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映画『トゥームレイダー ファースト・ミッション』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『トゥームレイダー ファースト・ミッション』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『トゥームレイダー ファースト・ミッション』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『トゥームレイダー ファースト・ミッション』の結末までのストーリー
  • 『トゥームレイダー ファースト・ミッション』を見た感想・レビュー
  • 『トゥームレイダー ファースト・ミッション』を見た人におすすめの映画5選

映画『トゥームレイダー ファースト・ミッション』の作品情報

トゥームレイダー ファースト・ミッション

製作年:2017年
上映時間:118分
ジャンル:アクション
監督:ローアル・ユートハウグ
キャスト:アリシア・ヴィカンダー、ドミニク・ウェスト、ウォルトン・ゴギンズ、ダニエル・ウー etc

映画『トゥームレイダー ファースト・ミッション』の登場人物(キャスト)

ララ・クロフト(アリシア・ヴィキャンデル)
父が残した莫大な遺産を有しながら、それには頼らずに暮らしている。7年前にいなくなった父の残した資料を見つけ、もう一度、父と会えるのではないかと、冒険の旅に出かける。
リチャード・クロフト(ドミニク・ウェスト)
ララの父親でクロフト社の社長。妻が亡くなった失意の念から、ヒミコが持つパワーに魅せられ、妻を再び感じられるのではないかと思い、ヒミコの墓を探し回る。7年前に出かけたきり、行方不明となる。
マサイアス(ウォルトン・ゴギンズ)
秘密組織トリニティに雇われたトレジャーハンター。ヒミコの墓が見つけられず、7年間も島から帰れないことに苛立ちを感じている。
アナ・ミラー(クリスティン・スコット・トーマス)
クラフト社の重役。ララに遺産相続の手続きを勧める良きアドバイザーだが、実は…。

映画『トゥームレイダー ファースト・ミッション』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『トゥームレイダー ファースト・ミッション』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『トゥームレイダー ファースト・ミッション』のあらすじ【起】

ララ・クロフトは大学にも行かず、バイク便の仕事をしながら暮らしていた。父親はクロフト社を経営するリチャード・クロフト。7年前に出掛けてから消息不明になっていた。ララにはリチャードが残した莫大な遺産があったが、それには頼らずに暮らしていた。

ある時、クロフト社からアナ・ミラーが訪ねてくる。ララがサインをしないと、クロフト家の屋敷も含めた全ての資産が売却されてしまうという。

ララは社に赴き、父の死亡証明書にサインしようとするが、その時に日本のからくり箱を見せられる。リチャードから渡してほしいと頼まれていたのだそうだ。からくり箱を開けたララは、中から鍵と暗号文を見つける。

暗号文を解読したララは鍵を使い、クロフト家の屋敷の中に秘密の部屋があることを発見する。そこには、リチャードが探し求めていたヒミコの墓への資料があった。ビデオカメラにはリチャードの映像が残っており、ヒミコの資料を全て燃やしてほしいとメッセージが残されていた。

だが、ララはリチャードに会えるのではないかと考え、資料を持って父を探しに出かける。7年前、父はヒミコの島に渡るために、ある男から船を買っていた。ララはその男に会うため、香港へと向かった。

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映画『トゥームレイダー ファースト・ミッション』のあらすじ【承】

ララは船を手配した男の息子、ルー・レンと出会う。彼と手を組むことにしたララは、二人でヒミコの島があるという“魔の海”へと船を走らせた。

リチャードはトリニティという秘密組織につけ狙われていた。トリニティは、神秘のちからで世界征服を企む組織だった。

島の周辺は嵐で、大荒れだった。船は転覆し、ルーともはぐれてしまう。ララは命からがら岸へと辿り着くが、何者かに殴られて気絶してしまった。目覚めると、マサイアスという男がいた。彼はトレジャーハンターで、トリニティに雇われていた。7年前から島にいて、ヒミコの墓を探しているのだという。彼はリチャードを知っていた。そして、リチャードを殺したと言った。

