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映画『ウォーキング with ダイナソー』あらすじネタバレ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『ウォーキング with ダイナソー』の概要:2013年制作アメリカ・イギリス・オーストラリア合作の恐竜ドキュメンタリー映画。BBC放送の脅威の恐竜王国をモチーフに作られた作品である。アラスカを舞台に恐竜の生態をリアルに描いた映画。

映画『ウォーキング with ダイナソー』 作品情報

ウォーキング with ダイナソー

  • 製作年:2013年
  • 上映時間:88分
  • ジャンル:歴史、アクション
  • 監督:バリー・クック、ニール・ナイチンゲイル

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映画『ウォーキング with ダイナソー』 評価

  • 点数:75点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

映画『ウォーキング with ダイナソー』 あらすじネタバレ(ストーリー解説)

映画『ウォーキング with ダイナソー』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

映画『ウォーキング with ダイナソー』 あらすじ【起・承】

白亜紀後期のアラスカが舞台。
季節が冬になると餌を求めパキリノサウルスは大移動する。
体の小さいパッチはパキリノサウルスの子供で、アレックスという鳥類を相棒に日々楽しく暮らしていた。
パッチの長所は好奇心旺盛なことと勇敢なことである。
そんなパッチの父親もまた強く、パキリノサウルスの群のボスであった。
パッチにはスカウラーという兄がいるが、彼は父を尊敬している。

南に向かう途中のこと。
パッチ達一行は山火事に巻き込まれる。
この騒動に便乗して肉食恐竜がパッチ達に襲いかかってきた。
パッチ兄弟以外は全滅。
彼はジュニパーというガールフレンドの群に合流することに。
ここでもまた肉食恐竜が襲ってきた。
今度こそダメだと思ったとき、パッチ兄弟とジュニパーは群れからはぐれてしまう。

そこに通りかかった草食恐竜の群れに紛れることに成功したパッチ達。
しかしジュニパーが足を怪我してしまった。
彼女を心配し一緒に歩くパッチは群れから置いてきぼりにあう。
いつ敵が現れるかもしれない森を心許なく歩く二頭。
しかし明るく、気丈なパッチのおかげでジュニパーがもといた群れと再会出来た。

映画『ウォーキング with ダイナソー』 結末・ラスト(ネタバレ)

あれからどのくらい経ったのか。
パッチもジュニパーも多くの経験をし、恐竜として成長した。
パッチの兄のスカウラーは父を尊敬していることもあり、群のリーダーとなった。
しかし彼には決定的に足りない物があった。
それは状況判断の素早さである。
このことが欠けていたせいで、自分の群れを危ない目に遭わせてしまう。
パッチはそんな兄の群れを助けてあげるが、兄はパッチが自分の群れのリーダーになろうとしていると勘違い。
兄弟で決闘することになった。

結局パッチが負けた。
しかし仲間に励まされ何とか復活したパッチはジュニパーを追いかける。
群に追いついた時、そこにはまたしても肉食恐竜・ゴルゴザウルスが現れる。
ここでスカウラーがピンチに陥った。
兄はパッチに自分を置いて逃げるよう指示を出すが、パッチは戦おうと決意。
その姿を見た仲間も参戦し、ついにあのゴルゴザウルスに勝つことが出来た。
パッチはこの一件で誰もが認める群のボスになり上がるのだった。

映画『ウォーキング with ダイナソー』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『ウォーキング with ダイナソー』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

思っているよりも子供向け

本作品の売り込みはBBCで放映していたものをベースに、ドキュメンタリー映画にしているという内容であった。
しかし作品としてそれは年齢層を選んでしまうということからか、実際はかなり子供向けの映画に仕上がっている。
恐竜の想像できる学術的見解を映像にしているものと思って見ると、損をしたと思うかもしれない。
物語は1頭の恐竜が自分の持ち前の勇気と知恵でボスにのしあがる話なのだが、ナレーションも恐竜同士の会話も入る。

恐竜の種類や特性もストーリー上説明をしなくてはいけないところに入るだけ。
教科書や参考書のようなものではない。
昔恐竜が好きだった大人が復習のために見ようとするならオススメしない。

映像はリアル

物語は簡易的にまとめられているが、映像そのものはやはりクオリティーが高い。
恐竜がアニメーションというよりも、博物館などで上映されているようなキャラクターになっているのも好感がもてる。

子供向けに作られていることが気にならなければ、大人でも満足のいくCG技術であろう。
親子で鑑賞するのにも値する迫力であることは間違い無い。

吹き替えで見るな

この映画は字幕で観ることをオススメする。
そもそも恐竜がいるのはアラスカなので日本語は全く必要ない。
というよりも、言葉は必要ない。
この台詞やナレーションのせいで全く内容が薄くなり、むしろうるさいとさえ感じてしまう。
思い切って台詞無しというのを試して欲しかった。
しかも吹き替えは全く合っていなく、見るに堪えない。
イメージ全部が崩れてしまうためもし見るなら字幕が良い。


BBC発のドキュメンタリー作品ということで、自然の脅威や恐竜の知られざる実態を知れるナショナルジオグラフィックのような作品を期待して鑑賞しましたが、恐竜の子供の成長からボスになるまでを描いた子供向けの教育番組のような作品でした。
リアルで迫力のある映像は子供だけでなく大人も楽しめると思いますが、ストーリーが子供向けなので個人的には期待が大きすぎた分ガッカリしてしまいました。もう少し恐竜の生態など学びに繋がる描写があるとより楽しめると思います。(女性 30代)

映画『ウォーキング with ダイナソー』 まとめ

本作品は面白かったという意見も多い。
しかしBBCの流れで大人向けの教養番組を想像していた人には、残念な出来上がりであった。
何故恐竜は会話するはめになったのか謎だらけである。
これならいっそもっとアニメーションにしてくれた方が良かった。

しかし良い箇所ももちろんある。
最新CG技術を駆使しているため映像は素晴らしく、迫力もある。
この映像だけ見るのにはもちろん価値がある。
親子で見たい人にはオススメであるだろう。

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