この記事では、映画『野獣暁に死す』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『野獣暁に死す』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0035414
製作年 | 1968年 |
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上映時間 | 95分 |
ジャンル | アクション |
監督 | トニーノ・チェルビィ |
キャスト | ブレット・ハルゼイ 仲代達矢 バッド・スペンサー ウィリアム・バーガー |
製作国 | イタリア |
映画『野獣暁に死す』の登場人物(キャスト)
- ビル・カイオワ(モンゴメリー・フォード)
- 妻殺しの罪を着せられ、5年間獄中生活を送ったのちに出所。自分を陥れたかつての友人エルフェゴに復讐するため4人のガンマンを集める。一度はエルフェゴ率いる悪党集団コマンチ団に捕まるが、仲間の助けを得て脱出。エルフェゴとの決闘に挑む。
- ジェームス・エルフェゴ(仲代達矢)
- かつての友人ビルの妻を強姦した上、命まで奪った残虐非道の悪党。さらに、ビルの犯行に仕立てあげて逃亡し、強盗団コマンチ団の首領となって悪の限りを尽くす。出所したビルに命を狙われるが、刺客を差し向けて一旦は捕らえる。マチェーテの使い手。
- コルト・モラン(ウィリアム・バーガー)
- ビルが仲間に引き入れたガンマンの一人。牢屋に入れられていたところをビルから出してもらうが、手付金を持ち逃げしてギャンブルに注ぎ込む。その後、イカサマ師といざこざを起こしていたところを再度ビルに救われ、結局行動を共にすることになる。
- ジェフ・ミルトン(ウェイド・プレストン)
- モンタナ州の保安官。ビルから1万ドルもの報酬を提示され協力を要請される。当初は危険で汚い仕事だろうと言って拒否するが、「危険だが汚くはない」と聞いて協力を決意。その時、たまたま牢屋に入っていた囚人を次期保安官に任命し、ビルとエルフェゴ討伐に向かう。
- オバニオン(バッド・スペンサー)
- ビルが最初に仲間に引き入れた、ひげが自慢の巨漢ガンマン。最初はビルに追われていると勘違いして逃げるが、真意を聞いて協力することになる。その巨体ゆえか、一発や二発の銃弾はもろともしない。
- バーニー・フォックス(フランコ・ボレリ)
- ベビーフェイスで女好きだが、キレものの若いガンマン。女を口説いていたところ、やって来たビルに協力を請われて仲間に入る。
映画『野獣暁に死す』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『野獣暁に死す』のあらすじ【起】
刑務所に服役していたビル・カイオワは、模範囚として5年の刑期を終える前に釈放された。ビルは、かつての友人ジェームス・エルフェゴに妻を殺された上、犯人に仕立て上げられてしまったのだった。エルフェゴへの復讐を誓ったビルは、木彫りの銃を自作して房の中で昼夜を問わず腕を磨いていた。
出所したビルは、まず懇意にしている仲間の元へ赴き金を調達し、4人の腕利きガンマンを集めてエルフェゴ打倒の準備を進める。ひげ面の大男オバニオン、保安官のジェフ・ミルトン、女好きのバーニー・フォックス、ギャンブラーのコルト・モランを仲間に引き入れたビル。一行は二手に分かれて行動を開始する。
一方エルフェゴは、残虐非道な強盗団のボスとして西部に悪名を轟かせていた。
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映画『野獣暁に死す』のあらすじ【承】
行動を共にしていたビルとオバニオンはエルフェゴの居所を突き止め、あとの3人と合流するため先を急ぐ。しかし、ビルたちの動きは一味に察知されてしまう。報告を受けたエルフェゴは手下に追跡を命じる。
エルフェゴ一味に捕らえられてしまったビルとオバニオン。ビルとの思わぬ再会にエルフェゴは不敵な笑みを浮かべ、明日行う予定の列車強盗の罪をビルたちになすりつけると宣言しその場をあとにする。二人はエルフェゴの手下から手酷い拷問を受けるが、そこへミルトンらが駆け付け救出。隙を見て逃げ出した。
ビルは、エルフェゴたちを追うよりも、追わせるように仕向けた方が有利に戦えると判断し、皆に提案する。しばらくして、ビルたちが逃げたことに気づいたエルフェゴは怒り狂い、再度手下たちに追跡を指示する。
映画『野獣暁に死す』のあらすじ【転】
逃げる5人と追うエルフェゴ一味。ビルたちは策略通り、一味を森深くまで誘い込むことに成功。タイミングを見計らい、最後列の手下を狙って順番に奇襲をかけるビルたち。一人、また一人と血祭りに上げ、数十人いる戦力を少しずつ削いでいく。やがて夜になり、ビルたちは暗闇に潜んで隠密作戦を展開。居所を知られないよう銃身に布をくるむなどして攻撃を続ける。
夜が明け、気がつくと手下は5人にまで激減しており、焦りを隠せないエルフェゴ。林の中へ入っていくと、オバニオンを発見。すかさず銃撃し倒したかに見えたが、オバニオンはすぐに起き上がり反撃してくる。すると、エルフェゴはマチェーテで斬りつけ、とどめを刺そうとする。そこへビルが現れ、2対1になったためエルフェゴは逃走。その間にミルトンら他の4人は残りの手下たちを全員始末し、残るはエルフェゴただ一人となった。
映画『野獣暁に死す』の結末・ラスト(ネタバレ)
エルフェゴを追い詰めたビルは、1対1の勝負を申し出る。他の4人には手出しをさせないというビルに、愚かだと嘲笑するエルフェゴ。しかし、ビルの銃弾をあっさりと両手に喰らってしまい、エルフェゴはもはやなす術がなかった。二人の拳銃の腕前はすでに圧倒的な差がついていたのだ。
ビルは、「お前が殺したインディアン娘に捧げる一発だ」と告げ、エルフェゴにとどめの一発を浴びせた。エルフェゴは一瞬天を仰いだが、すぐに崩れ落ちて息絶えた。
復讐を終えたビルに「どこへ?」と尋ねるミルトン。ビルが「南へ」と答えると、「俺たちと同じだな」とミルトンは返した。他の3人は何も言わず笑みを浮かべた。そして、5人は共に林の向こうへと馬を走らせていくのだった。
映画『野獣暁に死す』の感想・評価・レビュー
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映画『野獣暁に死す』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『野獣暁に死す』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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