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映画『月の満ち欠け』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『月の満ち欠け』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『月の満ち欠け』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0091222

製作年 2022年
上映時間 128分
ジャンル 恋愛
ミステリー
ファンタジー
監督 廣木隆一
キャスト 大泉洋
有村架純
目黒蓮
伊藤沙莉
製作国 日本

映画『月の満ち欠け』の登場人物(キャスト)

小山内堅(大泉洋)
青森県八戸市出身。大学在学中に妻、梢と出会った。家族思いで誠実な性格だが、不慮の事故で妻子を亡くしてからふさぎ込んでいる。
小山内梢(柴崎コウ)
堅の最愛の妻。堅と知り合う前から彼に好意を持っていた。娘の瑠璃の異変に気付いていたが、それまでと変わらず愛し続ける。
小山内瑠璃(幼少期 : 阿部久令亜 高校時代 : 菊池日菜子)
堅と梢の娘。二人から愛情を注がれて育つ。7歳の時に高熱を出して以来、英語の歌を口ずさんだり、アキラ君という男性の話をするようになる。18歳の時に事故で亡くなる。
三角哲彦(目黒蓮)
大学時代に正木瑠璃と知り合い、恋仲になる。瑠璃からはアキラ君と呼ばれていた。事故で亡くなる直前の小山内瑠璃から電話を受けており、青森まで堅を訪ねてくる。
正木瑠璃(有村架純)
三角の恋人だった女性。「Remember Love」の歌が好きでよく口ずさんでいた。夫の竜之介からは妻の務めを果たさないことを詰られており、夫婦関係は冷え切っている。
正木竜之介(田中圭)
正木瑠璃の夫。エリート志向で神経質な性格。結婚後、瑠璃に子どもができないことを責め、怒鳴ったりものを投げたりと暴力的なふるまいをする。
緑坂ゆい(伊藤沙莉)
小山内瑠璃の親友。瑠璃からアキラ君のことを聞いていた。現在は一児の母。親友の生まれ変わりを信じている。

映画『月の満ち欠け』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『月の満ち欠け』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『月の満ち欠け』のあらすじ【起】

1980年、小山内堅は東京で知り合った同郷の女性、梢と結婚式を挙げる。一年後に女の子にも恵まれ、妊娠中に妻が見た夢の内容から「瑠璃」と名付けた。

すくすくと育った瑠璃だったが、7歳の時に原因不明の高熱にかかってしまう。熱は下がったものの、それ以来、瑠璃の様子がおかしいと梢は堅に訴える。急に大人びたように見える娘を心配する梢。考えすぎだと堅は取り合わなかったが、ある日瑠璃は学校帰りに電車に乗り、一人で高田馬場にあるレコード店へ行ってしまう。アキラ君に会いに来たという瑠璃に、堅は高校を卒業するまでは一人でどこにも行かないと約束させる。

しかし、瑠璃が18歳になった年、事故によって梢と瑠璃は亡くなってしまう。
突然最愛の妻子を失った小山内は悲しみに暮れ、仕事も辞めて、故郷である青森県八戸市の実家に帰った。そこに、三角と名乗る男が現れる。

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映画『月の満ち欠け』のあらすじ【承】

三角は、小山内の妻子が事故に遭ったのは、自分に会いに来ようとしていたためだと明かす。かつて瑠璃が一人で訪れたレコード店で働いていたという三角は、小山内の娘が自分の恋人だった正木瑠璃の生まれ変わりなのではないかと話し始めた。

1980年、レコード店で雨宿りしていた正木瑠璃にタオルと傘を貸した三角は、それが縁で彼女と親密になる。瑠璃は既婚者で、幸せとはいえない生活を送っていた。三角は彼女に一緒に逃げようと訴える。翌日、高田馬場駅前で瑠璃を待っていた三角だったが、踏切のほうが騒がしい。どうやら人身事故が起きたようだった。胸騒ぎがした三角の予感は当たり、翌日の新聞で瑠璃が死亡したことを知った。

正木瑠璃の話を終え、三角は小山内に「あなたの娘さんは、生まれ変わるために死んだのではないか」と言った。小山内は、君の恋人と瑠璃は何の関係もない、と突っぱねる。三角は非礼を詫び、小山内のもとを去った。

映画『月の満ち欠け』のあらすじ【転】

2007年、東京。小山内は、瑠璃の高校の親友だった緑坂ゆいと都内のホテルで会う。ゆいは正木竜之介という男を覚えているかと小山内に尋ねる。正木は、昔小山内が仕事の世話をした男だった。そして、三角の恋人だった正木瑠璃の夫でもあった。

正木は「同級生の年賀状には子どもの写真が載っている。今頃僕も同じように子どもが生まれているはずだったのに、君はいつになったら妻の務めを果たすんだ」と、予定どおりに進まない結婚生活にいら立ち、瑠璃にその責任を押しつけていた。耐えかねた瑠璃は三角と逃げようとして、踏切で事故に遭ったのだった。瑠璃を失った正木は自暴自棄になり、自身が経営していた会社も倒産してしまう。

ある時、偶然小山内瑠璃のことを知った正木は、彼女の生い立ちなどを知り、妻の生まれ変わりだと確信する。学校帰りの瑠璃を待ち伏せし、連れて行こうとする正木。彼を振りほどき、瑠璃は母・梢とともに三角に会いに行こうとする。しかし途中で正木に尾行されていることに気づき、運転を誤ったため、二人は事故で命を落としたのだった。

映画『月の満ち欠け』の結末・ラスト(ネタバレ)

小山内瑠璃は生前、ゆいに生まれ変わりのことを話していた。そしてゆいは、自分の娘が瑠璃の生まれ変わりだと話す。自分の娘が他の人間だったなんて冗談でも受け入れられないと気色ばむ小山内。

ちょうどその時、母の容態が悪化したと連絡があり、小山内は席を立つ。すると同席していたゆいの娘・るりが立ち上がり、「るりはパパとママの子どもで幸せだった。ありがとう」と小山内に感謝の言葉を述べた。それはあの時レコード店へ迎えにいった際に聞いた瑠璃の言葉と同じだった。小山内は思わずるりを抱きしめる。するとるりは「生まれ変わりは一人とは限らない」と言った。

青森へ戻る新幹線の中で、「これはあなたが持っているべきだと思う」とゆいから渡された、瑠璃の18歳の誕生日パーティのビデオを眺める小山内。ビデオの中で、自分が席を外していた間、梢は瑠璃にどうして小山内と結婚したのかを語っていた。実は梢は、大学で出会う前から小山内のことを知っており、彼を追いかけて同じ大学を受験したこと、結婚してからもずっと愛していることを瑠璃に打ち明けていた。そして、口元に人差し指を当てて「パパには秘密よ」と微笑んだ。

母の容態は持ち直しており、駅まで迎えに来てくれた介護士の清美の車で小山内は病院に向かう。車内で、同乗していた清美の娘・みずきが東京のどこに行ってきたのかと尋ねる。庭の綺麗なホテルだと答えると、みずきは「どら焼きのおいしいところ?」と聞き返した。驚く小山内に、みずきは人差し指を口に当てて微笑んだ。それは妻・梢の生前の癖と同じだった。

映画『月の満ち欠け』の感想・評価・レビュー

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映画『月の満ち欠け』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『月の満ち欠け』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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