この記事では、映画『THE UPSIDE 最強のふたり』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『THE UPSIDE 最強のふたり』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0046760
| 製作年 | 2019年 |
|---|---|
| 上映時間 | 125分 |
| ジャンル | ヒューマンドラマ |
| 監督 | ニール・バーガー |
| キャスト | ケヴィン・ハート ブライアン・クランクストン ニコール・キッドマン ゴルシフテ・ファラハニ |
| 製作国 | アメリカ |
映画『THE UPSIDE 最強のふたり』の登場人物（キャスト）
- デル（ケヴィン・ハート）
- 刑務所を出所したばかりの黒人。養育費を払わず、妻子に見放されている。
- フィリップ（ブライアン・クランストン）
- 事故により、四肢が麻痺した白人の大富豪。妻を亡くし、偏屈で孤独な老人。
- イヴォンヌ（ニコール・キッドマン）
- フィリップが信頼する助手。優秀で生真面目。
- ラトリス（アジャ・ナオミ・キング）
- デルの妻。息子・アンソニーを一人で育てた。デルに怒って追い出した。
- リリー（ジュリアナ・マルグリーズ）
- フィリップの文通相手。直接会ったことはない。
映画『THE UPSIDE 最強のふたり』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『THE UPSIDE 最強のふたり』のあらすじ【起】
大都会を暴走するスポーツカー。警察に追い詰められ、運転手は捕まった。男は助手席の老人が急病だと言って、病院に車を走らせた。
6ヶ月前、車椅子に乗るフィリップが退院した。同じ頃、デルは就職斡旋所で手続きをする。刑務所を出たばかりで、働く意欲がない。しかし、職場に面接に行ってサインをもらってくるように厳しく言われる。
フィリップは担当の介護者が気に入らず、解雇した。四肢が麻痺しているフィリップには介護者が必要で、助手のイヴォンヌは応募者の面接を行う。裕福なフィリップの求人にはたくさんの応募者が殺到していた。
デルは間違ってフィリップの面接会場に迷い込む。待っている間に書斎に入り込んで、本を一冊盗み出した。面接に乱入してサインが欲しいだけだと粗暴な振る舞いをするデルだが、フィリップは自分のことを特別扱いしないデルを気に入って採用すると言う。
デルは妻と子供に会いにいく。息子のアンソニーに持ち出した本をプレゼントする。しかし養育費も払わないいい加減なデルを妻は追い出す。
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映画『THE UPSIDE 最強のふたり』のあらすじ【承】
働いて家族のところに帰りたいデルは、フィリップの介護を引き受ける。助手のイヴォンヌは反対し、３回ミスしたらクビにすると宣言する。
介護の知識がないデルはあっという間に、２回のミスを重ねる。
デルはフィリップをスポーツカーに乗せて、画商の店に出かけた。フィリップは亡くなった妻が好きだったという絵を高額で買い取った。また、妻が初版本を集めていたことをデルに話した。かけがえのないものだったと知ったデルは本を持ち出したことを後悔する。
デルは、急いで車を走らせ、本を返してもらおうとする。しかし妻に拒否される。イヴォンヌに呼び戻され、勝手に車を使ったことを責められ、クビを宣告されるがフィリップが庇って留まることになった。
その夜、呼吸困難になったフィリップをデルは助けた。公園に連れ出し、四肢麻痺になった原因を聞く。大好きなパラグライダーの事故で判断を誤ったことをフィリップは話す。
二人はホットドッグを食べながら、フィリップの著書の話などをしながら楽しく過ごした。フィリップは会話の内容から、デルには知性があることを見抜く。
映画『THE UPSIDE 最強のふたり』のあらすじ【転】
部屋でデルが絵を描いていると、レシーバーからフィリップとイヴォンヌの声がした。愛を告げているように聞こえる。イヴォンヌに確認すると手紙の代筆をしていると言う。デルは、文通相手の女性・リリーのことを詮索し始め、手紙の番号に勝手に電話をかける。フィリップは渋々留守番電話に伝言を残した。
デルが完成した絵をみんなに披露すると、一同は出来栄えに驚く。
フィリップの誕生日、フィリップとデルはアンソニーと一緒に街に出た。その日少しだけ親子の仲は改善する。しかし、プレゼントした本を返して欲しいと頼むと盗んだことがばれた。アンソニーは怒って本をフィリップに突き返した。
気まずい車内で、もう盗みはやらないと誓うデルをフィリップは許した。
家に帰ると誕生日のサプライズパーティが準備されていた。不機嫌な対応のフィリップを諌めると、珍しく激昂したフィリップとデルは喧嘩になった。しかし、フィリップの気持ちを読んだデルが、代わりに破壊行為を行うとスッキリしたフィリップはパーティーに出席する。
その席で傲慢な友人を丸め込んで、フィリップはデルの絵を５万ドルで売りつけた。
映画『THE UPSIDE 最強のふたり』の結末・ラスト（ネタバレ）
リリーからフィリップに電話があり、二人は会うことになった。車椅子であることを事前に話すべきか迷うフィリップ。何も言わないまま、レストランで待ち合わせた。リリーは、フィリップの事情をネットで調べて知っていた。
話が弾む二人だったが、フィリップのシャツについたソースを見るとリリーは黙り込んでしまった。フィリップが自分との出会いはどうかと問うと、リリーは自分には重荷だと話す。傷ついたフィリップは、デルの責任だと怒ってデルを解雇した。デルは絵を売った金で、妻と息子のために新居を契約する。
数ヶ月後、真面目に働くデルにフィリップの不調が知らされる。デルはフィリップをドライブに連れ出した。警察とカーチェイスをしてフィリップを楽しませたデルは、そのまま車を走らせた。デルの計らいで、車椅子のままパラグライダーで空を飛ぶことができたフィリップは大喜びし、デルに感謝した。
その後、離れていたイヴォンヌとも再会を果たし、フィリップに笑顔が戻った。デルは家族が待つ家に帰った。
二人は今でも友達である。
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映画『THE UPSIDE 最強のふたり』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『THE UPSIDE 最強のふたり』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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