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映画『祈りのちから』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『祈りのちから』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『祈りのちから』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0026467

製作年 2015年
上映時間 120分
ジャンル ファミリー
ヒューマンドラマ
監督 アレックス・ケンドリック
キャスト プリシラ・シャイナー
T・C・ストーリングス
べス・ムーア
製作国 アメリカ

映画『祈りのちから』の登場人物(キャスト)

エリザベス(プリシラ・シャイラー)
不動産屋に勤務するキャリアウーマン。娘のダニエルを大切にする優しい母親だが、夫のトニーに対してはいつも不満が溢れており、彼に嫌味を言ったり、喧嘩をしたりするのは日常茶飯事となっている。足が疲れがちで家族にマッサージを求めるが、臭いために断られることが多い。
トニー(T・C・ストーリングス)
エリザベスの夫。製薬会社のエリート営業マンで、社内での評価は高い。出張も多く、同時に出張先での誘惑も多い。エリザベスに傲慢な態度を取りがちで、あまり家に帰りたくないと思っている。ジムでバスケットボールをすることで息抜きをする。
クララ(カレン・アバクロンビー)
亡き夫との思い出の詰まった家を売り、息子と暮らすことにした老女。敬虔なクリスチャンで、エリザベスに、信仰と祈りを捧げることの大切さを説く。饒舌で明るい。
ダニエル(アレーナ・ピッツ)
エリザベスとトニーの娘。毎日のように両親の喧嘩を目にし、何も言えずに委縮する。同時に、共働きの両親が自分に深く関わってくれないことに寂しさを感じている。音楽とアイスクリームと、縄跳びが好きで、ダブルダッチのチームに所属している。

映画『祈りのちから』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『祈りのちから』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『祈りのちから』のあらすじ【起】

不動産屋のエリザベスは、製薬会社のやり手営業マンである夫トニーと、ダブルダッチに夢中な娘ダニエルと共に3人で暮らしている。

トニーは仕事を理由に家庭を顧みず、エリザベスとは喧嘩ばかりしているので、ダニエルはいつも悲しかった。
その日は、ダニエルが学校で、成績表をもらってきたので、エリザベスに見せた後トニーにも見せようとしたが、エリザベスが家庭の資金を、困っている妹の口座に移したことがきっかけとなって喧嘩を始め、ダニエルの成績表はテーブルの上に置いたままだ。

トニーは仕事を終えて帰宅しても、趣味のバスケットボールをしに行ってしまうし、日曜に家族揃って教会に行っても、他の女とアイコンタクトを交わして微笑み合う。

ある日エリザベスは、亡くなった夫との思い出が詰まった家を売りたいという老婦人クララの家を訪れた。

クララはよくしゃべる元気な婦人で、クララは、3番目に好きな部屋と2番目に好きな部屋をエリザベスに見せた。
2番目に好きな部屋の壁には、「叶えられた祈り」という題の、聖書の言葉が書かれた額が飾られていた。

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映画『祈りのちから』のあらすじ【承】

翌日、エリザベスは家の価格交渉のためにクララの家を訪れた。

真剣に価格の交渉をしようとするエリザベスに、クララは唐突に家族と信仰心について訊ね始めた。
根掘り葉掘り聞いてくる真意が分からず、エリザベスは戸惑いながら「立ち入り過ぎではないか」とクララに言ったところ、クララは「あなたは昔の私に似ている。私と同じ地雷を踏まないで欲しい」と忠告めいた返答をした。

エリザベスは思わず、結婚生活が上手くいっていないことをクララに打ち明けた。
それに対してクララが「私の1番好きな部屋を見せてあげる」と言ってエリザベスを連れて行ったのは、ウォークインクローゼットだった。

その壁にはびっしりと、聖書の中にある、人生についての祈りの言葉が書かれた紙が貼ってあった。
クララは「祈りこそが私の戦略」と言い、エリザベスに「週に1時間だけ私にくれたら、正しい戦い方を伝授するわ」と提案した。
エリザベスは「少し考えさせて下さい」と答えた。

その夜、ダニエルが「両親は自分に無関心だ」と泣くのを目の当たりにしたエリザベスは、自責の念にかられた。

映画『祈りのちから』のあらすじ【転】

エリザベスはこのままではいけないと気付き、週に1時間、クララから人生の戦い方を学ぶ時間に充てることに決めた。

クララに夫の愚痴を延々と語るエリザベス。
クララは「あなたは戦う相手を間違えている。ご主人を愛し敬うべき」と諭す。
何から始めていいのか分からないというエリザベスに、クララは1冊のノートを手渡した。
そこにはクララの戦略すなわち祈りの言葉が記されていた。

エリザベスも自宅のクローゼットの中で聖書を学び始めた。

ある日、駐車場にいたエリザベスとクララの前にナイフを持った青年が立ちはだかり「金を出せ」と迫った。
エリザベスが慌てて金を取り出そうとすると、クララが「ナイフをしまいなさい。イエス様の御名の下に」と青年に迫り、青年はたじろいで逃げて行った。

エリザベスは、クララの強さに感動し、さらに熱心に聖書の勉強とお祈りをするようになった。

ある日、エリザベスはトニーの浮気を知り、ショックを受けるが「夫に私を裏切らせないで下さい」とひたすら祈った。

エリザベスは、日々祈ることで前向きになっていく自分を感じた。

映画『祈りのちから』の結末・ラスト(ネタバレ)

出張から戻ったトニーは、エリザベスのスマホを見て、彼女が自分の浮気に気付いていることを知る。
しかしエリザベスはトニーを責めることもなくいつも通りに食事を作ってくれる。

トニーが仕事で不正を行ったことが露見し解雇されても、エリザベスは「私がもっと仕事を頑張るわ」と言う。

トニーはエリザベスの外出中にクローゼットの中を見て驚く。
壁には、トニーへの愛の言葉や、家族のための祈りの言葉が書かれた紙がびっしりと貼ってある。
トニーは今までの自分を恥じ、涙を流した。

エリザベスはトニーに「私は結婚生活を諦めていない。あなたを愛している」と語り、2人は涙を流しながら手を取り合い、やり直すことを誓った。

ダニエルも、父との絆を取り戻すことができた。

トニーは、横流しするつもりだった薬品サンプルを会社に返却した。
会社側は、その勇気に免じて、告訴はしないとの決断をした。

さらにトニーは、ダニエルのダブルダッチのチームに入り、娘と共に大会に出場。
結果は2位という好成績だった。

家族の絆は深まり、トニーには新しい仕事が見つかった。

映画『祈りのちから』の感想・評価・レビュー

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映画『祈りのちから』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『祈りのちから』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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