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映画『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』の概要:ウルトラ戦士達が暮らす光の国が襲撃を受けた。その後の調査で、襲撃を指示した敵が、別の宇宙に存在していることが判明する。ウルトラマンゼロは自ら名乗りを上げ、調査に行くことを宣言した。

映画『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』の作品情報

ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国

製作年:2010年
上映時間:100分
ジャンル:SF、アドベンチャー
監督:アベ ユーイチ
キャスト:小柳友、濱田龍臣、土屋太鳳、平泉成 etc

映画『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』の登場人物(キャスト)

ラン(小柳友)
惑星アヌーに暮らす青年。襲ってきたレギオノイド(ロボット怪獣)の大軍から人々を守るため戦っている。
ナオ(濱田龍臣)
ランの弟。兄同様正義感が強い性格。亡き父から教わった「バラージの盾」の存在を信じている。
エメラナ・ルルド・エスメラルダ(土屋太鳳)
惑星エスメラルダの第2王女。ベリアル軍の襲撃を受け、たった1人で宇宙船に乗って脱出する。エメラル鉱石と同じエネルギーが体に宿っている。
ウルトラマンゼロ(宮野真守)
光の国に暮らす正義の戦士。光の国が何者かに襲撃を受けたため、単独で調査に向かうことになる。ウルトラ戦士の中でも有能で強い力を持っている。
カイザーベリアル(宮迫博之)
かつてウルトラマンゼロと戦ったことがあり、顔に怪我を負っている。エメラル鉱石を使い、宇宙全土で殺戮と略奪を繰り返している。

映画『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』のあらすじ【起】

ウルトラマン達が暮らす光の国が襲撃を受ける。ウルトラマンゼロは敵の宇宙船を破壊するが、そこからダークロプス(ロボット兵士)達が現れる。ウルトラマンゼロは父であるウルトラセブンと戦い、ダークロプスを撃退した。後には、緑色に光る宝石が残った。

宇宙警備隊本部は緑色の宝石を調べ、自分達の宇宙に存在しない物質で出来ていることを突き止める。その宝石は強いエネルギーを発しており、周りに付いている装置でマイナスエネルギーに変換されていた。光の国を襲撃したのは誰か突き止める必要があったが、別の宇宙に派遣できるのは1人だけだった。ウルトラマンゼロは自ら名乗りを上げ、調査に行くことにした。

ウルトラセブンは危険な調査に向かうウルトラマンゼロに、ウルトラブレスレットを託した。それは特別なエネルギーが込められており、帰るときの道しるべになるものだった。さらに、予備エネルギーとして使うことができた。しかし、欠点が1つだけあり、3回までしか使うことができなかった。ブレスレットを使用したことは装置を通じて、ウルトラマン達にも伝わるようになっていた。ウルトラマンゼロは仲間達に見送られながら、別の宇宙へと旅立った。

惑星アヌーに暮らす人々は、レギオノイド(ロボット怪獣)の大軍に襲われ逃げ惑っていた。青年ランと弟のナオは飛行船に乗って、人々を救おうとしていた。だが、敵に襲われマグマの中に落ちそうになってしまう。ランは酷い怪我を負っていたが、ナオの手を掴んで引っ張り上げようとした。その時、ランのネックレスについている石の欠片が光った。その時、ウルトラマンゼロは自分を呼ぶ気配を感じ、ラン達の前に現れマグマに落ちそうになっている彼らを救い出した。

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映画『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』のあらすじ【承】

ランは自分の死期を察知し、ネックレスを弟に渡した。そして、ウルトラマンゼロに弟のことを託した。ウルトラマンゼロはランを守るため、ランの体に乗り移った。ランの精神はしばらくの間眠りにつくことになり、ウルトラマンゼロがランの体を動かすことになった。ウルトラマンゼロは事情をナオに説明した後、握手を交わした。すると、ナオが兄から託されたネックレスの石の欠片が光った。それは宇宙を守ると言われている伝説の石碑・バラージの盾の欠片だった。ラン兄弟はその石碑を探していた。

