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映画『ボリショイ・バレエ 2人のスワン』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ボリショイ・バレエ 2人のスワン』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『ボリショイ・バレエ 2人のスワン』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0039204

製作年 2017年
上映時間 131分
ジャンル ドラマ
監督 ヴァレリー・トドロフスキー
キャスト マルガリータ・シモノヴァ
アンナ・イサエヴァ
アリーサ・フレインドリフ
アレクサンドル・ドモガロフ
製作国 ロシア

映画『ボリショイ・バレエ 2人のスワン』の登場人物(キャスト)

ユリア・オルシャンスカ(大人:マルガリータ・シモノヴァ / 子ども時代:エカテリーナ・サミリナ)
貧しい家の生まれの娘。音楽的才能や柔軟性、身体能力の高さを持っており、町で踊りを披露して観客の荷物から盗みを働いて生活していた。勇気があり、思い切りが良い。
カリーナ(アンナ・イサエヴァ)
ボリショイバレエ学校でユリアと出会い、ライバルとなる。踊りの才能が認められており、家も裕福。母にバレエの道をとても応援されている。
ウラジーミル・ポトツキ(アレクサンドル・ドモガロフ)
幼いユリアが町で踊りを踊っているのをみて才能を見出そうとバレエを教える。かつては有名なバレエダンサーだったが、アルコールに夢中になり人生を棒に振ってしまった。
ガリーナ(アリーサ・フレインドリフ)
ボリショイバレエ学校の教師。口が悪いが愛情深いところがある。ウラジーミルの旧友で、ユリアを紹介される。ユリアの才能を見出しサポートをする。
アントワーヌ(ニコラ・ル・リッシュ)
ボリショイバレエの主役級ダンサー。

映画『ボリショイ・バレエ 2人のスワン』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ボリショイ・バレエ 2人のスワン』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ボリショイ・バレエ 2人のスワン』のあらすじ【起】

ボリショイバレエの稽古場で練習を終えたダンサーたちが出ていくと、ダンサーユリアは一人でストレッチをし、手摺につかまってバーエクササイズを始めた。それはバレエ学校時代から何年も続けてきた基本のエクササイズだった。

バレエ学校の入学試験の時、周囲の女の子たちは先生や親がつききりで練習している中で、ユリアは付き添いの男性ウラジーミルに酒代をせびられる。
面接では大人に失礼な態度を取るも、ウラジーミルの旧友であるバレエ学校の先生ガリーナに踊りを見せるよう言われ見事なダンスを披露した。
そうしてユリアはボリショイバレエ学校に合格する。

バレエ学校の同級生でよきライバルのユリアとカリーナ。学生たちは、2人のうちどちらかが長く回転を続けることができるかのゲームに賭ける。一方ガリーナと教師たちは、卒業公演の主役・オーロラ役をユリアとカリーナのどちらに踊らせるかを議論していた。

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映画『ボリショイ・バレエ 2人のスワン』のあらすじ【承】

ユリアはお金がなく、バレエ学校の食事以外にはお菓子や食べ物をもらえない。そこで小さい頃にガリーナが、部屋の掃除を手伝う代わりにお小遣いをあげる秘密の約束をした。
そこでユリアはガリーナの記憶障害を知る。頻繁に記憶を失うことがあるガリーナは、バレエ学校にその病気のことを隠していた。
ガリーナはボリショイ劇場で主役を踊った時につけた高価な耳飾りをユリアに贈り、いつかユリアがボリショイ劇場で踊る時につけるようにと薦める。

卒業の年になったユリアとカリーナは、同級の男子生徒ミーチャと『眠れる森の美女』の主役パートのリハーサルをする。
実はミーチャはカリーナが好きで、恥ずかしくなりうまくパートナーシップを発揮した踊りをすることができない。そのことをミーチャに相談されていたユリアはカリーナに「ミーチャはカーチャがすきだからうまく踊れないのだ」と教えた。

カリーナもミーチャのことがすきだった。カリーナは2人での練習中にミーチャに思いを伝えるも、卒業公演までは踊りに集中したいから協力してくれるよう伝える。

映画『ボリショイ・バレエ 2人のスワン』のあらすじ【転】

ユリアはカリーナの母に、お金を渡す代わりに卒業公演の主役を辞退するよう言われる。屈辱を感じ、悲しんで泣いていた電車の中で優しくしてくれた男性に惹かれ、ついていってしまうと一夜を過ごした。翌日は学校公演の大切なリハーサルの日だったが、ユリアは知らない男と朝を迎え、稽古場に遅刻してしまう。

教師に叱られるもユリアは正式に主役に決まった。嬉しい知らせを胸に帰省すると、暮らしに困窮する母と弟たちを目の当たりにして驚いてしまう。実の母にモスクワの優雅な踊り子と言われても、ユリアは決して母を悪く言わない。

卒業公演本番の日、カリーナに衣装を着るよう促したユリアは「私は今日踊らない」といなくなってしまう。実はカリーナの母の取引に乗り、卒業公演中にお金を実家に送金しに行ったのだ。カリーナはオーロラ役を見事に務めあげる。

バレエ学校を卒業しバレリーナとなった2人。スター的ダンサーのアントワーヌの引退公演についての取材があり、ユリアとカリーナも登壇する。
カリーナはその公演『白鳥の湖』で主役に選ばれていた。

映画『ボリショイ・バレエ 2人のスワン』の結末・ラスト(ネタバレ)

その頃ボリショイバレエの群舞にいたユリアだったが、変わらず先生相手でも悪態をついてしまう。時には心ないことを言われ涙をすることもあったが、『白鳥の湖』のカリーナの代役にユリアは選ばれた。

カリーナはアントワーヌに惚れていた。ボリショイバレエでスターの彼が多くの女性と関係を持っていることを不満に思い、ユリアもそうして代役に抜擢されたのではないかと疑う。カリーナとユリアはけんかをしてしまった。

そうして迎えた『白鳥の湖』の本場、カリーナは足を怪我したと連絡をし、舞台に現れなかった。そこで今度は本番の日に、ユリアがカリーナの代役として主役を踊ることになる。

アントワーヌはユリアを勇気づけようとし、初めてボリショイ劇場で踊った時のことを話した。劇場に迷い込んだ小さな女の子の夢に溢れた瞳を見て彼女のために踊ったのだという。
その少女は実は、昔のユリアだった。

勇気をもらったユリアはガリーナに学生時代にもらった耳飾りをつけて『白鳥の湖』の主役に挑む。舞台に登場し、大きなジャンプを華麗に披露した。

映画『ボリショイ・バレエ 2人のスワン』の感想・評価・レビュー

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映画『ボリショイ・バレエ 2人のスワン』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『ボリショイ・バレエ 2人のスワン』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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