島には多くの労働者がいた。その中にルーの姿を見つけ、ララはホッとする。マサイアスは資料を奪うと、皆を引き連れて島の奥へと入っていった。

隙を見て、マサイアスの元から逃げ出したララ。その夜、森の中に人影を見つけたので追いかけてみると、それはリチャードだった。リチャードはヒミコの墓は暴いてはいけないものだと気がつき、マサイアスたちをかく乱していたのだ。だが、ララが持ってきた資料によって墓の入り口は発見されてしまった。

映画『トゥームレイダー ファースト・ミッション』のあらすじ【転】

ララはリチャードと島を脱出するため、マサイアスの衛星電話を奪いに行った。ルーを含めた労働者たちが拘束されていたので救出する。衛星電話を手に入れるが、リチャードが人質になってしまった。

マサイアスは、リチャードを助けたければ墓の入り口の暗号を解読しろという。ララは暗号を解読し、墓の扉を開けた。そこには、地下へと続く洞穴が広がっていた。

墓の中にはいくつものトラップが仕掛けられていた。しかもそれは、侵入を妨害するものではなく、脱出を阻むように作られたものだった。

トラップをくぐり抜け、ヒミコの棺へと辿り着いたララたち。棺を開けると、ヒミコの遺体が眠っていた。マサイアスたちはヒミコを運び出そうとする。

ララは不審に思っていた。ヒミコは死をもたらす邪悪なるもので、この島に島流しされたと伝承されていたが、ヒミコが描かれた壁画では、どうもそうではないらしかった。ララは、ヒミコが人々を守るために、自らを犠牲にしてこの島にやってきたのだと気がつく。

映画『トゥームレイダー ファースト・ミッション』の結末・ラスト(ネタバレ)

ヒミコは疫病にかかっていた。周りへの感染を防ぐためにこの島で眠りについたのだった。運び出そうとヒミコに触れたマサイアスの部下は感染し、そのまま息絶えてしまった。

トリニティの狙いは、この病原菌だった。これを使って世界征服をしようというのだ。マサイアスはヒミコの指先を持ち帰ろうとする。ララとリチャードはそれを阻止しようとするが、その最中、リチャードも疫病に感染してしまった。

リチャードは、ヒミコと共にここに残り、全てを爆破すると決めた。リチャードと別れたくないララは反対するが、マサイアスを止めろとララを送り出し、爆弾でヒミコと病原菌を自分もろとも消滅させた。

マサイアスを追いかけたララは、格闘の末、ヒミコの指先をマサイアスの口に押し込み、マサイアスは疫病で朽ち果てていった。

崩れていく墓から脱出し、ルーたちと合流したララは、マサイアスが呼んでいたヘリコプターで島から脱出することに成功した。

ララはロンドンに戻り、リチャードの死亡証明書にサインした。正式にクロフト社の代表となって遺産を相続したわけだが、経営は今まで通りアン・ミラーに任せることにした。

渡された資産リストを捲ったララは、クラフト社とトリニティが繋がっていることに気がつく。アン・ミラーもまた、彼らの一員のようだった。ララはトリニティの野望を阻止するため、再び冒険へと向かっていく。

映画『トゥームレイダー ファースト・ミッション』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

元の作品が大ヒット作品だったために、ララ役のアリシア・ヴィキャンデルをアンジェリーナ・ジョリーと比較してしまう意見が目立っているが、この作品だけを観たらそこまで酷評されるものではない。ただもし前作が存在しなくて、今作がトゥームレイダーとして初めて誕生した作品だったとしたら、そこまでヒットしなかったと思う。前作トゥームレイダーの世界観を深めるため、もしくは前作を見る前に世界観を知るための位置づけとしては素晴らしい作品だと思う。つまり補佐的な役割を果たしている作品である。(男性 20代)