ウルトラマンゼロ達が逃げた洞窟の奥に進むと、巨大なエメラル鉱石があった。人々はその鉱石からエネルギーを取り出し、生活に役立てていた。ウルトラマンゼロはその鉱石を触り、ダークロプスの中から出てきた緑の宝石と同じ物だと気づく。ウルトラマンゼロ達がそのことについて話していると、敵に見つかり襲われそうになる。その時、突然宇宙船にワープした。エスメラルダ王家の第2王女エメラナ・ルルド・エスメラルダに助けられたのだ。エメラナの星も惑星アヌー同様、カイザーベリアル(悪の存在)に襲われていた。助かったのは、エメラナただ1人だけだった。話を聞いたナオはウルトラマンゼロと共にエメラナの友達になることにした。皆で握手をしていると、再びナオのネックレスについている欠片の石が光った。

エメラナの故郷・惑星エスメラルダは純度の高いエメラル鉱石で出来ていた。カイザーベリアルはその鉱石を奪い、大軍隊を作り上げていた。そして、宇宙全土で殺戮と略奪を続けていた。ウルトラマンゼロは今すぐにでもカイザーベリアルを倒しに行きたかったが、カイザーベリアルの居場所を知る者は誰もいなかった。ウルトラマンゼロとナオはエメラナと共に、バラージの盾を探しに行くことにした。

映画『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』のあらすじ【転】

ウルトラマンゼロ達はバラージの盾の情報を手に入れるため、炎の海賊と呼ばれる3兄弟に会いに行った。ウルトラマンゼロはブレスレットの力を使って変身し話をしに行こうとするが、用心棒のグレンファイヤー(炎の戦士)と戦うことになる。ウルトラマンゼロが戦いながら事情を説明していると、ベリアル軍が襲撃してきた。ウルトラマンゼロは炎の海賊を守るため、グレンファイヤーと共に戦った。だが、カラータイマー(活動制限時間を知らせる物)が鳴ってしまう。グレンファイヤーはウルトラマンゼロの異変を察知し、バラージの盾が鏡の星にあること、二次元の民に会いに行くことを話した。そして、その身に炎を纏うと、海を大爆発させて敵を倒した。

エメラナの先祖は二次元の民と交流があった。王宮を守っていたミラーナイトは、二次元の父とエスメラルダ人を母に持つ戦士だった。ミラーナイトはエメラナを逃がすため、ベリアル軍に襲われていた。

エメラナは二次元の民に協力を求めるが拒まれてしまう。二次元の民はミラーナイトがベリアル軍に負けてしまったので、戦うことを諦めていた。ミラーナイトの魂はベリアルの闇に侵されており、自らを封印して闇に染まらないようにしていた。ウルトラマンゼロはブレスレットの力を使って変身すると、暴れるミラーナイトを抱き締め、光の力で闇を浄化した。ミラーナイトは元の姿に戻り、二次元の民はウルトラマンゼロ達に協力することを決めた。だがその時、ベリアル軍が襲撃してきた。ミラーナイトはバラージの盾の場所をウルトラマンゼロ達に伝えると、ベリアル軍と戦うために飛び去った。

ナオはバラージ神殿に行くと、バラージの盾にネックレスについている欠片を嵌め込んだ。そうすれば石の盾は光り輝くはずなのだが、バラージの盾は何も変化が起きなかった。ナオが微かな金属音が聞こえたとき、敵が攻撃を仕掛けてきた。神殿が壊れ、ウルトラマンゼロとナオ・エメラナが分断されてしまう。ウルトラマンゼロはブレスレットの最後の力を使い変身しようとするが、落ちてきた石が手に当たりウルトラゼロアイ(変身するための道具)を落としてしまう。ウルトラマンゼロは敵に捕らえられた。

