この記事では、映画『マーメイド・イン・パリ』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『マーメイド・イン・パリ』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0058605
製作年 | 2020年 |
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上映時間 | 102分 |
ジャンル | ドラマ |
監督 | マチアス・マルジウ |
キャスト | ニコラ・デュヴォシェル マリリン・リマ ロッシ・デ・パルマ ロマーヌ・ボーランジェ |
製作国 | フランス |
映画『マーメイド・イン・パリ』の登場人物(キャスト)
- ガスパール・スノウ(ニコラ・デュボシェル)
- 祖母が営む老舗バーでかつてパフォーマーをしていた男性。激しい失恋をし、恋を忘れていた。親切で、若い頃は獣医になることを夢見ていた。
- ルラ(マリリン・リマ)
- 人魚の女性。怪我をして、セーヌ川に打ち上げられ倒れていたところをガスパールに助けられる。
- ロッシ(ロッシ・デ・パルマ)
- ガスパールの部屋の隣人。女性。少しおせっかいなところがあるが、ガスパールに幸せになってほしいと願い、見守っている人物。
映画『マーメイド・イン・パリ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『マーメイド・イン・パリ』のあらすじ【起】
バーのパフォーマーのガスパールがマイクを持って情熱的な愛の歌を高らかに歌っている。そんなガスパールに、独り身をだっしようとする意思がないのなら孤独になるぞと忠告をする女性がいた。その夜ガスパールは大切なノートを見返して、思い出に浸る。
ガスパールは店主と家族のことで言い合いになり、店内をぐちゃぐちゃにして去っていく。
その帰り道、セーヌ川でぐったりとしている人魚を見つけた。ガスパールは心配して声をかける。上着を着せて、心臓が動いているかを確認し、病院へ人魚を運んだ。
しかし保険証がなく生年月日もわからないため、受付に診察を断られてしまう。そこへたまたま屋外にいた病院の医者が人魚の診察をしてくれた。しかし人魚の歌声が不思議な力を発揮して、その医師は体調が悪くなる。
ガスパールは人魚を自宅へ連れていき、面倒を見ようとする。人魚も知らない環境を怖がっているようだった。ガスパールは子どもの頃に獣医になりたかったと話し、人魚の手当を試みて親切にしようとする。
人魚はルラと名乗った。
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映画『マーメイド・イン・パリ』のあらすじ【承】
ガスパールは食事を摂らないルラに、カトラリーの使い方を教え、食事の食べ方を教えた。
日が2度登るまでに帰らないと死んでしまうというルラ。「あなたが死んでしまっては困るのだ」と話すルラだったが、体に異変を感じないガスパールは取り合おうとしない。
その晩、ルラを助けようとして歌声を聴いた医師は危険な状態となる。
ルラによると彼女の歌を聴いて恋に落ちた男は、心臓が破裂して死ぬのだという。ルラはガスパールの心臓を心配して海に還してくれるよう頼んでいたのだった。しかしガスパールは過去の失恋で恋する気持ちを忘れている。
ガスパールが外出すると、隣人のロッシが部屋に忍び込んできた。ロッシは、ガスパールは歌手の女性が好きで、以前こころを奪われたのだという話をルラに聞かせる。
ガスパールの祖母が開いたお店フラワーバーガーでは愛の歌をレコーディングすることができた。ガスパールが大切にしていたノートにはその様子が記録してある。驚きと誇りのためだけに生きるパフォーマーのノートの未来を、ガスパールは祖母に託されていた。
映画『マーメイド・イン・パリ』のあらすじ【転】
ガスパールは少し傷が良くなったルラを海に還すことを決意する。そこでふたりで最後に魚料理を食べ、仲良く弾き語りをしながらレコードを作った。
ルラはこれまでの通りに命を奪うことができなかったガスパールに興味を持ち始めている。
しかし、ガスパールは激しく心臓が痛むようになり、残された時間が短いことを感じた。ルラは人に恋をするのはどんな気持ちか知りたがる。
ルラを海に還す夜、ふたりはおしゃれをしてフラワーバーガーへ出かける。ネイルをしドレスを着てヘアアレンジをしたルラはとても綺麗だった。
ガスパールとルラは互いの話をする。
人魚は昔から人間に追害されてきており、ルラは漁師に母を殺されていた。ガスパールは彼女の辛い過去に寄り添う。
そこでふたりの録音レコードが店内に流れ、ガスパールとルラは仲良くダンスをした。
ガスパールは自分が死なないと信じ切っており、ルラと離れたがらない。ルラに恋をしており、面倒を見るから一緒に暮らそうと申し出る。
しかしルラは、それは危険なことだからと拒否をした。
映画『マーメイド・イン・パリ』の結末・ラスト(ネタバレ)
ガスパールは次々とルラにサプライズを用意していた。別れ際に全て披露をするガスパール。
その合間、一瞬ガスパールが家を出た隙に、ルラはロッシに助けを求める。このままではガスパールが死んでしまうことを説明し、ガスパールの部屋から出るのを手伝ってほしいと伝えた。そうしてルラは病院へ運び込まれる。
同じ頃、ルラの居場所を危険な状態の医師のパートナーが追っている。怒り狂った彼女はルラを確保し殺そうと考えていた。人の助けを借りてルラとガスパールは病院を出て、川へ向かう。道中ルラは、ガスパールとの思い出に浸っていた。
川でルラを離した直後、ガスパールは倒れてしまう。
後を追っていたロッシが、すぐに倒れたガスパールを救おうと手を尽くした。命を取り留めたガスパールは後日、生物学者よりルラが流した涙でできた真珠を受け取る。それはルラがガスパールのことを大切に思った証だった。
そうしてガスパールは、ルラがいない毎日を歩んでいこうと一歩を踏み出す。
映画『マーメイド・イン・パリ』の感想・評価・レビュー
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映画『マーメイド・イン・パリ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『マーメイド・イン・パリ』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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