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映画『ツイスター』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ツイスター』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『ツイスター』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0061795

製作年 1996年
上映時間 113分
ジャンル パニック
アドベンチャー
ドラマ
監督 ヤン・デ・ボン
キャスト ヘレン・ハント
ビル・パクストン
ジェイミー・ガーツ
ケイリー・エルウィズ
製作国 アメリカ

映画『ツイスター』の登場人物(キャスト)

ジョー(成長時:ヘレン・ハント / 幼少時:アレクサ・ヴェガ)
10名ほどの研究チームを率いて、竜巻の実態を追い続けている女性気象学者。
ビル(ビル・パクストン)
ジョーの夫で、共に竜巻を追っていた気象学者。現在はチームを離れ、気象予報士に転向している。
メリッサ(ジェイミー・ガーツ)
チームを離れたビルが、再婚しようと考えている女性。
ジョーナス(ケイリー・エルウィズ)
ジョーとビルのライバルである気象学者。
メグ(ロイス・スミス)
ジョーが世話になっている叔母。
ダスティン(フィリップ・シーモア・ホフマン)
ジョーの率いる研究チームの一員。
ロバート(アラン・ラック)
ジョーの率いる研究チームの一員。

映画『ツイスター』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ツイスター』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ツイスター』のあらすじ【起】

1969年6月、アメリカのオクラホマ地方を猛烈な竜巻が襲い、少女・ジョーの家族は庭の地下シェルターへ逃げ込むものの、父親はシェルターの扉ごと突風に吹き飛ばされてしまう。それから十数年後、成長したジョーは竜巻を追いかけて、まだ未知な部分が多いその実態を調べる気象学者として名を馳せていた。

ジョーは夫のビルと共に、部下のダスティンやロバートなど、10名ほどのチームを組んで竜巻を研究していたが、ビルは安定した仕事を求めてチームを離れ、ニュース番組の気象予報士に転身。精神科医の女性・メリッサと親しくなったビルは、メリッサと結婚するためジョーに離婚届のサインをしてもらおうと考える。

久し振りにジョーと気象研究チームの面々に再会したビルは、自分がチームにいた頃は開発途中だった気象観測装置「ドロシー」が完成したことを知る。ドロシーは一見ドラム缶のような外見の装置で、内部に多数の球状小型観測器があり、竜巻の中に小型観測器を飛ばすことによって竜巻の様々なデータを計測するものだった。

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映画『ツイスター』のあらすじ【承】

そこで大型の竜巻が発生したという情報が入り、ジョーは早速ドロシーをピックアップトラックに積んで出発の準備を始める。メリッサと一緒だったビルは竜巻の追跡に参加しないつもりだったが、そこに気象学者のライバル・ジョーナスのチームが現れる。

ジョーナスは以前ジョーたちのチームにいたが、独立して竜巻を追い始め、しかもビルの考えたドロシーのアイデアを盗用して全く同じ形態の観測装置を作り上げていた。それを知ったビルは怒りに燃え、ジョーの車に乗り込んで自分も竜巻を追うことにする。

メリッサもビルと共に車に乗り込むが、激しく渦を巻く竜巻に果敢に向かっていくジョーたちとビルを見て、自分は場違いな人間だと思い知らされる。しかしジョーたちの行動は危険と隣り合わせの行動で、ジョーとビルはドロシーの起動に失敗し、危うく竜巻に巻き込まれそうになる。

それでもジョーは予備の「ドロシー2号機」を使って竜巻を追い続け、ビルも率先してジョーと行動するようになる。そしてジョーは世話になっている叔母のメグがいる地域に、猛烈な竜巻が発生したことを知る。

映画『ツイスター』のあらすじ【転】

ジョーたちがメグの家に到着した頃、竜巻はすでに去っていたが、近隣の家がガレキのように崩れ落ち、メグの家も崩壊寸前だった。ジョーとビルは崩れかけた家に乗り込んで、なんとかメグを救出する。

