この記事では、映画『ザ・ディープ・ハウス』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ザ・ディープ・ハウス』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0077313
| 製作年 | 2021年 |
|---|---|
| 上映時間 | 81分 |
| ジャンル | ホラー |
| 監督 | ジュリアン・モーリー アレクサンドル・バスティロ |
| キャスト | ジェームス・ジャガー カミーユ・ロウ エリック・サヴァン アレクシス・セルヴァース |
| 製作国 | フランス ベルギー |
映画『ザ・ディープ・ハウス』の登場人物（キャスト）
- ティナ（カミーユ・ロウ）
- ユーチューバーの恋人・ベンと共に、幽霊屋敷巡りをしている若い女性。
- ベン（ジェームズ・ジャガー）
- 幽霊屋敷を訪れた動画をアップし、再生数を稼いでいるユーチューバー。
- ピエール（エリック・サヴァン）
- ティナとベンが訪れた湖畔で出会った男。
- モンティニャック（アレクシス・セルヴァース）
- 湖に沈んだ屋敷の主人。
- モンティニャック夫人（アン・クレサン）
- モンティニャックの妻。
- サラ（キャロライナ・マッシー）
- モンティニャック夫妻の娘。
映画『ザ・ディープ・ハウス』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『ザ・ディープ・ハウス』のあらすじ【起】
ユーチューバーのベンは恋人のティナと共に、幽霊屋敷などを訪れた動画をアップし、収益を上げていた。しかし再生数が伸び悩んでいることで、ベンはフランス南西部の田舎町にあるフレー湖に伝わる「水中の幽霊屋敷」を探検してみることにする。
湖に潜ることを前提とした探検のため、ティナも事前に潜水の訓練を積んで出発したのだが、いざ現地に着いてみるとフレー湖は人で賑わう観光地で、とても幽霊屋敷がある雰囲気には思えなかった。しかし湖畔にいたピエールという男が、人に知られていない場所があると教えてくれる。
何十年も前、湖のある場所には小さな村があったのだが、洪水のため水没していた。ベンとティナはピエールの案内で湖の周囲にある森をぐるっと回り、ひと気のない場所へとたどり着く。
ピエールが言うにはここから潜れば噂の「幽霊屋敷」があるとのことで、2人は60分酸素の持つボンベを背負って、湖の中へと潜っていく。湖底近くまで潜ると、洪水で沈んだらしい乗用車があり、何十年も前のものとは思えないほど状態が保たれていた。
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映画『ザ・ディープ・ハウス』のあらすじ【承】
不思議がるティナに、ベンは湖が淡水だから海水と違って錆びないのだろうと答える。そして2人は湖に沈んだ屋敷の門を見つける。屋敷の庭には小さな小屋があって、それは先祖の魂を祀った霊廟だとわかる。その奥に目指す屋敷があったが、入口は鉄の門で塞がれ、頑丈なカギがかかっていた。そこで2人は2階部分へと上がり、小さな窓から屋敷の中へ入っていく。
屋敷の2階には子供用の寝室があって、なぜか多くの子供たちの写真が飾られていた。そこでベンはベッドの上に人影のようなものを見るが、それはすぐに消えてしまう。2人が1階へと降りていくとキッチンがあり、壁には等身大のキリスト像が飾られていた。
そこでキリスト像の背後に隠し扉があるのに気付いたベンは、キリスト像を押し倒すようにして、扉の中へと進んでいく。奥の部屋は地下に繋がっていて、地下室の奥へ進むと、2人の人物が天井から鎖で吊り下げられていた。洪水前にこの状態になっていたなら、すでに白骨化しているはずなのに、なぜか2人とも死んだばかりのような姿で保存されていた。
映画『ザ・ディープ・ハウス』のあらすじ【転】
洪水前にこの屋敷で何か事件が起きたに違いないと考え、ベンとティナは探索を中止して屋敷から出ようとするが、入って来た2階の窓はレンガの壁で閉ざされていた。ティナは屋敷に閉じこめられたとパニックになりかけるが、呼吸が増えると酸素の使用量も増えるため、ベンは落ち付くようにとティナを説得する。
そこでティナが屋敷の中を泳ぐ魚を見つけ、どこかに魚の出入りできる出口があるに違いないと考え、魚の後をついていく。魚は地下へと潜っていき、2人も仕方なく死体の吊り下げられていた地下へと戻っていく。
地下には鉄格子の付いた窓があり、魚はそこから入って来たのだと思われた。人間が通り抜けるのは無理だとティナが考えた時、吊り下げられていた死体がパチリと目を開ける。
ベンとティナが恐怖に駆られその場を逃げ出すと、2対の死体は鎖を解いてベンとティナを追って来る。ベンは暖炉から繋がる煙突から逃げ出すしかないと考えるが、煙突を登り始めたところで周囲が崩れ始め、2人とも暖炉に落下してしまう。
映画『ザ・ディープ・ハウス』の結末・ラスト（ネタバレ）
ティナはそこでベンとはぐれてしまい、ベンは2階の子供部屋に連れて行かれ、そこで水中を泳ぐ若い娘に捕らわれる。それはこの屋敷の主人・モンティニャックの娘・サラで、モンティニャックは水没前に村の子供をさらって屋敷に監禁し、崇拝する邪教の神へとその肉体を捧げていた。
子供をさらわれた村人たちの復讐によって、モンティニャックとその夫人が殺害され、地下室に吊り下げられたのだった。サラもその時に殺され、モンティニャック夫妻とサラの魂が屋敷の中で生き長らえていた。そしてこの時に逃げ出し生き延びたモンティニャックの息子が、ピエールだった。
ベンとティナはピエールによって、水中に封じられたモンティニャック家のいけにえとして捧げられたのだった。ベンはモンティニャック家の者たちに捕らわれ、命を失う。ティナは掴まれたボンベを外して必死に屋敷から逃げ出すものの、水面に達するまで息が続かず、湖底へと沈んでいく。
それから数日後、ピエールは湖を訪れた若い女性2人を新たないけにえにするため、森の奥の湖畔へと案内していた。
映画『ザ・ディープ・ハウス』の感想・評価・レビュー
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映画『ザ・ディープ・ハウス』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ザ・ディープ・ハウス』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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