映画『タイムリーパー未来の記憶』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『タイムリーパー未来の記憶』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『タイムリーパー未来の記憶』の作品情報
映画『タイムリーパー未来の記憶』の登場人物（キャスト）
映画『タイムリーパー未来の記憶』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『タイムリーパー未来の記憶』の感想・評価・レビュー
映画『タイムリーパー未来の記憶』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

映画『タイムリーパー未来の記憶』の作品情報

出典：https://video.unext.jp/title/SID0060507

製作年	2019年
上映時間	92分
ジャンル	SF スリラー
監督	トニー・ディーン・スミス
キャスト	エイドリアン・グリン・マクモランマグダ・アパノヴィッチジョン・カッシーニフランク・カッシーニ
製作国	カナダ

映画『タイムリーパー未来の記憶』の登場人物（キャスト）

ジェームス（エイドリアン・グリン・マクモラン）: 幼い頃から未来を断片的な映像で見ることができる特殊な能力を持つ。母の死を予見しながら、助けられなかったことを悔いている。
アンジェラ（マグダ・アパノヴィッチ）: 過去に辛いことが多くあって、孤独な女性。運命は変えられると信じている。
エリオット（ビル・マーチャント）: ジェームスの養父。通称教授。科学者として先進的な研究を行なっていた。施設からジェームスを引き取って育てた。
レイ（ジョン・カッシーニ）: 地元のギャング。ジェームスに予知能力があることを知っている。
サル（フランク・カッシーニ）: レイのいとこ。最近まで刑務所に服役していた。ジェームスとは古くからの知り合い。
テリー（アレクス・ポーノヴィッチ）: サルの刑務所仲間。殺人罪で服役していた。深く考えずに行動してしまう。

映画『タイムリーパー未来の記憶』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）

映画『タイムリーパー未来の記憶』のストーリー（あらすじ）を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『タイムリーパー未来の記憶』のあらすじ【起】

ジェームスはドアを叩く音で目を覚ました。その瞬間「家賃を払わないと追い出す」という男の映像が見える。起き上がり、ドアを開けるとさっき見た通りの男が同じことを言った。しかも、その男と金を払う自分の映像が次々と脳内に映し出されていった。

ジェームスはその現象を説明する。「今見てることは全て過去に起こっている。自分は時空のもつれを捉えて過去に起きたことを見ることができる。」

ジェームスは、襲われていた女性・アンジェラを助ける。彼女と恋人として過ごす映像が見えた。アンジェラを誘おうとすると、サルという旧友がやってきて、話があると言う。

ジェームスはレイに引き合わされる。レイはジェームスの能力を使って盗んだダイヤを安全に売り捌こうとしていた。ジェームスはダイヤをやりとりする場面が見えて、前金とダイヤを預かって引き受けた。

ジェームスが部屋に戻ると、アンジェラが訪ねてきて、シャワーを貸してほしいと言う。部屋に入ると、写真を見て家族の話をする。ジェームスは養父のエリオットのことを話す。

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映画『タイムリーパー未来の記憶』のあらすじ【承】

その頃、サルとテリーはジェームスからダイヤを奪う計画を立てていた。ジェームスは自分が殺されることを予知した。その瞬間、テリーが押し入ってきた。アンジェラを連れて急いで逃げ出した。

田舎を走っていると、車がエンストした。ジェームスはこれから起こることを予言し、実際にその通りになる。ジェームスは未来のことが断片的に見えると告白する。殺される映像が見えたことも。

モーテルの部屋を取り、金庫にダイヤを預けた。

ジェームスはレストランで能力のことをアンジェラに話す。7歳の時、母親が自動車事故で死ぬことを予見しながら、助けられなかったと。見たことは変えられないと言うジェームスにアンジェラは「運命は変えられないなんて最悪ね」と答える。

モーテルに戻るとダイヤは消えていた。危険を感じて二人はエリオットの家に逃げた。レイに関わって自分が死ぬ場面を見たと言うと、エリオットは「選択肢はあった」と怒り出した。「うまくやれば未来は変わる」と言う。

映画『タイムリーパー未来の記憶』のあらすじ【転】

レイがサルとテリーを連れてエリオットの家に入ってきた。ジェームスがダイヤを盗んだと思い込んでいた。ジェームスとエリオットを地下に閉じ込め、アンジェラに事情を聞いた。その時庭で銃声がして、パニックになったレイはアンジェラを撃ってしまった。

エリオットは注射器を取り出して、ジェームスに薬物を打った。ジェームスが目を覚ますと若いエリオットがいた。ジェームスが持っていた注射器には「タイムトラベルできる物質」が入っていたと言う。ジェームスは過去にタイムトラベルしていた。
自分が幼い頃に描いた絵は自分が撃たれるものだったのに、なぜかアンジェラが撃たれた。ジェームスは未来は変えられると言い出す。

ジェームスは自分に注射し、過去を変えようとする。テリーから自分とアンジェラが逃げるのを手伝い、モーテルの金庫からダイヤを持ち出した。

エリオットの部屋にダイヤを隠し、自分とアンジェラが来るのを庭に隠れて見た。物音がして、どこからかジェームスは肩を撃たれてしまった。

映画『タイムリーパー未来の記憶』の結末・ラスト（ネタバレ）

注射を打つと、アンジェラに出会う前の時間に戻った。自分とアンジェラを会わせまいとするが、失敗し現代のエリオットの家に戻ってきた。

意識が遠のく中で、子供の頃にエリオットが話したことを思い出す。母親が死んだから、ジェームスは生きている。命には命をと。

ジェームスはふらふらになりながら、テリーと闘う。テリーが持っていた銃が暴発して、庭に潜んでいたジェームスの肩を撃ち抜いた。

ジェームスはアンジェラを救うため、レイの銃撃を受けた。ダイヤを持ってきたサルを見て、裏切り者だと告発する。レイとサルが揉めるとテリーが入ってきて、レイを撃つ。ダイヤを持って二人は逃げた。

ジェームスは、瀕死の状態で若いエリオットの研究室にタイムリープした。エリオットに「変えられなかった」と訴える。自分を見つけて養子にしろと言い残して、ジェームスは息絶えた。

アンジェラは肩に銃撃を受けたが、生きていた。肩を撃たれたジェームスは、タイムリープする前にアンジェラの声に気がついた。ジェームスは立ち上がって窓越しにアンジェラに微笑みかけた。

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