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映画『沈黙の聖戦』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『沈黙の聖戦』の概要:最強オヤジ、スティーヴン・セガールの「沈黙 シリーズ」。元CIAのジェイク・ホッパーは娘がタイで誘拐されたと知り現地に飛んだ。彼は驚異的な強さで武装集団を倒しながら、事件の真相に近づいていった。

映画『沈黙の聖戦』の作品情報

沈黙の聖戦

製作年:2003年
上映時間:91分
ジャンル:アクション、サスペンス
監督:チン・シウトン
キャスト:スティーヴン・セガール、バイロン・マン、モニカ・ロー、トム・ウー etc

映画『沈黙の聖戦』の登場人物(キャスト)

ジェイク・ホッパー(スティーヴン・セガール)
過去にCIA捜査官としてタイで暮らしたことがあるハワイの探偵。誘拐された娘を救出するために10年ぶりにタイへ行き、現地の武装集団と対決する。
スンティ(バイロン・マン)
ジェイクの元相棒のタイ人。10年前に民間人を死なせたことを償うため僧侶となっていたが、誘拐事件を知ってジェイクの手伝いをする。
ルル(モニカ・ロー)
フィッチの店のホステス。チンピラに襲われているところをジェイクに助けられて以来、彼に惹かれて協力する。
ジャンタパン将軍(トム・ウー)
表の顔はタイの軍隊の将軍だが、裏社会でも暗躍する親玉という別の顔も持つ。
フィッチ(ヴィンセント・リオッタ)
元CIAの捜査官でジェイクの元同僚。現在はタイでストリップバーを経営している。

映画『沈黙の聖戦』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『沈黙の聖戦』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『沈黙の聖戦』のあらすじ【起】

1991年のタイ・バンコク。CIA凄腕捜査官のジェイク・ホッパーは、相棒のタイ人スンティと共にある事件の捜査をしていた。しかし突然銃撃戦となり、スンティは重傷を負い、市民が犠牲となってしまう。

それから10年後。ジェイクはCIAを辞めてハワイに移住し探偵業をしていた。一日の任務を終えた後、娘のジェシカから国際電話がかかる。彼女は彼氏と友人である上院議員の娘サラと一緒にタイ旅行を楽しんでいた。娘の元気な声を聞いて、ジェイクは安心して電話を切る。

しかしその直後、ジェシカたちは武装集団に襲われてしまう。彼氏は殺害され、ジェシカとサラは武装集団に拉致された。犯人はイスラム原理主義の「アブ・カラフ」とされ、留置所に拘留されているメンバーの釈放を要求していると伝えられる。

事件を知ったジェイクは娘を助けるため、10年ぶりにタイに飛んだ。空港に到着してすぐに何者かによって市場に連行され、ナイフを持った集団に襲われるが、彼は圧倒的な強さで敵を撃退する。

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映画『沈黙の聖戦』のあらすじ【承】

タイ軍の軍事基地。CIAのレオン捜査官はジャンタパン将軍を訪れて接触を試みるが、将軍に断られる。将軍は表向きには軍の将軍だが、裏社会も牛耳る重要人物であった。

一方、ジェイクは誘拐事件の手掛かりを掴むため、元CIAのフィッチが経営するストリップバーを訪問する。チンピラに絡まれている女性ルルを助け、旧友フィッチと10年ぶりに再会した。

翌日、ジェイクはある寺院を訪れ、かつての相棒スンティと再会する。彼は10年前に民間人を死なせた罪を償うため、僧侶となって修行をしていたのだ。

ホテルに戻ったジェイクの元に、ルルが助けてくれたお礼だと言って食事を届けにやって来る。さらにスンティも現れ、10年前に助けられた借りを返したいとジェイクに申し出た。

ジェイクは武器商人のザディールが事件に関わっているのではと考え、情報を仕入れるために再びフィッチの店を訪れた。ジェイクはザディールとテロ組織アブ・カラフの取引情報を入手するが、ルルはその情報は嘘だと見抜いた。彼女は単独でフィッチの事務所に忍び込み、ある取引が記載されたファックス用紙を発見する。

