昨日ミイラに付着していた菌と同じだが、休眠状態を脱し活動をはじめたのではないかと分析する。棺に誰も近づけない方がよいが、すぐに記者会見が始まる予定だった。ケンが学長に電話をかけ、会見を中止にするよう警告したが、聞き入れてもらえない。
記者たちが大勢やってきた。会見が始まる直前に、マイケルが緑色の物質に触れ手を火傷してしまう。学長のロスモアが記者に挨拶し、係員が棺の蓋を開けるとミイラは消えていた。
一方ピーターは水晶を骨董屋に見せたが、価値がないと言われる。
ダグラスはミイラが消えたことを、警察に報告するべきだと学長に言った。またミイラに付着している緑色の物質が危険だ、と主張する。だが学長は聞き入れない。
映画『宇宙からのツタンカーメン』のあらすじ【転】
ピーターは水晶をペンダントにして、恋人のシェリーに贈り、グレッグにも高値で売りつけた。また他の学生にも、借金の返済代わりに水晶を渡す。
グレッグが恋人のエレンに水晶ネックレスを贈ると、ミイラが現れエレンの水晶を奪い取った。エレンはミイラを見て、悲鳴を上げる。ミイラに接触したエレンは、首元に火傷のような傷を負い、病院へ運ばれた。病院へはダグラスやケン意外に、プラマー警部補も駆けつけた。担当医のヘイワースは、エレンが感染病に罹っている可能性があると話す。
ダグラスは棺の中にあった巻物を解読し、あの緑色の物質がツタンカーメンを殺したのではないかと疑った。
ヘイワースはエレンの傷口にX線を当てる。すると緑色の菌がエレンの顔や頭に広がり、死亡した。何も知らないスタンリーは、スージーに水晶の腕輪を渡す。
学生たちは、大学で仮装パーティを開いた。だが突然電気がチカチカと点滅しはじめる。パーカーは電気系統を確認しに、モニター室に向かった。見ると、原子炉の電力が低下している。パーカーが発電室の外に出ると、水晶を拾ったビルという学生が死んでいた。
映画『宇宙からのツタンカーメン』の結末・ラスト(ネタバレ)
ビルが死亡したと聞き、ダグラスも急いで現場へ駆けつける。学生たちは遺体周辺に集まっていた。
ミイラは水晶を持っている者だけを襲い、回収した水晶を1個ずつ、三角形の回路盤にセットしていく。皆それに気づかなかった。
ダグラスは、スージーの腕輪の水晶に刻まれた図形に注目した。そしてスージーに、天文学センターで超長距離信号について調べてきて欲しいと頼む。
スージーが天文学センターに着くと、ミイラが水晶を求めやって来た。スージーは悲鳴を上げて逃げたが、腕輪を奪われただけで接触はしなかった。
ダグラスとパーカーは、ピーターが隠していた最初のミイラの現像写真を見つけ、ピーターに全てを吐かせた。そしてミイラが、水晶を集めているのだと気づく。パーカーは水晶が恋人ジェニーの近くにもあると知り、助けに向かった。ジェニーは、水晶を身に着けていなかったので無事だった。
ミイラは最後の水晶を、回路盤にセットする。すると青白く光り宇宙人の姿になった。警備員が宇宙人に発砲し、ダグラスはその身代わりになって被弾する。すると宇宙人はダグラスに手を差し伸べ、共に宇宙の彼方へトランスポートした。
映画『宇宙からのツタンカーメン』の感想・評価・レビュー
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映画『宇宙からのツタンカーメン』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『宇宙からのツタンカーメン』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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