この記事では、映画『アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲(プレリュード)』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲(プレリュード)』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0035442
| 製作年 | 2015年 |
|---|---|
| 上映時間 | 114分 |
| ジャンル | ラブストーリー |
| 監督 | クロード・ルルーシュ |
| キャスト | ジャン・デュジャルダン エルザ・ジルベルスタイン クリストフ・ランベール アリス・ポル |
| 製作国 | フランス |
映画『アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲(プレリュード)』の登場人物（キャスト）
- アントワーヌ（ジャン・デュジャルダン）
- パリに住む、売れっ子の劇伴作曲家。仕事でインドを訪れる。女たらしでナルシスト。頭痛に悩まされている。
- アンナ（エルザ・ジルベルスタイン）
- サミュエルの妻。サミュエルとの子供を望んでいる。スピリチュアリズム。
- サミュエル（クリストファー・ランバート）
- フランス大使。老齢の男性。嫉妬深い。
- アリス（アリス・ポル）
- アントワーヌの恋人。若手ピアニスト。
- アンマ（マーター・アムリターナンダマイー）
- 霊的指導者。神の化身と呼ばれ、数々の奇跡を起こしている。
映画『アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲(プレリュード)』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲(プレリュード)』のあらすじ【起】
アントワーヌは映画監督から、インドを舞台にした現代版ロミオとジュリエットの劇伴を依頼され、インドへと向かっていた。
アントワーヌは恋人のアリスから、電話越しに求婚される。返答に困ったアントワーヌは、一旦返事を保留にした。
アントワーヌは監督と合流し、仕事の流れを聞く。頭痛に悩まされているアントワーヌは、夜はホテルでゆっくりしようと考えていたが、フランス大使がアントワーヌのために晩餐会を開くという。アントワーヌは、恋人から求婚されたことを監督に相談し、自分は結婚に向いていない人間だ、と話した。
その夜、アントワーヌは晩餐会に出席する。フランス大使のサミュエルは、アントワーヌを歓迎し、フランスとインドの合作映画に期待を寄せていた。
アントワーヌは、サミュエルの妻であるアンナと談笑する。アンナはアントワーヌにスピリチュアリティを語るが、アンナの熱意にアントワーヌは笑い始めてしまう。頭痛に悩むアントワーヌに、アンナはスピリチュアリティを勧めるが、アントワーヌは茶化すばかりだった。
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映画『アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲(プレリュード)』のあらすじ【承】
アリスはアントワーヌに返事の催促をする。疲れていたアントワーヌは、また返事を先延ばしにして電話を切った。
頬を濡らしたアンナが部屋に訪ねてくる。晩餐会でのアンナとアントワーヌの様子を見ていたサミュエルは、嫉妬から逆上し、アンナを部屋から追い出したという。アントワーヌは慰めの言葉をかけた。アンナは、晩餐会でアントワーヌが自分に対して何を考えていたか聞き出し、翌日のレコーディングの時刻を把握する。
翌日、アントワーヌがレコーディングをしているスタジオに、アンナが訪ねてくる。
アンナと昼食を共にしたアントワーヌは、アンナが子供を授かるための巡礼に行くことを耳にした。アンナは霊的指導者として有名な、聖母のアンマに会いに行くという。頭痛に悩むアントワーヌを見ていたアンナは、アンマは頭痛も治せるだろう、と伝えた。
アントワーヌはアリスとの出会いをアンナに語り始める。
アンナはもう会えないかもしれない、と言い残し、アントワーヌの前から去っていった。
映画『アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲(プレリュード)』のあらすじ【転】
アントワーヌは病院で診察を受ける。頭痛の原因は血栓で、いつ破裂するか分からない、と告げられる。アントワーヌはインドでの治療を拒み、病院を出ていってしまう。
レコーディングに戻ったアントワーヌだったが、アンナのことが頭から離れず、後を追いかけて合流する。アントワーヌは両親のことをアンナに話した。
２人はガンジス川を渡り、沐浴をしに向かう。アントワーヌはサミュエルからの電話に代わり、アリスがインドに来ることを伝え、迎えを依頼した。
沐浴するアンナを、アントワーヌはじっと見つめる。
アンナはアントワーヌが旅についてきた理由を、頭痛のためなのか、自分のためなのかを尋ね、アントワーヌが頭痛のためだと答えると、アンナは涙を流した。
アリスがインドに到着し、サミュエルは自らの運転で迎えに行く。
アントワーヌとアンナは、お互いのパートナーに悪いことをしているという自覚があった。２人はお互いに惹かれていることを伝え合うが、アントワーヌは友人として旅を続けることを提案する。
映画『アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲(プレリュード)』の結末・ラスト（ネタバレ）
アンマがいる聖地に到着した２人は、アンマの抱擁を受けた。
２人はホテルで身体を重ねてしまう。
２人が朝食を共にしていると、アンナに電話がかかってくる。サミュエルは、電話に出なかったアンナに疑いの目を向ける。アントワーヌの元にもアリスから電話があり、４人は空港で合流することになった。
アントワーヌはアンマを信じていなかったが、抱擁を受けてから頭痛が治った、と語る。サミュエルは、電話が通じなかったのはアンナだけではなく、アントワーヌも同じ時刻に電話が繋がらなかったことを問い詰めた。
アンナはサミュエルに泣きながら謝罪するが、サミュエルは別れを告げ、アリスもアントワーヌを許すつもりはない、と伝える。４人は別々の道を歩むこととなった。
数年後。アントワーヌは空港で、自分と同じ名前の少年を連れたアンナに再会する。アントワーヌはすべてを察するが、２人は言葉少なに別れた。
アントワーヌは再会したことが頭から離れず、花を持ってアンナの元を訪れる。
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映画『アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲(プレリュード)』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
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