映画『沈黙の聖戦』のあらすじ【転】

ジェイクはファックス用紙に記された車両置き場に行き、アブ・カラフが謎の女と取引している現場を目撃する。そこに警察が現れ激しい銃撃戦となり、ジェイクも一緒に逮捕された。拘留は長引くかと思われたが、CIAのレオンの仲介により、すぐに釈放される。

ルルはルームメイトが殺害されて不安となり、ジェイクは彼女を守らなくてはならないと心に誓った。ジャンタパン将軍は部下である謎の女に、武器商人ザディールとフィッチの始末を命じる。将軍はさらにジェイクにも刺客を送り込むが、ジェイクは驚異的な強さで敵を一掃した。

アブ・カラフがジェイクに接触を図り、誘拐事件に関わっていないと断言。その言葉に偽りはないと感じたジェイクは、フィッチが何かを知っていると思い店に急行する。すると、フィッチが誘拐事件を企てた一味であると判明。闇取引の邪魔をするアブ・カラフを一掃するため誘拐犯に見立てて、軍の力を借りて潰そうとしたのだった。そう話した直後、フィッチは謎の女に殺害される。女は服を脱いで男の姿になり、ジェイクとも対決。ジェイクは圧倒的な強さで男を倒した。

映画『沈黙の聖戦』の結末・ラスト(ネタバレ)

人質のジェシカとサラは、将軍の屋敷に拉致されていた。将軍は邪教の教祖に、ジェイクに呪いをかけるよう依頼する。ジェイクは老僧侶を訪れ、魔除けを預かった。

ジェイクとスンティは将軍の屋敷を襲撃する。そこへCIAも加わり、激しい銃撃戦が始まった。ジェイクはジェシカとサラを救出した直後、将軍と鉢合わせになる。将軍は弓を構え、ジェイクは銃と刀を携えて、いよいよ決闘が始まろうとしていた。

しかしその時、ジェイクは突然金縛りに遭う。邪教の教祖の呪いが届いたのだ。ジェイクは苦しみ、動きを封じられる。絶体絶命と思われたその時、ジェイクの元に老僧侶の祈りが届いた。老僧侶は弟子たちと念仏を唱え続け、邪教の呪いを解くことに成功する。ジェイクは将軍を亡き者にしたが、スンティは銃撃戦で致命傷を負い、間もなく息を引き取ってしまう。

その後、ジェイクはスンティを弔う葬儀を執り行った。彼は遺灰を川に撒き、親友に最後の別れを告げるのだった。

映画『沈黙の聖戦』の感想・評価・レビュー

最強オヤジのスティーヴン・セガールが、バッサバッサと敵をなぎ倒すアクション映画「沈黙 シリーズ」の2003年の作品。今回は誘拐された娘を助けに行く元CIAの凄腕捜査官という、安定の娘奪還パターンだ。セガールが片手でちょっと押すだけで、敵が勝手に倒れてくれるように見えなくもないが…。終盤の呪いや念仏という流れはちょっと意外だった。登場人物が微妙に複雑で分かりづらいが、セガールがやっつけたら悪とシンプルに考えて見ればOK。(MIHOシネマ編集部)


今作は誘拐された娘を助けに行くセガールで、妻はいないという王道のストーリーです。全体を通してアクションシーンが満遍なくあり、ワイヤーアクションのせいかとても躍動感があって楽しめます。セガールが無双しているので、いつものシリーズと流れは大体同じで、ある意味安心して観れます。
ただ、若い女の子とのベッドシーンは必要なかったと思います。また、タイトルの「聖戦」って僧侶VS魔術師だから?や、なぜ娘が誘拐された?という疑問も残ります。(女性 30代)


今作でスティーブン・セガールが演じるのは元CIA捜査官の探偵。娘を誘拐され、救出のために命をかけるやばいオヤジです。実際セガールがパパだったら怖いもの無しですよね。どんな場所でも絶対に助けに来てくれるし、どんな相手でも絶対に負けないので。
セガールの拳はやはりすごいです。シリーズを通して多くのキャラクターを演じていますが、個人的には銃での戦いよりも生身の人間の拳の戦いの方が迫力があって好きです。特にセガールのアクションは本物を感じられます。
強すぎるオヤジの見応え満点のアクションに、気持ちがスカッとすること間違いなしです。(女性 30代)

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ局の映画番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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