映画『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』の結末・ラスト(ネタバレ)

カイザーベリアルは憎々しげに、ウルトラマンゼロの姿を見ながら話した。カイザーベリアルはかつてウルトラマンゼロと戦ったことがあり、顔に傷をつけられていた。ウルトラマンゼロはカイザーベリアに腹を立てるが、変身できる力は残っていなかった。ウルトラゼロアイはカイザーベリアルの手に渡っていた。

カイザーベリアルは光の国を亡ぼすため、軍隊を送り込んだ。ウルトラマンゼロはその様子を見ていることしかできなかった。その時、ナオ達がウルトラマンゼロを助けるために宇宙船に乗って現れる。ウルトラマンゼロはナオ達の気持ちに勇気をもらい、体から力が沸き上がった。閉じ込められていた場所から脱出したとき、ミラーナイトに助けられる。カイザーベリアルは宇宙船に攻撃され、ウルトラゼロアイを手放した。ウルトラマンゼロはウルトラゼロアイを手にすると変身した。

ウルトラマンゼロは敵の宇宙船を破壊し、カイザーベリアルと戦った。だが、逃げられてしまう。ナオ達が乗った宇宙船もミラーナイトも、カイザーベリアルの部下に攻撃され危機的状況を迎える。エメラナは自分の体に宿るエメラル鉱石と同じエネルギーを使い、宇宙船の動力を復活させた。宇宙船に搭載されている超高性能な人工頭脳・ジャンは、ナオの協力を得て宇宙船を巨大なロボットの姿に変形させ、敵を倒した。ミラーナイトも諦めることなく攻撃を仕掛け、敵を倒した。

カイザーベリアルはエメラル鉱石の力を吸収し、巨大な姿に変身した。ウルトラマンゼロがカイザーベリアルに捕らえられたとき、グレンファイヤーが仲間を連れて現れる。仲間とは鏡の星の艦隊・炎の海賊達・惑星アヌーの艦隊のことだった。ウルトラマンゼロ達は協力して戦った。皆の気持ちが1つになったとき、ウルトラマンゼロはバラージ神殿に祀られていた石像・ウルトラマンノアに会い力を授けられる。ウルトラマンゼロは仲間と共にカイザーベリアルを倒した。一方、光の国もウルトラ戦士達が協力して戦ったお蔭で無事だった。

ウルトラマンゼロは拾ったティアラをエメラナに贈った。それは、エメラナが逃げる際落とした物だった。ウルトラマンゼロはランの体から出て去っていった。目を覚ましたランは、戦いのことを何も覚えていなかった。ナオはウルトラマンゼロとの突然の別れを悲しみながらも、感謝の言葉を叫んだ。ウルトラマンゼロは新たな宇宙警備隊を作ることを決め、ミラーナイト達を誘った。

映画『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』の感想・評価・レビュー

この『ウルトラマンゼロ』のいいところはセブンの息子という設定なんです。なので子供だけでなく、昔ウルトラマンが好きだった親世代も懐かしく思いながら楽しめるのが、最高でした。
ストーリー自体は子供にもわかりやすいのでとても見やすいですし、ミラーマンやファイヤーマンなど大人が懐かしく思うキャラクターたちも出てきてものすごく面白かったです。
まだ人気が出る前の土屋太鳳にも注目です。(女性 30代)


前作、『ウルトラ銀河伝説』にて、鮮烈のデビューを飾ったウルトラマンゼロが、より本格的に主人公として大活躍。
無数の宇宙が多次元的に存在する「マルチバース理論」に基づき、別宇宙からの脅威に立ち向かう、壮大な冒険活劇が見られ、スター・ウォーズ以上の壮大な世界観のSFドラマが、生み出された。
本作では、ゼロと共に戦う仲間として、過去の円谷ヒーローをオマージュしたキャラクターが登場し、往年のキャストも出演しており、過去作へのリスペクトが見事。(男性 20代)

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