そこでジョーたちの元に、最大級と言われる「F5レベル」の竜巻が発生したというニュースが入る。竜巻はその強度によってF1からF5にランク付けされるが、F5レベルのものは滅多に発生せず、幼い頃のジョーが遭遇したのが数少ないF5レベルの竜巻だった。

今回の竜巻は2つの竜巻が結合した珍しいタイプのもので、その強度も未知の領域と思われ、ジョーとビルは残った小型観測器を改良してドロシーに詰め込み、現場へ向かおうとする。しかしここで、ずっとビルに付き添っていたメリッサが「あたしにはもう無理」と、ビルの前から立ち去っていく。

ビルはジョーに慰められつつ、F5レベルの竜巻を追い始める。すると現場付近に到着した時、ジョーナスのチームが先回りしているのを発見する。

映画『ツイスター』の結末・ラスト(ネタバレ)

ジョーナスたちは竜巻の進行方向に回りこもうとしていたが、竜巻の形状を見たビルは長年の経験値から、竜巻が方向を変える可能性を見出す。ビルはジョーにその旨を伝え、竜巻を追うコースを変更するが、ジョーナスたちは意地になったようにそれまでのコースを走り続ける。

するとやはり竜巻は進行方向を変え、ジョーナスの乗った車は突風に巻き込まれて宙に舞い上がり、地面に叩きつけられる。それを見たジョーとビルは胸を痛めながらも、懸命にドロシーを起動し、小型観測器は見事に竜巻に吸い込まれていく。

部下たちの積んだ計測器に、小型観測器からデータが送られてきて、これでより正確な竜巻予報が出来ると部下たちは喜び合う。しかし竜巻の目前にいたジョーとビルは、勢いを増した竜巻の猛威に晒される。

近隣にあった小屋に逃げ込んだ2人は、鉄柵に皮のベルトで体を縛り付けて固定し、なんとか竜巻の突風から逃れる。竜巻が去った後、チームの面々が2人の元に駆け寄ると、ジョーとビルは鉄柵に体をくくりつけたまま、熱いキスを交わしていたのだった。

映画『ツイスター』の感想・評価・レビュー

私が本作を見たのは、1996年の劇場公開時です。その2年前に『スピード』が大ヒットしたヤン・デ・ボン監督の新作ということで話題になり、映画館で見るのを楽しみにしていました。この年はトム・クルーズ主演の『ミッション・インポッシブル』やアメリカで大ヒットした『インデペンデンス・デイ』、シュワルツェネッガー主演の『イレイザー』、「本当に怖い!」という宣伝文句が話題になった『セブン』など、大作・話題作が多く封切られた年でした。サブスクが定着した現在と違って、映画館に行くのを楽しみにしていた時代と言えるかもしれません。(50代 男性)


私がこの映画を見たのは、『イントゥ・ザ・ストーム』という映画が公開された2014年です。『イントゥ・ザ・ストーム』も凄い迫力でしたが、20年近く前に竜巻の脅威を描いた映画があると聞き、DVDをレンタルして見てみました。この年の8月には広島で豪雨による土砂災害があり、日本では映画のような大きな竜巻というのは身近ではないものの、自然の脅威による災害という点では他人事ではないなと思わされたのを覚えています。(40代 女性)


私がこの映画を見たのは、2024年に本作の続篇である『ツイスターズ』が公開される前です。続編を見る前にオリジナルの方を見ておこうと思い、サブスクの配信で観賞しました。2024年は世界的に非常に暑かった年で、異常気象という言葉がしばしば聞かれた一年でした。日本もかなりの猛暑でしたが、以前は日本では竜巻のニュースなどほとんど耳にしなかったのに最近はチラホラと聞かれるようにもなり、そういう意味でも注目の作品だったと思います。(20代 女性)

映画『ツイスター』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『ツイスター』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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映画『ツイスター』を無料視聴できる動画配信サービスと方法
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この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ局の映画番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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