この記事では、映画『ホテルニュームーン』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ホテルニュームーン』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0056633
| 製作年 | 2019年 |
|---|---|
| 上映時間 | 95分 |
| ジャンル | ドラマ |
| 監督 | 筒井武文 |
| キャスト | ラレ・マルズバン マーナズ・アフシャル 永瀬正敏 小林綾子 |
| 製作国 | 日本 イラン |
映画『ホテルニュームーン』の登場人物（キャスト）
- ヌシン・タワコル（マナーズ・アフシャル）
- 娘のモナとふたり暮らしをしている女性。娘とは友達のように仲がいい。母は年老いており、時々面倒をみにいく。学校で子どもに教える仕事をしている。
- モナ・タワコル（ラレ・マルズバン）
- ヌシンの娘。大学生で、学校の男子学生から人気がある。サハンドという学生と交際しており、とても仲がいい。
- タナカ（永瀬正敏）
- ヌシンとモナの親子の周りにいる唯一の日本人。親子としばらく接触はなかったが、モナがタナカのことを知ろうとすることで再び交流が生まれる。
- サハンド（アリ・シャドマン）
- モナの恋人で、良き理解者。少し嫉妬深いところがある男子生徒。
映画『ホテルニュームーン』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『ホテルニュームーン』のあらすじ【起】
ヌシンは近いうちに引っ越しをするため、娘モナと新しい家を訪れていた。
楽しく会話していると何者かから電話があり、ヌシンはモナに鍵を預けて部屋をでていく。
ヌシンは診察室に呼ばれ、医者に手術を薦められた。帰り道に仲良くモナとおしゃべりをしながら車を運転するヌシンは、用事があるという娘に門限を伝え見送り、自分は帰宅する。
夜になりモナが帰ってきた。帰宅前に、自宅の階下で男性と話し本を借りてきたモナをヌシンは監視するように見ている。
ヌシンは本を読みながら夕食を食べるモナを注意し、階下の男性との仲を尋ねた。本を貸し借りするだけの仲だという娘に、男は注意するべきで危険な相手だから近づかないよう伝えた。
夜誰かと電話をするヌシンは片言の日本語で近況を話し、お金を送ること、また自分から電話ををかけることを伝えた。
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映画『ホテルニュームーン』のあらすじ【承】
その後ヌシンは車で出かけ、モナはそれを追うためタクシーを頼む。
ホテルを訪れたヌシンはタケシタナカに用事があるとフロントに伝える。本人には会えなかったが、預かりものの包みを受け取ってきた。モナはその様子をタクシーから見ている。
モナはヌシンに秘密で自分のパスポートを家中探すも見つからず、隠されているようだと察する。そこでモナの日本語の母子手帳や日本語のテキスト、知らない男性と母と自分が映る写真を見つけた。
学校で授業を終えたヌシンが帰宅すると、モナがサハンドを家にあげていたのを見て娘の頬を叩いてしまう。モナと彼はそのまま家を飛び出した。
これまで母の言いつけを守っていたモナだったが、サハンドはずっと不満だったようで別れ話になってしまう。しかし別れ話は彼の芝居で、「浮気の証拠写真まである」と言いながら先ほど探し出していたモナのパスポートを渡してくれた。
ヌシンはタナカと会い、謝りながらお金を返す。モナの様子を気にするタナカに、娘には何も話してないことを言い、娘に絶対に会わないでくれとお願いした。
映画『ホテルニュームーン』のあらすじ【転】
その直後、ヌシンをつけていたモナがタナカの前に現れる。ヌシンの娘を名乗り英語で話しかけるが、タナカは先ほどヌシンに渡されたばかりのお金を置いて席を立った。
別の日、叩いたことを謝りたかったヌシンはモナをカフェに誘う。そこでモナはカナダに留学したいことや、すでに大学を見つけていることを打ち明けた。すれ違う親子はうまく話ができない。
帰宅後にモナは日本人タナカの映る写真について母を問い詰め、タナカに渡したはずお金を持ってなぜこれを日本人に渡したのかと質問した。
答えてもらえず祖母の元へ行くモナは、自分の父親を訊ねる。祖母の元を出たモナは次にホテルを訪れ、タナカと話をしようとする。
その頃ヌシンの勤務する学校にサハンドが訪ねてきた。モナと随分連絡がつかないという。
モナの居場所を知りたい、何かわかったら連絡をくださいと良い残してサハンドは帰っていった。彼は、急に日本について気にし始め、連絡がとれなくなったモナとの今後の関係を心配し涙を流す。
映画『ホテルニュームーン』の結末・ラスト（ネタバレ）
タナカとモナは2人で話をする。タナカ夫婦はかつて、日本滞在中につわりで働けなくなったヌシンを助けてくれた人だった。
着物や鯉のぼりなど日本文化をヌシンに教えたタナカ。モナに当時の話をし、モナの父親がわりになりサポートをしようと申し出る。
その様子をサハンドが見ていた。嫉妬心に駆られたサハンドは、タナカに向かってお前は誰なんだと殴りかかろうとする。
モナは誤解を解こうとし、説明をするから少し待っていてくれと頼んだ。
タナカにすべてを聞いたモナは、母を避け流ようになり宿泊所に部屋をとった。
タバコを吸い、母が訪ねてきてもなかなかドアを開けようとしないモナだったが、次第に母の苦しい過去を理解しふたりはやがて和解する。
そして元の友達のような親子に戻り、ヌシンの手術の日にも立ち会う。そうして冗談を言い合うもとの仲良し親子となった。
映画『ホテルニュームーン』の感想・評価・レビュー
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映画『ホテルニュームーン』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ホテルニュームーン』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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