『トゥームレイダー』のララ・クロフトの若い頃を映像化するという事で、アリシア・ヴィキャンデルが起用されたが、どうしてもアンジェリーナ・ジョリーと比べてしまうのは致し方ない。アンジェの強くて美しいイメージは、拭えないからだ。

とはいえ、こちらのララはまだ若いという事もあり、まだ少し頼りなくて正解。アリシア・ヴィキャンデルの肉体を使ったアクションも悪くなく好演していた。だからアクションシーンはいいのだが、気になったのは謎解きが雑だったこと。その辺は脚本の問題なのでアリシアは悪くない。(男性 30代)


ララ・クロフトの新たな誕生譚として、とても見応えがありました。アリシア・ヴィキャンデルは従来のセクシーさを強調したララ像ではなく、肉体派で泥臭いヒロインを演じきり、リアルな冒険者像を体現していました。父の行方を追う中で、ただの学生から「冒険家」として目覚めていく流れは自然で、ラストにララが二丁拳銃を手にする場面には胸が熱くなりました。続編を期待させる堂々たるリブートでした。(20代 男性)


父の存在が物語の大きな軸になっていた点が印象的でした。ララが父の死を受け入れられずに苦しむ姿から、島での再会と別れに至るまでの心理的な変化が丁寧に描かれていて、単なるアクション映画に深みを与えていました。父を再び失う悲しみを抱えながらも、それを糧に冒険者として歩み出す姿は切なくも力強いです。人間ドラマと冒険の融合を楽しめる作品でした。(30代 女性)


ゲームファンとしては、本作が「オリジン」を描いた点にワクワクしました。ゲーム『トゥームレイダー』のリブート版をベースにしているため、サバイバル感や肉体的に過酷なアクションシーンが忠実に再現されていました。弓矢で敵を倒す場面や、遺跡探索の罠を回避する場面など、プレイ感覚を思い出させてくれる要素が満載。ゲームと映画の橋渡しとして成功していたと思います。(20代 女性)


アクションの迫力はハリウッド大作らしく、特に船が嵐で難破するシーンは圧巻でした。揺れるカメラとリアルな水の表現に没入感があり、観客もララと一緒に必死で生き延びている感覚を味わえました。その後の島でのサバイバル描写も手に汗握る展開が続き、退屈する暇がありません。派手なだけでなく、主人公の成長と結びつけた点が評価できます。(40代 男性)


父親を巡る謎と、邪悪な組織トリニティとの対立が物語に緊張感を与えていました。島に隠された「卑弥呼」の伝説を軸に、神秘性と科学的な解釈を絶妙に融合させた脚本は見事。最終的に「呪い」ではなく感染症として説明される展開には驚かされました。オカルトに頼らず、リアリティを保ちながら神話を解釈した点は好印象でした。(50代 女性)


アリシア・ヴィキャンデルの体当たり演技がすごかったです。身体を張ったアクションの数々はスタントに頼るだけでなく、自ら挑んでいるのが伝わってきて、説得力がありました。傷だらけになりながら立ち上がる姿は、単なるヒロインを超えて「戦士」と呼ぶにふさわしい。肉体的に強いだけでなく、父を失うことで精神的にも強くなっていく姿に感情移入しました。(30代 男性)


父との再会シーンには胸を打たれました。再会の喜びも束の間、ララは父を守るために戦い、そして最終的に彼を失う決断を迫られます。この悲劇的な展開がララを冒険者として覚醒させる転機になっているのが切なくも力強いです。アクション映画でありながら、親子愛というテーマを盛り込み、観客の心を動かすことに成功していました。(40代 女性)


冒険要素に加え、女性が主役のアクション映画としての意義も大きいと思います。従来のララ像から脱却し、現代的なヒロインとしてリアリティのある成長物語を描いたことで、多くの観客に共感を呼ぶ作品になったと感じました。最後に二丁拳銃を選ぶシーンは、シリーズの伝統を踏襲しつつ、新しいララの誕生を象徴する名場面です。(20代 女性)

映画『トゥームレイダー ファースト・ミッション』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『トゥームレイダー ファースト・ミッション』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

インディ・ジョーンズ/レイダース 失われたアーク

この映画を一言で表すと?

