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映画『アンネ・フランクと旅する日記』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『アンネ・フランクと旅する日記』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『アンネ・フランクと旅する日記』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0072227

製作年 2021年
上映時間 99分
ジャンル アニメ
歴史
ファンタジー
監督 アリ・フォルマン
キャスト ルビー・ストークス
エミリー・キャリー
マイケル・マロニー
製作国 ベルギー
フランス
ルクセンブルク
オランダ
イスラエル

映画『アンネ・フランクと旅する日記』の登場人物(キャスト)

キティー(ルビー・ストークス)
アンネが日記の中で描いた想像上の友人。隠れ家の人々がどうなったかを知らず、日記から抜け出し、アンネや彼女の一家の行方を捜して旅に出る。
アンネ・フランク(エミリー・キャリー)
ナチスの支配を逃れ、アムステルダムの隠れ家に住んでいたユダヤ人の少女。現在、隠れ家はアンネ・フランク博物館として公開されており、世界中の人々が見物に訪れている。
オットー・フランク(マイケル・マロニー)
アンネの父。アンネが13歳の誕生日を迎えた日に日記帳をプレゼントした。隠れ家に住んでいた8人のユダヤ人のうち、唯一戦後まで生き残り、アンネの日記を出版した。
ペーター(ラルフ・プロッサー)
難民の少年。アンネの博物館で観光客相手にスリを働いていた。キティーに恋し、彼女の旅路を途中から手助けする。

映画『アンネ・フランクと旅する日記』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『アンネ・フランクと旅する日記』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『アンネ・フランクと旅する日記』のあらすじ【起】

アムステルダムにあるアンネ・フランク博物館では、早朝から見物客が列を作って開館を待っている。外は嵐が吹き荒れ、博物館に雷が落ちた瞬間、衝撃でアンネの日記の展示ケースが割れてしまう。染み出たインクが人の形を取り、アンネが日記の中でキティーと名付けた、一人の少女が姿を現した。

警備員や館長が様子を見にやってくるが、キティーの声や姿は誰にも気づかれることはなかった。

キティーはアンネの家を見学に訪れる人々を眺めていた。彼女が日記を手に取ると、当時の思い出が鮮やかに蘇る。アンネが父オットーから13歳の誕生日プレゼントに日記帳をプレゼントされたこと、学校でボーイフレンドたちに囲まれていたことなど、キティーは昔を懐かしく思い返す。
 
なぜここにアンネたちがいないのか。キティーはアンネたちを探すべく、日記を持って博物館の外へ出て行った。「私が見える?」と町の人に尋ねると、「ああ見えるとも」と返事があり、キティーは安堵する。そして人を探すにはどこへ行けばいいかと尋ね、警察へ向かうことにした。

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映画『アンネ・フランクと旅する日記』のあらすじ【承】

警察に着いたキティーはアンネを探していると伝える。アンネがどこにもいないと訴えるキティーに、警察官は「アンネ・フランクはあちこちに存在する」と言って彼女を外へ連れていった。ここから見える橋や劇場、病院のすべてがアンネ・フランクにちなんだ施設だと言う警察官に、ふざけているのかと怒るキティー。しかしそこに一本の電話が入り、日記が盗まれたことを知った警察官は、キティーを犯人として捕まえようとする。

なんとか警察官を撒いたキティーはスケート場にたどり着いた。そこには不法移民の難民たちがたむろしており、キティーはその中に前日博物館でスリを働いていた少年を見つける。ペーターというその少年に人を探していることを伝えると、突然キティーの体がほどけ始めた。彼女が本当に日記の中の人物だと知ったペーターは驚き、キティーを博物館に連れ戻した。

映画『アンネ・フランクと旅する日記』のあらすじ【転】

後日ペーターは博物館にキティーを探しにくるが、彼女の姿は見えなかった。警察はキティーと関わりがありそうなペーターを尋問するが、彼は彼女が日記の人物だと伝え、それ以外の情報は一切話さなかった。博物館の中にいる限りキティーは実体を持たない。かつての住人が隠れ家に残した宝石を見つけたキティーは、アンネを探すため、日記と宝石を持って博物館から逃亡した。

警察の追跡を避けるため、宝石と引き換えに服を買って着替えたキティーは、まずアンネの名前のついた学校へ向かった。

学校の図書館でオットーの回想録を読み、ついにアンネたちに起きた出来事を知ったキティーは、ひどくショックを受ける。その後、アンネの劇場へ行き、日記を基にした舞台を観ていたが、正しい日記とセリフが違うことを立ち上がって指摘する。注目を浴びたことで周りに日記を盗んだ犯人と気づかれ、危うく捕まりそうになったところを脱出したキティーは、ペーターによって難民たちのあばら家に匿われた。

映画『アンネ・フランクと旅する日記』の結末・ラスト(ネタバレ)

キティーはペーターと一緒にアンネの足跡をたどる旅に出た。二人は列車に乗って、アンネが移送されたユダヤ人の強制収容所を一つずつ訪ねていく。そしてベルゲン・ベルゼンにたどり着き、アンネと姉のマルゴーの慰霊碑を見たキティーは涙を流して悲しんだ。

アムステルダムに戻った二人は、明日難民の強制送還が行われることを知る。脱出のために用意されていた熱気球にメッセージを書いて掲げ、キティーは集まった群衆に向かって呼びかける。アンネは建物に名前を残すために日記を書いたのではない、大事なのはページではなく、日記を読む多くの子どもたちに伝えるメッセージだと語る。

キティーの訴えは聞き入れられ、難民たちは送還ではなく、新しい家を与えられることとなった。

難民の少女に日記を与え、キティーはペーターと初めて言葉を交わしたスケート場で彼とキスをする。彼女の体は、日記と離れたことでインクになってほどけ、空に消えていった。

映画『アンネ・フランクと旅する日記』の感想・評価・レビュー

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映画『アンネ・フランクと旅する日記』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『アンネ・フランクと旅する日記』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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