冒険映画の金字塔!考古学者が世界を舞台に秘宝を追うロマン溢れる大作。

どんな話?

考古学者インディ・ジョーンズが、ナチスに狙われる伝説の聖櫃アークを巡って冒険を繰り広げる。罠に満ちた遺跡、手に汗握るアクション、ユーモア溢れる会話が詰まった王道冒険映画。冒険とスリル、ユーモアが見事に融合した名作です。

ここがおすすめ!

アクション、謎解き、歴史ロマンがすべて詰まった究極の冒険活劇。『トゥームレイダー』で味わえるサバイバルやトレジャーハンティングの要素をさらにスケールアップさせた世界観が楽しめます。ララ・クロフト好きなら必見の作品です。

ナショナル・トレジャー

この映画を一言で表すと?

アメリカ建国の秘密を巡る歴史ミステリー・アドベンチャー。

どんな話?

歴史学者で冒険家のベン・ゲイツは、合衆国建国に隠された巨大な財宝の伝説を追う。独立宣言書に刻まれた暗号を解き、仲間と共にアメリカ各地を駆け巡りながら謎解きに挑む。知識と勇気を駆使した頭脳派アドベンチャーが展開する。

ここがおすすめ!

謎解き要素とスリリングな展開が魅力的で、インテリジェンスと冒険心を同時に満たしてくれる作品です。『トゥームレイダー』同様に、遺跡や古代の秘密に迫る興奮を味わいたい方にぴったりです。

キング・ソロモンの秘宝

この映画を一言で表すと?

失われた財宝を巡る冒険が繰り広げられる古典的トレジャーハント映画。

どんな話?

冒険家アラン・クォーターメインが、行方不明の父を探す女性と共にアフリカ奥地へ旅立つ。待ち受けるのは危険な部族、過酷な自然、そして幻の秘宝。スリル満点の冒険が続く、トレジャーハンティングの原点とも言える作品。

ここがおすすめ!

古典的な冒険映画らしい王道展開が楽しめ、危険と財宝が交錯する冒険心を刺激してくれます。『トゥームレイダー』で感じたワクワク感をさらにクラシカルに味わえる一本です。

アサシン クリード

この映画を一言で表すと?

ゲーム原作!歴史と現代を繋ぐ暗殺者の遺伝子を巡るアクション大作。

どんな話?

死刑囚カラムは秘密組織により処刑を偽装され、先祖が属した暗殺教団の記憶を追体験させられる。過去と現代を行き来しながら「エデンの果実」を巡る戦いに巻き込まれる。アクションと歴史が融合した壮大な物語。

ここがおすすめ!

ゲームさながらのアクションシーンやパルクールが大迫力で、映像表現の完成度も高いです。『トゥームレイダー』と同じく「ゲームから映画へ」の世界観を楽しみたい人に強くおすすめです。

ジャンヌ・ダルク

この映画を一言で表すと?

一人の少女が歴史を変える戦士へと成長する壮大なヒューマンドラマ。

どんな話?

神の啓示を受けた農村の少女ジャンヌが、百年戦争の中でフランス軍を率いる存在となり、運命を切り開いていく。信念と情熱が彼女を戦士へと変え、最終的に悲劇的な結末を迎えるまでの激動の人生を描く。

ここがおすすめ!

女性が逆境を乗り越え戦士となる姿は、ララ・クロフトの姿と重なります。アクションだけでなく人間ドラマとしても濃厚で、『トゥームレイダー』で味わった「女性の強さ」をより歴史的・壮大なスケールで体感できる一作です。

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この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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